かく前にかく―頭の中にイメージを予め持つ方法とは?
かく前にかく。これからかこうとするものを頭の中にイメージする。それを写し取る。ではそのイメージはどうやって作れば良いのでしょうか。
イメージがないまま手をこまねいている
グラフィックレコーディング(以下、グラレコ)を学びはじめたひとが陥るのがこれです。これからかこうとするものがイメージできない。故にかけない。
どうやればかくまえにかこうとするものをイメージできるのか。謎ですよね。
図や絵と言葉/文字は試行錯誤の仕方が異なる
イメージを作るためには「試行錯誤が必要」ということを以前(記事:アウトプットを良くするにはたくさん試行錯誤する)かきました。
図/絵
図や絵についてはたくさんの量をかく。これが大事だと思います。この時大事なのは消しゴムは使わないこと。ひたすらどんどんかいていく。失敗したらバッテンで消す。これが大事です。
消して直すというのは非効率的です。やってみると分かるのですが、かく&消す&再度かくで3倍の時間がとられます。これは非常に効率が悪いです。
言葉/文字
実際に話してみる。Twitterでつぶやく。ワードプロセッサー(Word等)やテキストエディタ(メモ帳)でひたすら入力する。これらをおすすめします。
大事なのは試行錯誤が楽なツールを選ぶこと。話すならどんどん言い直す。ワープロやエディタは気にいらなければどんどん削除して入力し直す。
図/絵、言葉/文字でやり方が違う理由
やり直しのしやすさと脳の処理の違いだと思います。
前述しましたが、図/絵はやり直しをしてしまうと多大な時間を浪費します。一方、言葉/文字はキーボードの入力さえ速ければいくらでも簡単に修正できてしまいます。
図や絵、文字は試行錯誤の仕方が異なると思っています。これは脳の処理する領域が異なっていることからです。
どんどん試行錯誤してかく前にかくをより良く
活動量を増やす。これによりかく前にかくの能力がどんどん向上します。アウトプットがよくなってくるとやる気も出てきます。成長を実感すること。これは成長にとても大事です。
より良い学び方を発見していきます
私自身を振り返ってみても日々実験をしているような感じです。より良いものは皆さんどんどん共有します。皆様の学びのお役に立てるようにしたいと思っています。
楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。