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こうして思考は現実になる②(パム・グラウト)実験の全記録

パム・グラウトの「こうして思考は現実になる②」の実験記録をすべて公開しているブログが意外と少ないことに驚いた。ここに私の実験記録をまとめておきます。


実験1 「朝いちばんの力」の命題

実験結果

これは実はもう記事にしているのでリンク貼る。しょっぱなからびっくりささせられる。

実験2 赤い薬の命題

この実験は、自分で意図したものが現実に現れることを確かめることで自分が世界を創っているということを実感するもの。世界は自分の見たいものだけを反映した姿だということになることを。宇宙に「注文」すれば、注文通りのものが届くということを。実際には、3日間という期限内で、本に書かれている指定の8つのものや事柄を意図して、本当に自分の目の前に現れるかと見るというもの。

実験結果


・腹を抱えて笑う=成功
普段からお笑い番組を結構見るほうなのですが、とはいえ「腹を抱えて」笑うものはそんなに多くはない。なのに、これを意図した直後、とあるバラエティ番組で呼吸が苦しくなるほど笑ったのでさすがにびっくりしたw

・子供の頃に遊んだおもちゃ=失敗というかむしろ成功?
これ、自分が子供の頃に遊んだおもちゃが何なのか全然わからない、覚えていない、ピンとこなくって。そもそも自分の経験にデータとしてないので今の現実にも現れなかったという意味では成功ではないかと考えられる

・高校時代に大好きだった曲=成功
YouTubeのFIRST TAKEでちょうど若かりし頃によく聴いた歌がアップされていた!

・222という数字=失敗
これは意識しすぎてしまったかな? 1月12日、12時12分には時計見たけど、222ではなかったな。

・ビーチボール=成功!
今回の実験で一番びっくりしたのがこれ。今は真冬なので、ビーチボールなんてたぶん無理では?と思っていた。どうやって見たかというと、どうぶつの森の実況動画をたまたま見ていたら(いつも見てるわけじゃない)、その配信者さんの「もちもの」の中に「ビーチボール」があったのだ・・・・!!!これには思わず声が出てしまった笑

・おしゃれな帽子をかぶった老人=失敗
見なかったなw
・赤ちゃんの笑顔=成功
ふつうに見た
・自分宛てのメッセージが書かれた広告=??
何を自分宛てととらえるかが微妙でよくわからなかった。

…ということで、3日間で8つのものを探す実験、結果は5個見つかりました!期限を付けたわりに60%以上の成功率はすごい。やっぱりビーチボールには感動してしまった。

実験3 「自分の物語」の命題

自分が自分に対して貼っているレッテル、思い込みをひっくり返すと、正反対のほうを裏付ける証拠も同じくらいたくさん見つかるという実験。

私は自分の外見と英語の能力について3つの思い込みを挙げてみた。

横顔がかわいくない
太ももがなかなか痩せられない
英会話が苦手

ずっと長らく突破できていない気がするこの3つ…

実験結果

この実験で私にとってはめちゃくちゃ大きな発見があった。正反対の事実と言えるのかはわからないけれど、たしかに、少なくとも、その思い込みを証明するような出来事が一切起きていないことに気がついてしまったのだ。

実験4 「私はすべてを愛している」の命題

自分がムカついている人に感謝できることを積極的に探すことで、分離という勘違いから目覚め、すべてのものを愛していることを思い出す。そうすることで想像のエネルギーと一体になる、すべての意図が実現するということを体感する実験。
これ、実は実際やることが2つあって、ムカついている人の良いところ探すほかに、「カラフルな付箋にいい言葉を書いて色々なところに貼る」ことで’愛のテロリスト’になるという実験もある。いつも行くカフェの現金に貼ってもいいし、図書館で借りた本にこっそり貼って返すのはどうかと本で提案されている。これはやりにくいこともあるかもしれないので面倒がってやらない人が多そうだけど、なにげに結構重要な気がして。私はちゃんと実験したいので、早速カラフルな付箋を買ってきて、英語で気分の良い引用句を書いた。

これをしれっと街のどこかに貼ってきちゃおうと思ってる

実験結果

これは何か目に見えて結果があらわれるというよりも、「今までにない視点を経験することで気分の変化を感じる」ことに大きな意義があると思った。実際、付箋を、とあるショッピングモールのZARAの棚と、会社のフリーアドレスのデスクに置いてきた。それを誰かが時間差で発見して、根拠もなく良い気分になるかもしれないことを想像しただけで、なんだかワクワクした。それ自体、今までに意識したことのない感覚だった。

そうか、今ここから、想像力だけで、気分を変えることができるのか…

これってヤバイことに気がついたのでは…?!

実験5 「お金の大嘘」の命題

めちゃくちゃ正直に書くと、この命題のチャレンジから、なんだか興醒めしてしまった。やっぱりパム・グラウトはエイブラハムではないと。そして私の更新も止まった(笑)。でも今振り返って、この記録を完成させようと編集画面を開けた。とりあえずこれは実験の記録なので、冷静に何をどう感じた書いておくことは、それだけでも価値になるはずだから。

ここでは、古い価値観にありがちなお金に対する既成概念(ミーム)を10個見直したあと、新しく取り入れるべきそれを6個紹介されている。そのあと、実際にお金を見ず知らずの人に渡したり、道端でコインを探したりするというのが実験内容。

実験結果


私が興醒めしたのは、まずこの電子マネー・クレジットカートの時代に、アメリカで、お金を実際に触ることは非常に少ないなかで、この大都会マンハッタンで本に書かれているようなことをする(根拠もなく突然お金を他人に渡す、落ちているコインを探す)と想像した時、正直なところ一番最初にイメージとぴったり重なるのは、街にいるホームレスだったからだ。昔、それも街のカフェでコーヒー一杯を数ドルの紙札を出して買っていたような時代にはこの実験は楽しかったかもしれない。行きつけのカフェでいつもの店員さんに数ドル多く渡したり、数ドルに小さなメッセージ(実験4)を忍び込ませたりしたら、物質的な豊かさと感情的な豊かさの両方をうまく経験できたかもしれない。この本の初版は2014年。今から10年も前だ。シンプルに、時代に合った実践本が出てほしいと願う。

実際、この実験で私が実物のリアルな紙幣や貨幣を目にすることはなかった。それでも、この実験を始めた直後の仕事のミーティングの話の中で先輩が「1ドル」と口にしたのには感動してしまった(笑)

実験6 新月からのメッセージの命題

テレビやスマホで見るニュースではなく、自然界からのメッセージを感覚で受け取る、感じる実験。

今、すべての実験を終えてからこの文章を書いているが、振り返ってみて、この実験6が私をいちばん変えたかもしれない。

私の一番最初のスピリチュアル体験は小学校5年生の時、ボランティア活動で学校の代表として地域の少年自然の家に合宿した時。初日の夕方、湖畔の田んぼの周りをゴミ拾いして歩く。夏の夕焼けのなか、田んぼの向こうにそびえる雄大で隆々とした山を見上げたその瞬間、私と、そこにいたみんなを包み込み舞い上げるような風がブウヮ〜〜〜ッと吹いて、「ようこそ(地球へ)」という声がはっきりと脳に聞こえた。ものすごくあたたかくて、幸せな気分が脳から身体中に駆け巡った。

実験結果

ちょうどその実験を始めた2日目の真冬の朝、少ーしだけ湿っ気のある空気感で、何かを思い出しそうな感覚になった。私が大好きな仕事をしていた東南アジアの空気か。自分の誕生日が近い夏の始まりを彷彿とさせる空気か。とにかく私を高揚させた。
久しぶりにお花を飼ってきて飾ったら、その匂いでふとおばあちゃんを思い出す。

…というふうに、私にとって自然は何かを「思い出させる」もの。そしてどれもポジティブ。確かエイブラハムも言っていることだけど、なぜスピリチュアル的に自然と触れるのが良いかというと、気分を変えることがだれでも簡単にできるから、という。「気持ちよさ」を感じることが、容易だから。物事がうまくいっていないとき、八方塞がりになったとき、何はともあれ自然に足を運び、身を浸して、一瞬でも「ホッ」とできたら、そこから気分は変えていける。その一瞬が、どんな状況でも一旦ゼロに戻して、そしてプラスに変えていけるフックになるのだ。

この実験を通じて、自分は自然を感じられる・四季を感じられる生活がしたいと純粋な気持ちを思い出す。マンハッタンで生活して9年、セントラルパークが近くにない限り、自然を感じて生きるのがほぼ不可能なコンクリートジャングルに、よくこの田舎娘が10年弱もいられたものだ。

実験7 予言者の命題

ここでは、言葉が現実創造しているということを再確認する。今まで口癖になっていたネガティブな言葉を発見し、3日間その正反対の言葉を口にする。
詳しい内容は本書に譲るとして、私がいちばんグサッときたのがこの文章

ニューヨークからカリフォルニアに行きたいなら、西に向かわなくてはならない。言葉を使うときもそれと同じ。人生で行きたい方向に、言葉のエネルギーを送り出さなければならない。

実験結果

実験はそれなりにしたけども、とりあえず上の言葉がグサグサ刺さりすぎて…。ずっと自分のうまくいっていないことが、なぜうまくいっていないのかがわかりすぎた。行きたい方向と矛盾した行動をしたり、気持ちが分散して、その分エネルギーも分散しているからだ。
そこで会社で嫌いな同僚が思い浮かんだ。いつもキレ気味で焦り気味の彼女だが、自分のしたいように物事や人を動かしているように見える。ああいう性格にはなりたくないのだけど、なんだかんだ自分の思う方向に物事がなっていくのを観察すると、彼女は、「エネルギーを良くも悪くも、一点集中させている」ということがはっきりと分かった。自分の思い通りにならないなら喚き散らす。人を傷つける。自分だけ良ければそれでいいという言動をとる。良いことではないし関わりたくはないのだけれど、その分、なんやいろいろと気持ちが分散している人に比べたら、怒りのエネルギーさえも使って、しっかりと”ニューヨークからカリフォルニア”に向かっているのだ。


実験8 プラシーボ効果の命題

水に15秒間手をかざしてプラシーボ水を作る。自分の気になる症状を思い浮かべ、その水を3日間飲むことで症状に変化が起きるのを体験する実験。

実験結果

レイキと似ている。宇宙のパワーを手に集め、その気を水に移す。私はちょうど左のこめかみに気になるニキビ跡が残っていたので、それで実験。確かに薄くなった(笑)これは補足的な話なんだけど、ハッピーちゃんの「イマココ7days」でとても似たようなことをすることができる。手にはすべての神の叡智が降りてきているので、少しこすって温めて、両手の間にまるい球体のエネルギーがあるのを感じる。しばらくそのまるさを感じたり、ビヨーンと引き伸ばしたり、もみもみしたりしてエネルギーで遊ぶ。その手を首に当てたり、みぞおちに当てたり、「手当」する。イマココ7daysの2クール目の5日前夜だったか、静寂の中でそれだけをじっくりやって寝落ちできる回があるのだが、それがすごい。それ以来、肌の質感が変わってしまった。つるふわほわほわ(笑)
個人的には、水にエネルギーをいれるよりも、「手に神の叡智がすべて詰まっている」というほうがスッと入ってきた。

実験9 「やった!月曜日が来た!」の命題

目に見えないエネルギーの力、大いなるもの、無限の可能性のフィールドが確かにあると、感じるための実験。

実験結果



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