コンフリクトの根源である悲観を楽観に変える ― ライブドローイングが役立つ訳
コンフリフトの真の原因はなにか。それは未来を悲観すること。ライブドローイングとは未来を楽観に変えコンフリクトを解消します。
コンフリクトが起こる原因はなにか
そもそもコンフリクトの起こる原因は何なのでしょうか。それは未来を悲観してしまうことです。
対話/打合せ/会議。人が集まって何らかの結果を出そうとするとき。必ずと言っておこること。それがコンフリクトです。
そういう状況に陥るのはなぜか。それは未来を悲観しているからです。楽観していればそもそもコンフリクトを起こす必要がありません。
コンフリクトを避けるなら悲観を楽観に変える
コンフリクトを避ける。結論は未来を悲観することをやめ楽観すれば良いのです。
悲観を楽観に変える。利害関係者が侃々諤々、喧々囂々することになります。つまり多大な時間と労力が生じます。
これを端折ろうとする。そもそも時間も労力もないから諦める。そうなってくるとその問題に向き合うのをやめる。もしくは手っ取り早い解決方法。それが暴力です。暴力といっても肉体的に相手を傷つけることだけではありません。コトバによるもの。態度によるもの。無言でいる無視するも暴力です。
これだと、結果は出るが人間関係が最悪になる。結果はでないが人間関係は保たれる。この2つのいずれかに陥りがちです。
未来は悲観から楽観に変えられる
未来の悲観を楽観に変える方法があります。それも暴力を使わずに。それがライブドローイングです。
ヒトのコミュニケーション。音声言語に頼りがちです。音声言語が円滑に働く。そのためにはコンテキストが共有されている必要があるのです。
一方、コンフリクトが起こっているとき。その場合はコンテキストが共有されていません。こうなると音声言語は脆弱です。
ライブドローイング。その時、その場で対話、打合せ、会議でやりとりされている内容を可視化すること。ビジュアル化すること。文字/絵/図解にしていくことです。
コンテキストが共有されていない場合。ライブドローイングだと相互理解のための時間を短縮化します。
その理由は簡単です。通常の対話では相手が理解してるかどうかは相手が発したことばから推定します。一方、コンテキストが共有されていない場合、そのコトバ自体が機能しません。ライブドローイングの場合、文字/絵/図解、そしてそれをかくに至るまでの「間」。口調/態度。これらの身体性。コトバだけでは伝わらないものまで伝わるようになります。
大事なのはライブドローイングの実践
ライブドローイングの実践。これがコミュニケーションを改善する。より多くの人が一緒に協働し結果を出す。これらの良い結果をもたらします。
ライブドローイングは一見難しいことの様に思えます。しかしライブドローイングはスキル。理解/分解/再構築を経て誰でも行えるようになるのです。
ライブドローイングを一緒に学んでいきましょう。
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