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牡羊座が示す意味

占星術について普段あまり馴染みがなかったせいか、ニュースレターを書きながら、各サインの意味について未だにピンとこないことが多かったので、覚え書きをかねて、意味や性質について簡単にまとめてみたいと思います。
今回は、一番始めの星座である「牡羊座」について。
牡羊座の各分類や照応については、以下の通り。

2区分:男性 / 3区分:活動宮 / 4区分:火
ルーラー:火星 / タロット:皇帝

星読みテラス「牡羊座徹底解説」、TarotNavi「タロットと占星術の照応」より

活動の星座で火のエネルギーに溢れています。牡羊座自体が始まりの星座で、生まれたての新鮮なその”熱”により、何かを始めたいという衝動がふつふつと湧いてくるのかもしれません。

獅子座の火のイメージが「動かずゴウゴウと燃え燃える太陽や焚き火」なのに対し、牡羊座は「華やかでスピーディーに現れる流れ星」に例えることができるでしょう。
まさに、活動している火なのです。
牡羊座の勢いの良さと華やかさ、そしてずっと同じ状況にとどまるのではなく常に進化・向上したいと望む質を表すには、「流星のごとく現れた!」なんて表現がぴったり。
多くの人に勇気を与える流れ星。牡羊座はまさに勇気と自信のリーダーなのです。

星読みテラス「牡羊座徹底解説」より

キーワードは「行動力」と「前進力」。自らを信じ、他を率いる力を牡羊座は持っているのです。

新しく始めたこの「note」においても、まさに私の中の牡羊座がその力を発揮し始めたのかもしれません。何かを創造することは新しい何かを生み出すこと。それは、始まりの境界線から必要なものを引っ張り出すことであり、始まりに位置する牡羊座に与えられた役割でもあるのかもしれません。

ちなみにサビアンシンボルにおいても、19度で「創造」のキーワードが出てきます。

牡羊座19度 東洋的な魔法の絨毯
日常の現実に対して一歩超越し立場を確保して、心を自由にするには、やはり現実世界から逃げ出すよりも、もっともっとポジティブに想像力や、創造心を発揮することが大切だ。現実から逃げ出すと、落ち込みしかないことは、17度の体験で十分に推理できた。19度の人は、力強く気炎を吐きつづけることで、日常の退屈さが自然に遠退いていく。これは魔法の絨毯。創造的な心が創造的でありつづけるかぎり、絨毯は地上からわずかに浮遊してとどまることができる。その状態でしか思いつけないたくさんのアイデアがある。人類は最大限に頭を使って工夫することで、自然界の条件を乗り越えてきた。冬には暖房を、闇には照明器具をつくり出して、自然という大地を遠ざけて生きることができるのは、すべて想像力のなせる業。この度数の持ち主は、こうした先読みのアイデアや企画、工夫する能力が強い。発明家になるべきだ。ときには驚くほど大言壮語の人もいる。

apricot通信「サビアン辞典」より

創造力という”気炎”を吐き続ける。まさにアウトプットし続け、継続することが大切という事ですね。
時には周りのレスポンスが無いことでモチベーションが下がってしまうこともありますが、そのことに囚われて歩みを止めてしまうことはもったいないことかもしれません。常に前向きな姿勢を心掛けていきたいものです。

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