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ボルネード・エアー社のご紹介

世界で初めてサーキュレータを作ったボルネード。今回はそのボルネード・エアー社をご紹介します。

1.倉庫・工場・オフィス兼ラボの大型一体施設


ボルネード・エアー社(以下ボルネード)は、広大な倉庫、工場、オフィス、ラボで出来ています。さすが土地の広いアメリカならでは、です。
 
倉庫には、膨大な量のボルネード製品が、販売先・商品別に並べられています。この倉庫には工場も併設されていて、アメリカ製の商品はここで作られています。アイテム数は100品目以上。日本未発売の商品もたくさんあります。
 
オフィスは、アメリカらしく多くのスタッフが個室を持っています。役職によって部屋の大きさの大小はありますが、ゆったりとした空間で仕事をしています。セールス、デザイン、ファイナンス、カスタマーセンター、と部門ごとに分かれて配置されています。

オフィスの受付は黒いボルネードのイメージ


ラボでは新商品の開発、試作、また世界各国で起きたトラブル等の検証の場になっています。新商品の開発では、近年3Dプリンターを使った試作も積極的に導入しています。

2.ラボ内で行われている実験

今回ぜひご紹介したいのが、写真の「連続稼働テスト」です。ボルネードはこれまで販売した商品をすべてこの棚に置き「連続稼働テスト」を行っています。世界各国で販売した全モデルを国ごとに分け、その国の電圧で稼働させています。日本なら100V、台湾なら110V、韓国なら220V、オーストラリアなら240Vのように。

それぞれに始動日のラベリングあり。超古参を探したくなる。


写真は日本仕様製品の棚です。すべての製品を止まるまで稼働し続けるとの事。多くの製品が一度も止められることなく10年以上動き続けていることには、私も驚きました! 

何年も働き続けるサーキュレーター達。思わず、応援。

製品を作る際に、ある程度の連続稼働期間は予想がつくそうですが、耐久性を裏付けるためには、やはり「実際に」動かし続けることが一番だそうです。私達代理店が安心して輸入・販売をできているのは、このようなボルネードの物づくりに対する姿勢があるからです。

3.各国ごとに決めるラインアップ

海外における商品展開は、各国ごとに大きく異なります。当然のことながら多湿地域のシンガポールやマレーシアでは、加湿器やヒーターを販売していません。導入商品選びは、基本的に各国の販売代理店(日本では弊社)とボルネードで話し合いをしながら、選んでいきます。環境、生活習慣、流行、法律、供給方法は国によって違いますので、お互いの意見を取り入れて、最も合った商品を1点ずつ慎重に選びます。私達も日本の総代理店として責任を持って向き合っています。

ちょっと話が堅くなったので、次回はボルネード周辺の環境についてお伝えしたいと思います。

4.おまけ

朝のミーティングで出てきたドーナッツ。米国人は本当にドーナッツ好き。