グラレコの上達度を客観的に観測する方法があります
グラフィックレコーディング(グラレコ)を学んでいる人。私の周りにも増えてきていると思っています。
一方、どれぐらいの上達度か。客観的に知る方法が無い。そう思ってはいませんか。
私、楽描人カエルンにはその方法があります。
グラレコの上達度の評価指標
客観的に観測する。では評価をどうすれば良いのでしょうか。皆さんならどうしますか。
グラレコを考えたとき大切なことはいくつかあります。
私が考えた評価軸。これは①かくスピードの速さ、②文字の丁寧さ・見やすさ、③絵の丁寧さ・見やすさです。
評価項目を客観的にみる方法
かくスピードは定量的です。一方、文字や絵の丁寧さや見やすさは定性的です。後者について評価するのは何らかの基準が必要です。
その基準とは何か。グラレコのお手本を示し、それをそっくりそのまま写し取る。それもある一定時間(A4サイズのお手本の場合45分)における、分量、正確さに落とし込めば良いということに気づきました。
「#グラレコ写経」というワーク
この考え方でうまれたのが「#グラレコ写経」です。
やり方はとっても簡単。45分以内でとにかく全部かいてもらいます。そして、かく要素がかいてある場所がお手本からどれだけずれているから、文字や絵が丁寧にかけているか、色は塗りむらなく丁寧に塗られているか。これらの評価をするのです。
私が実施するワークショップでは、事前課題として取り組んでいただきます。そして出来上がったものを事前にアップロードしていただきます。これはで300例以上を見ていることもあり、瞬時にレベルがわかります。
自己評価でも良い
私の絶対評価以外にも自己評価でも良いと思っています。前述した評価軸。これらを5点満点で点数をつけます。1ヶ月後に再度やってみます。そしてその点数を比較する。これなら自分で上達を実感できます。
このやり方の良いところは自分が苦手なところも露わになるということ。苦手なものについて上達するように工夫をしていく。これで上達のためのメルクマークになるという考えです。
ミートアップ「グラレコロッジ」でどうぞ
「#グラレコ写経」はどうすれば実施できるのか。「#グラレコロッジ」という無料のミートアップを不定期(殆どは土曜日の午前中)に実施しています。
ぜひ参加してみてください。
参考文献
楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。