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グラレコをかくひとが頭の中でやっていること

 グラフィックレコーディング(以下、グラレコ)。きいてかく。その間にやっていること。それはこれからかこうとするものを頭の中でイメージすることです。

学びはじめの人が見落としていること

 グラレコをはじめて見た人に言われることがあります。よくこの短時間で聴いた内容をまとめられますね。
 学びはじめの人によく言われることがあります。聴き取ったとしても何をかいたらよいのかわかりません。

かく前にかく


グラレコを熟達者はかく前にかいている

 かく前にかく。かく前にかこうとしているものを頭のなかにかきます。その内容を実際にペンを使ってかけば良いのです。
 頭の中にかくものが浮かばないのです。そういうお話もよくききます。これにはいくつかのパターンがあるのでそれを事前に実践します。

  • 書籍等で見たことがある図やフレームワークをにする

  • 絵が思い浮かぶなら絵にする

  • 聴いた言葉をそのまま文字にする

大きな象も一口ずつ食べる

 「聴く→かく」ではなく「聴く→かく前にかく→かく」と段階を踏みます。グラレコの熟達者はこの「かく前にかく」が得意です。それはたくさんの実践、場数でたくさんのストックを持っているような状態になっています。

かく前にかければ楽に楽しくかける

 書く前にかく。これを意識して日頃からかくようにします。するとこの書く前にかくの能力は向上していきます。
 さらにこの「かく前にかく」を無意識、無自覚にできるようになるとさらに、楽に楽しくかけるようになります。

かく前にかくを効率的に学ぶ方法を開発したい

 グラレコを教える。これは私のライフワークだと思っています。かく前にかく。これを効率的に学べる方法を開発していきたいと思っています。

楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。