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ボルネード・エアー社があるウィチタはどんな街?


ブログ担当の山本です。

今回はボルネード・エアー社周辺&街並みをご紹介します。

1.日本人が珍しがられる街


ボルネード・エアー社はこれまでご紹介した通り、アメリカ合衆国・カンザス州ウィチタというところにあります。人口比率は特徴的で、70%が白人、10%が黒人、10%がヒスパニック(地理的に近いメキシコ人の比率が多い)、アジア人は3%程と少なく、中でも日本人はおそらく0.1%にも満たないのではないでしょうか。滞在中に日本人に会ったことは一度もありません。

そのせいかスーパーやお店に行って少しでも話すと、すぐに「どこの国の人?」って話になり、「日本人」と答えると「Oh.....」と感心したような、珍しいものを見たような反応が返ってきます。嫌な感じはまったくしませんが、珍しい物体を見た!と思われているのが手に取る様にわかります。

2.メキシコ料理のおいしい街


メキシコに近い土地柄からか、ボルネードの工場にもたくさんのヒスパニック系の人達が働いています。彼らの母国語に合わせて、作業指示書はすべてスペイン語で書かれています。

陽気なBGMが流れ、話声も聞こえるなか、作業している様子はいかにも楽しそう。そして休憩時間になると、一目散に休憩へ向かう姿がなんとも面白かったです。

周辺にはメキシコ料理の店が多く、ファストフードの代表格(タコベル)から高級メキシカンまで様々。滞在中に、両極端のメキシコ料理を味わうことができました。

味も雰囲気も最高でした

3.旅心をくすぐる滑走路脇カフェ


もともと航空産業が栄えた所ということもあり、飛行テストにも適した「限りなく続く平地」ウィチタ。
その地の利を生かし、飛行機滑走路併設カフェレストランがあります!本物の滑走路に沿ってオープンテラスのレストランがあり、そこでランチをしました。眺めが最高のウィチタならではのレストランです。

すぐ目の前に飛行機!ワクワクします

味は普通でしたが、天気も良く雰囲気は最高!飛行機が飛んでいく姿を見ながらの食事は、「旅心」をくすぐられるような楽しさがありました。

遊び心があちこちに見られる店内


4.THEアメ車がいっぱい走る街


最後に、私が好きな「THEアメ車」をご紹介します!

アメリカも近年、都市部(シカゴ、ダラス、ニューヨークなど)ではコンパクトカーが主流となっていますが(トヨタのプリウスなど1分に数台見るほど走っています)、さすがウィチタ!コンパクトカーがほぼ0です!
日本ではまず乗れない「フルサイズカー」「ピックアップ・トラック(後ろが荷台になった車)」がこれでもか!というほど走っています。

当然、ボルネードスタッフの車も大半がフルサイズカーです。私は子供のようにスタッフの車を見せてもらい、バシバシ写真を撮りました。皆さん笑ってましたが…。

ナイスガイの海外事業部部長の車

アメリカの地方の若者は、「ピックアップ・トラック」に好んで乗っています。理由は、荷物がたくさん載り、貨物車の扱いなので税金・保険の優遇が大きいからです。

時代は古いですが、映画「バックトゥーザフューチャー」で、マイケルJフォックスが16歳の誕生日に両親からプレゼントされていた車も「ピックアップ・トラック」でした。(余談になりますが、あれはトヨタの「ハイラックス」でした。)今でもその傾向が地方には残っているため、アメリカメーカーのシボレー、フォードだけでなく、トヨタ、日産も、今なおピックアップトラックの最新型を生産・販売しています。

3回にまとめた「ボルネード・エアー社編」。次回からは真面目に、ボルネード製品やお手入れ方法などをご紹介していきたいと思います。