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中国で使えるおすすめVPN【2024年4月~9月検証】

ネット検閲が厳しい中国でインターネットを楽しむなら、検閲を回避できる手段は必須です。

その手段の代表例がVPNです。

短期的な滞在であれば、レンタルWi-Fiや携帯のローミング機能でも対応できますが、長期滞在をするなら価格面でも使い勝手の面でもVPNがおすすめです。

しかし、中国政府はVPNに対しても規制をしていることから、中国から接続できないVPNも少なくありません。

今回は、VPN LifeがおすすめしているVPNサービスについて、中国人スタッフと協力して実施した中国での検証結果をまとめました。


VPNの接続検証を実施した都市

この半年間でVPNの接続検証を行った中国の都市は、以下6つです。

  • 天津市

  • 上海市

  • 蘇州市

  • 南昌市

  • 寧波市

  • 廈門市

2024年5月上海にて

中国では都市によって接続の安定性が異なる場合があるので、VPN Lifeのスタッフで手分けをして上記の都市で確認しました。

なお、都市ごとに接続の安定性が異なるのは一般のアプリも同様で、たとえば中国では使えるとされるZOOMも、場所によっては接続が不安定になるためVPNがないと使えないことがあります。

12vpxは安定感抜群

中国での安定感が抜群なのは12vpx(旧12vpn)です。

VPN Lifeでは2011年から12vpxを利用していますが、これまで中国本土で接続できなかったことは一度もありません。

その安定性の高さから、YouTube動画等の管理を任せている中国人スタッフの分も、個別に契約してアカウントを持たせています。

価格が高いというデメリットはあるものの、中国で安定してインターネットを楽しみたいなら、その対価は決して高くはないでしょう。

12vpxは、中国からアクセス可能な専用リンクを用意しているという点もポイントが高いです。

なおVPN Lifeのクーポンを利用すると、12vpxを30%OFFで利用できるようになります。

詳しくは12vpnのレビューページをご覧ください。

MillenVPNも安定感がある

MillenVPNも安定感があります。

MillenVPNを中国で利用する場合は、「MillenVPN Native OpenConnect」の設定が必要です。

利用する場合は、中国渡航前にアプリをダウンロードし、パスワードとサーバーロケーションを事前にセッティングしておきましょう。

サーバーによっては、12vpxやExpressVPNに比べると、通信速度が少し遅く感じるときがあります。

事前にサーバーをセッティングするときに、5つか6つくらいのサーバーを登録しておくとよいでしょう。

ExpressVPNはサーバーによって安定感が異なる

ExpressVPNも古くから中国での対応をしているVPNとして有名ですが、最近はサーバーによって安定感が異なります。

今回の検証では、シンガポールのサーバーが比較的安定して使えました。

中国でVPNを使うなら2つ以上は契約しておこう

中国でVPNを利用するなら、2つ以上契約しておくことをおすすめします。

万が一1つのVPNサービスへのアクセスを規制された場合に、予備としてもう1つを持っておくと、リカバーできるからです。

ただし、いざというときに予備も使えないと困るので、予備のVPNも定期的に接続確認しておくようにしましょう。

中国でおすすめのVPNについては、以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

動画でも解説しているので、あわせてご覧ください。


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