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翻訳記事:「百塔三目!一天一套!」〜曜日デッキセット!多機能式神・三つ目〜

参考記事

WeChat百闻牌攻略盒子より:百塔三目!一天一套!

作者:@流苏十九

翻訳:ボンゴレ(Twitter:@vongole8940)

編集:ボンゴレ

攻略概要

 こんにちは、皆さん。ボンゴレです。最近百聞牌のラダー(ランク)や大会において三つ目が登場してきています。三つ目を試してみたいと思っているプレイヤーは多いと思いますが、三つ目に慣れていないプレイヤーはどのデッキ、カードを使えばいいのか四苦八苦してる人も多いのではないでしょうか。ということで、今回はそんな三つ目の基礎的な能力や性能について簡単に説明し、どのデッキを使えばいいのかなどオススメのデッキなどを紹介していこうと思います。

一.緊急依頼と覚醒

 三つ目の中核となる重要なメカニズムは、専用カードの緊急依頼に他なりません。緊急依頼には4種類の条件が存在し、それぞれ出撃を2回する、カードを3枚引く、3枚のカードを使用する、累計10ダメージを与える、というものがあります。条件をクリアすると、緊急依頼を瞬発を用いて使用することができ、三つ目の攻撃力/体力を永久に1/1上昇させることができます。そして再び緊急依頼を手札に加え、また条件を達成していく―――この繰り返しを行なって三つ目を強化していくことが三つ目を使っていくうえで鍵になっていきます。

 次に一般的なデッキの構築において、三つ目が初期段階で依頼の条件を達成するために必要な他式神のことを検討しましょう。三つ目が2つ、または3つほどの依頼を使用した場合、戦闘能力が桁違いに変わります。序盤は出撃やダメージの条件の依頼が達成しやすいので、他のドローやカード使用を考慮できる式神と合わせて組むことを心がけると効率よく条件を達成することができるようになります。

 また緊急依頼自体は瞬発カードであるため、カード使用のテンポについても考慮する必要があります。依頼を使用するとき、そのターン中で他の瞬発カードと競合してしまうかどうかを考慮する必要があり、リズムを崩さないような立ち回りが重要です。一般的に1つの依頼を達成するのには2,3ターン必要ですが、達成できないと感じたならば三つ目を前に出したりして他の瞬発カードを優先したり、達成できそうなら三つ目をそのまま後列に置いて次のターンでスムーズに依頼を使用させる準備をしたりと、考慮の余地があるでしょう。

 実際の対局中では瞬発権が競合するかどうかを本当に把握できない場合は、少なくとも緊急依頼が完了するまでにどれくらいの時間が必要なのかを考えて、次のターンなどでできないな、と感じたら三つ目を前に出してトレードする、できそうなら後列に留まって条件を達成する、の2択を考慮してください。このような考え方でも、依頼の達成が非常にスムーズに進められるでしょう。


 三つ目のもう一つ重要なカードは覚醒です。上の画像のように、三つ目の覚醒を使用した後、鬼火を消費しない手掛かりカードを選択して、1枚入手できます。手掛かりカードも依頼としてカウントされ、使用後に三つ目にさまざまな効果をもたらします。より強力な手掛かりカードを使用するには、より多くの依頼の達成が求められます。

 覚醒後に直で選択できるのが「手掛かり・茶話」で、依頼カードを使用するとプレイヤーの体力が3点回復します。このカードは通常、自プレイヤーへの体力の削りが高いときに選択されます。自プレイヤーへのプレッシャーがあまり高くない場合は選択されませんが、他の手がかりを選択して手札に加えた後に使用したり、後で他の式神と協力してカードを使用する必要がある場合や、自身の緊急依頼を達成する必要がある場合に使用することもできます。

 依頼カードを3枚使用した後、あなたは「手掛かり・募集」を選択できるようになります。このカード使用後、あなたは2枚のカードを引き、今後の依頼カード使用時に2ドローが発生するようになります。書妖の覚醒や、追月神の清光月華など、多くのデッキで使用できます。OTKは単純にデッキの手札を補う手段としても使えますが、選択後に手札を溢れさせやすく、使用後は基本的に「手掛かり・判明」でのリーサルを狙うことはできないため、ゲームを決めるための別の手段が必要になります。

 依頼カードを5枚使用した後、「手掛かり・休暇」を使用すれば、ターン終了時に三つ目を復活させ、緊急依頼を完了することができます。この手掛かりは、現在の三つ目の依頼達成リズムが非常にスムーズであるか、対戦相手があなたを倒せるように圧力をかけている可能性がある場合にのみ選択されます。使用された場合、2枚目の覚醒を使用するための布石(判明などの)としてがほとんどの目的になっています。

 依頼カードを7枚使用した後の「手掛かり・研修」の効果は、プレイヤーがカードを使用するたびに、敵プレイヤーに3点の非戦闘ダメージを与えるというもので、現在、このダメージはかなり特殊な判定を持っており、覚の根に持つの誘発などには反応しません。実際の対局中では、「手掛かり・判明」まで到達する可能性が現実的ではなく、加えて敵の体力がそこまで多くない場合などで、速やかに相手プレイヤーを倒す場合に使用されます。

 10枚の依頼カードを使用した場合、「手掛かり・判明」が使用可能になります。キャラ1体に30点のダメージを与えられるので、特殊な式神がいない限りはリーサルになります。聞いたことのある方も多いリーサル方法かもしれませんが、プレイするのは最も難しいため、基本的には使われません。

二、日常依頼

 デッキ構築において、三つ目の立ち回りは、前半は依頼整理によって早期依頼達成を狙い、後半は強力な手掛かりを使用するために覚醒を利用します。

 他の4つのカード枠には、他の式神や時期に合わせて、それに合ったカードを搭載します。他式神のラインナップの違いは分かりやすいのですが、時期の違いによってデッキが変わる理由は「日常依頼」には月曜日から日曜日まで毎日違った効果があるからです。これが三つ目くんが多くの式神と組み合わせて使用できる理由の1つです。

 日常依頼も依頼カードで、三つ目が完了した依頼カードの数に含まれます。続いて、曜日毎の日常依頼の使用条件と効果について詳しくご紹介します。

月曜日:
 条件:非戦闘ダメージを20点与える。
 効果:すべての敵キャラに3ダメージを与える。

火曜日:
  条件:味方式神が10回攻撃する。
  効果:攻/盾が3/3の戦闘カード。

水曜日:
  条件:形態カードを3枚使用する。
  効果:味方式神1体は3/3を得る。

木曜日:
  条件:デッキ外のカードを4枚使用する(緊急依頼、戦技、大天狗の時限など。ただし化身は加算されない)
  効果:瞬発,キャラ1体に6ダメージを与える。

金曜日:
  条件:5体の式神を気絶させる。
  効果:式神を1体消滅させる。

土曜日:
  条件:味方式神を3体復活させる。
  効果:瞬発,味方式神を1体復活させ、疾走を与える。

日曜日:
  条件:6ターン経過する。
  効果:瞬発,カードを2枚引く。

 「日常依頼」の効果は日によって異なり、また依頼の条件の出しやすいラインナップも異なるため、特定のデッキに三つ目の「日常依頼」を選択することは強力に働くことも多いです。なので特定の日の「日常依頼」の強くなるラインナップもあれば、別日では普通になってしまうこともあるのでそこを考慮してデッキを組みましょう。

 個人的には、火曜日、木曜日、金曜日の「日常依頼」はほとんどのデッキに適していると言えます。月曜日と日曜日の「日常依頼」は特別なラインナップで輝きます。そして水曜日と土曜日の「日常依頼」の効果は比較的普通ですが汎用性があります。

三、オススメデッキ

(1)法術三つ目

 この並びのデッキは法術ダメージによって敵式神、または相手プレイヤーにダメージを与えるのが得意です。戦技はカードを追加で使用する効果があります。このデッキは月曜日、木曜日、金曜日に使用すると強くなりますが、それ以外の曜日でもそれなりに戦えます。ゲームのプレイングはシンプルで、速攻型のデッキとして扱い、ダメージを与えて敵を除去し、敵にプレッシャーをかけ、いつのまにか達成していた依頼を使用し、相手のHPを削るだけです。

(2)戦闘三つ目

 絡新婦と星熊童子はコントロールに長けた式神で、レベル1からレベル3までゲームを遅延する能力を持っているので、メインの式神が成長するまで耐えることができます。そして迦楼羅のレベル1,2は除去能力のある式神としても運用でき、レベル3では非常に強力なリーサル手段を持っています。また迦楼羅の時限による2回出撃は、三つ目の2回出撃の緊急依頼と火曜日の日常依頼を達成するのに非常に有用です。このデッキは火曜日または金曜日に多く使用されますが、それ以外で使う場合は日常依頼の枚数を減らすことで対応可能です。

(3)追月OTK

 このデッキは、日常依頼を特に必要としません。日常依頼の内容を見て、柔軟にプレイングを進めることができます。主に三つ目の覚醒「手掛かり・募集」を利用して、三つ目の攻撃で宵月を消費した後、「手掛かり・募集」を利用して追月のカードを引いて宵月を補充するといった、追月神の清光月花での連続攻撃によるリーサルをサポートする動きができます。三つ目の攻撃力が比較的大きくなり、序盤の削り具合によっては簡単に倒せます。残りの2体の式神は、ドローや除去の要員です。またこの2人も清光月花を利用して、レベル2帯でダメージを稼ぐこともできます。

(4)三つ目LO

 このデッキは三つ目の覚醒の最初の2つの手掛かりを使用するだけでよく、回復量が多く、カードを確認するための特に面倒な操作は必要ないため、三つ目初心者の人に適しています。三つ目の採用カードでは他の瞬発カードはなく、高回転で依頼を達成できます。3レベルに到達すると、三つ目の覚醒から依頼を簡単に達成できます。それができない場合は、他の式神で遅延させつつ、最後に、覚醒書妖を使用して、空のデッキを引いてリーサルを狙います。月・火・木・日の場合は日常依頼を他何枚かと入れ替えても利用可能です。

(5)神子蟹三つ目

 この並びは土曜日の日常依頼以外は使用可能で、加えて日常依頼は特に必要ありません。蟹姫と化狸はどちらも形態、法術ダメージ、デッキ外のカードを持っています。この2人は敵の式神を除去するのが得意であり、彼らはサブでありながらメイン級のダメージを出すこともできます。カードさえあれば誰でもデッキのテンポを取ることができるでしょう。帝釈天の神の子は、このデッキでのアドバンテージを広げるために使用でき、同時に強力な除去カードも備えています。

(6)九命三つ目

 このデッキは旧来のアイディアから来ており、 九命猫は主に、三つ目の火曜日と土曜日の日常依頼と、10ダメージを与える緊急依頼を迅速に完了するのに役立ちます。残りの2体の式神は、カードのドローと除去後のダメージを補うことができます。現バージョンでは、不見岳の古山の神や九命猫も土曜日の日常依頼との相性が良く大活躍だが、追月神は系統の制限で持ち込めないのが残念となっている。

(7)蜘蝶三つ目

 これは競技シーンで最も一般的だった並びの一つです。絡新婦も胡蝶の精も戦闘能力とある程度のダメージを持ち、三つ目の依頼4種をこなす速度も高く、非常に機能性の高い式神です。大会で多かった理由ですが、三つ目の日常依頼に特別な制限がないためです (かつ、他デッキの重要な式神との被りがなかったため)。 4体目はプレイヤーである「三三三」氏が使用した閻魔を選択しましたが、これはダメージを与えやすく、式神を除去できる能力があり、任意の除去またはダメージの出せる式神に置き換えることもできます。

さいごに

 この記事を翻訳したボンゴレです。三つ目を使いたいプレイヤーの方、そうでない方も、この記事を読んだら三つ目が使いたくなったり……して欲しいですね。

 高機能で様々な式神との組み合わせはこともできる三つ目くんは現在とても良い位置にいる式神だと思います。上記のデッキでなくとも、様々な役割が持てるため、様々なデッキを試して自分だけの三つ目くんデッキを作ってもらえればな、と思います。

 曜日別でデッキの形も性能も変えられるなんて他の式神じゃほとんど考えられませんからね、資産に余裕がある方は試してみて欲しいです。

 メインの記事は以上となります。今回の記事で気になることがあれば、気軽に質問してください。それでは次回の記事でお会いしましょう。


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