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焙煎屋稼業②今年の出来はどないでっしゃろ。

自分のような弱小焙煎屋はコーヒー問屋さんを通じて生豆の仕入れをしているところがほとんどじゃないかな。
めっちゃ意識高い系やったり何かのツテがある人なら別やろうけど。
意識高い系でTYPICAってプラットフォームがファームと直接取引出来るサービスとして動き出してますね。

どんな経路でコーヒーの生豆を手に入れるかはさておき、コーヒーも農産物なので収穫時期とかがあったりします。
そんで豊作や不作の年ってゆうのもあります。
2021年はブラジルが寒波の影響でコーヒーの木がダメなって(ブラジルで多く栽培されてるカネフォラ種ってのは暑い寒いが苦手です)、世界中でコーヒー豆が値上がりしました。
そんな農作物のコーヒーなのて、当然今年のとか去年のとかそんな分け方が出てきます。

  • 今年収穫したて
    ニュークロップ

  • 今年やけど市場で流れてる
    カレントクロップ

  • 去年に収穫された
    パストクロップ

  • もう何年まえのなの?
    オールドクロップ

って区分けがあります。
コーヒー豆はそのままむしゃむしゃ食べるわけではないので、採れたてサイコーってことはなく、それぞれの良し悪しがある感じ。

収穫したてのまだ青いコーヒー豆は水分が多くて焙煎前に水分量の調整をキチンとしないとうまく焙煎されてくれない。
古いのは水分がいい塩梅なってるから、安定した焙煎が出来るしね。

収穫時期による個性は確かにあるけど、それ以上にコーヒーの風味に影響があることがたくさんあるから、あんまり気にならない人がほとんどだと思う。
とことん突き詰めたらワインみたいに「あの年のあの場所のコーヒーが欲しいんや」みないな過剰にこだわる人たちも出てくるかも^ ^
そんな変人たちの出現も少し期待です。

琥珀珈琲焙煎処
kohaku coffee roasters

596-0808
大阪府岸和田市三田町311-1
店頭販売営業日は毎週日曜日のみ

Base shop
kohakucoffee.base.shop

2022年8月に大阪府貝塚市の地内町で古民家喫茶を開業予定です

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