見出し画像

吹き抜けにシーリングファン。でも効果がいまいち。そんな時は?

先日お客様から、こんな質問をいただきました。
「家には、シーリングファンが付いているのだけど、そんな時もサーキュレーターは使えるのかしら?」

使えます!

実際、弊社の社長も併用していて、その部屋に置かれている観葉植物は見事にしげり、ペットのラブラドールは気持ちよさそうに寝ています。
前回の記事、「吹き抜けの悩みを夏も冬も解決!ボルネードの大型サーキュレーター」では、吹き抜けにおすすめの商品とその基本的な使い方についてご説明をいたしました。

今回は、その吹抜けにシーリングファンが付いている場合、どの様に併用すればよいかというお話をしたいと思います。

シーリングファンがあるのに、あまり効果を感じないのはなぜ?

最近では建売の住宅でも、吹き抜けにシーリングファンが設置されているお家をよく見かけます。これさえあれば、うちの吹き抜けはいつも快適!と思われていた方も多いのではないでしょうか。

でも実際に使ってみると、なんとなく風は感じるけれど、やっぱり2階が暑くなる。
そして、冬は1階が寒い。

(1)もしかすると、床からファンまでの高さが高すぎるのかも

実は、弊社㈱エヌエフ貿易では、以前シーリングファンを取扱っていました。

そのシーリングファンは、アメリカ仕様のため比較的大きめではありましたが、床から2.1m(7ft)のところに羽根を設置しないと、床まで風が届かないものでした。そのため、高さ調整用の延長ポールを数種類、用意していました。

もし、シーリングファンが2階の天井付近についているとしたら、天井に溜まった空気は、上の方でぐるぐる回って1階の床まで届いていないかもしれません。

そんな時は、サーキュレーターの出番です。
サーキュレーターを使うと確実に効果が上がります


(2)吹抜けでシーリングファンを使うときは、オールシーズン下向き送風で

シーリングファンは、時計回りと反時計回りで、送風方向が変わります。
お持ちのシーリングファンの取扱説明書には「夏は下向き、冬は上向きに送風」と書かれていないでしょうか?

夏は、直接風に当たると体感温度が下がるので、下向きに送風。
冬は、直接風が当たると寒いので、上向きに送風するということです。

シーリングファンの風の流れ 下向きに送風した場合
シーリングファンの風の流れ 上向きに送風した場合

実は、温度差解消のためには、「夏は下向き、冬は上向き」にこだわらずに、どちらの風向きで使ってもいいのです。

どちらも空気は循環しますが、高さが5m程ある吹き抜けでは、上向きに送風すると天井に当たった空気はなかなか1階の床まで届きません。そのため、下向きに送風した方が空気の循環効率は良くなります

「下向きに送風すると、冬は風が直接当たって寒いのでは?」

と思われるかもしれませんが、5m離れていると風は緩やかで、天井に溜まった暖気を降ろしてくるので、それほど寒くは感じないはずです。

サーキュレーターで循環力をサポート!

(1)併用する場合のポイント。風をバッティングさせない。

シーリングファンの風とサーキュレーターの風がぶつからないようにします。

前回の記事でご紹介した700シリーズは、1階からの送風で2階のシーリングファンを回せるパワーがありますので、シーリングファンに直接風が当たる場所に置いたり、送風したりしないでください。シーリングファンに負荷がかかる可能性があります

(2)「夏」の置き方と送風方向。その1

サーキュレーターは、シーリングファンの下を避けて、なるべく壁際に置き、天井に向けて送風します。
そうすることで、1階に溜まった冷気はサーキュレーターによってシーリングファンに届き、シーリングファンの風に乗って部屋の真ん中に降りてくる空気の流れができます。また、ロフトの部分にも冷気が流れ込みます

シーリングファンとサーキュレーターの併用(夏)


(3)「夏」の置き方と送風方向。その2 《ロフトを集中的に涼しくしたい時》

1階から大型のサーキュレーターでロフトの天井をめがけて送風します。
その時、シーリングファンは止めた方が、冷気は効率よくロフトまで届くはずです。

ロフトを涼しくするのは700シリーズ

(4)「冬」の置き方と送風方向。その1 《ロフトがある場合》

ロフトにサーキュレーターを置き、吹き抜けの天井をめがけて送風します。
ロフトに溜まった暖気が吹き抜け部分に排出され、シーリングファンとサーキュレーターの効果で1階に降りていきます。

この時、サーキュレーターの風が直接シーリングファンに当たらないように注意します。

シーリングファンとサーキュレーターの併用(冬)

(5)「冬」の置き方と送風方向。その2 《ロフトがない場合》

ロフト状のスペースが無い吹き抜けの場合は、『(2)「夏」の置き方と送風方向。その1』と同じように使います。吹き抜け上部に溜まった暖気が1階に降りてきて足元の冷えが緩和します。

700シリーズなら、オールシーズン、どの場合でも対応可能

(1)併用する場合も700シリーズがおすすめ

吹抜けでは、オールシーズン天井まで十分な風が届く大型の700シリーズがオススメです。

冬場、ロフトから送風する場合は、中大型の293HD、660や中型の6303DC、633DC、610DC2もお使いいただけますが、夏の使用では力不足です。700シリーズを1台お持ちいただくとどちらにも使えて便利です。

(2)ボルネードの700シリーズ

無段階に風量を調整できるDCモーターモデルはこちら。静かなモデルをご希望の方におすすめです。


風量3段階のACモーターモデルはこちら。

《サーキュレーター》=《取り付け不要のポータブルなシーリングファン》

シーリングファンを付けたいけれど、構造や予算の関係で悩んでいる方は、サーキュレーターを検討してみませんか。しっかり働いてくれます

扇風機のようで扇風機とは全然違う、空気環境を良くする便利家電、サーキュレーター
「扇風機と同じでしょ?」と思われている方は、是非一度お試しになってください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
ぜひ、《スキ》と《フォロー》をお願いいたします。

ボルネード公式サイトはこちら↓↓↓


この記事が参加している募集

おすすめ家電