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カウンターの中のR。
ゲイバーのカウンターの中の人とちらちら目が合う。向こうは僕より一回りは年下な感じ。
初めて見かける店子さん。Rと呼ばれているらしい。お店混んできているし、邪魔しちゃ悪いし、普通にしていようとするんだけど、やっぱ時々、ちらちらと見てしまう。
お客さんがはけて落ち着いてきて、僕もそろそろ店を出るかなあというところで、勇気を出して声をかけてみる。
向こうも声を掛けたかったみたいで、「だよね。やっぱり思ったよね。」と声を合わせることに。
似てたのである。お互いすぐに気が付くくらいそっくり。横顔も、眼差しも。
「世の中には自分に似ている人が3人いる」と言うけど、そのうちの1人に会った夜。 そして、僕に似たそいつもゲイなのを知った夜。顔が似てると性的指向も似るのか?
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