見出し画像

日常が非日常に変わる瞬間

あと1週間で日常が非日常に変わる。
大学を卒業するのだ。
私は2年間の短期大学で美術を専攻してる。
卒業制作も残すところ本展示のみとなった。
今日は卒業制作の賞レースの結果発表の日
感傷的になっても許して欲しい。

この2年間はあっという間で儚く溶けて輝いていた。

友達とあとちょっとと言い続けながら作業した日も
お家で映画みようと座椅子にぎゅーぎゅーになった日も
提出完了したから飛ぶまで飲もうと誓った華の金曜日も

もう1週間で終わるのだ。

この2年私は正直、ドキドキワクワクする映画みたいな学生生活は送れないと思っていた。

私の通う大学は第1希望の大学ではなくて浪人覚悟で最後に挑んだ大学だった。
あとから聞くと誰でも入れるぐらいのレベルだそうだ。
確かに2年で芸術を学びにくるのは変なやつとしか言えない。私自身がいい例だ。

でも、だから、この環境がいい刺激だった。
2年間と言う短い期間、それを知ってこの大学を選んだ人達、たぶんこの先出会えないであろう色んな考え方の友達ができた。住めば都なのだ。

昨日みた夢の話、今1番見たい映画の話、好きな音楽、戦争、海外旅行、たくさんの話をした。

もっともっと話したかったけどあと1週間。

次の環境ではどんな人と出会えるのか。
どんな話ができるか。
何を話そうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?