ひなくり2021に参加してきた話と、今年の総括の話

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早いもので2021年も年の瀬。

このコロナ禍での生活様式が激変して1年以上が経過し、少しずつではあるが人流が戻りつつある。

街に、店に、観光地に。

それはエンタメ業界もまた然り。

まだまだ制約の中にあるものの、今年は無観客から有観客へと段々とシフトしていた年でもあった。

さて、自分の今年のイベントを振り返ってみて、参加数自体は昨季とほぼ変わらないものの、明らかに行くイベントについては変わっていった。

それはもちろん坂道グループのライブをひたすら追いかけまくっていたことだろう。

3月に行われた、日向坂46の2回目の誕生日「日向坂46 デビュー2周年記念 Special 2days ~MEMORIAL LIVE:2回目のひな誕祭~」で、FC限定での有観客開催を皮切りに、

6月の櫻坂のBACKS LIVEではグループで、初めてファンの前で渾身のパフォーマンスを披露した。

そして夏には両グループ合同での開催となった「W-KEYAKI FES. 2021」。

日向坂にとっては2年越しのリベンジ、櫻坂としては初となる1stツアーの開催。

今年は本当に両グループとも精力的に活動をして、ファンと共に駆け抜けてきた1年だったのではないだろうか。

2020年は画面越しに見るのが当たり前だった、日向坂・櫻坂のライブ風景をようやく体感することができた1年でもあった。

ツアー、アニラそして、先日の12月25日に行われた「ひなくり2021」の2日目に参加してきた。

今回はそんな「ひなくり2021」の感想について書き殴っていこうと思う。

「ひなくり2021」に参加してきた話

ひらがなけやき時代から恒例となっている、クリスマスでのライブ「ひなくり」。今年は2年ぶりの有観客での開催となった。

昨年開催された「ひなくり2020」では無観客、オンライン配信というのを逆手に取り、会場中をライブ会場にして、映像表現や物語性をバンバンにつめこんだエンタメ感あるライブに仕立て上げた。

そもそも「ひなくり」では、これまでサブタイトルがついていて、ストーリー性がある感じでライブが展開されてきた。

今年はずいぶんパフォーマンスに特化したライブだったな、という印象を受けた人もいるんではないでしょうか。

まずはいきなりの初披露曲である「アディションタイム」からの、「膨大な夢に押し潰されて」。

横一列に並びプレゼントの箱を思わせるセットでパフォーマンス。これは配信だとけっこう分かりにくくて、現地で観てこそだなと思った。

そしてソンナコトナイヨと、アップテンポな楽曲で畳み掛けてガッツリと会場を引き込んだ。

初MCでは二日目、最終日ということもあり渡邉美穂が「私もこの会場全員の人と目を合わせるくらいの勢いでいきたいと思ってます」と気合いバッチリ。

初日からメンバーのほとんどが足や手にテーピングをしていて、激しい練習を想像させたけど、ライブ中のメンバーはそれを感じさせてないくらいの笑顔も元気でいっぱい。宣言通りに、ファンに向かってとにかくレスをたくさん飛ばしていた。

見せつけた3期生の存在感

MC後は、「アザトカワイイ」。ツアーでも遊び心のある演出が目を引いた楽曲。今回は間奏部分で、クリスマスアレンジとスティックを使ったダンスがかわいらしく決まっていた。

ここから通称ソリッコに乗って、1期生、2期生、3期生別に楽曲を披露。

佐々木みーぱんが「タオルを準備をしておいて」とメッセージで送っていた通りに、タオル曲「好きになることは…」。

トロッコがここを通るの!?ってくらい文字通りの目と鼻の先を通ってくれるので、ファンたちは大興奮でどっちを向いていいのかわからない状態!

ツアーでもムービングステージや後方ステージはあったものの、ひなくりではよりファンとの距離の近さと、一体感を大事にしている感じがした。

2期生は「世界にはThank you!が溢れている」、3期生は「この夏をジャムにしよう」を披露。

3期生にとっては、今年が初のファンの前でパフォーマンスをして、ツアーを経てホントに成長した、もはや1期生、2期生だけじゃないぞという存在感を感じたステージだった。

柱ステージで3期生がライブしているときに、森本さんがステージから消えるというハプニングがありました。すぐに復帰して元気そうだったので一安心でした。こうしたハプニングもひなくりならではだなという感じがあります。

そして、後方ステージで傘が降りてきて幻想的な世界観から花ちゃんズの「まさか偶然…」。生歌の花ちゃんズ本当に最高…。

しっとりした雰囲気のまま、「こんなに好きになっちゃっていいの?」からの「川は流れる」。盛り上がるというよりは、聞き入ってしまう圧巻のパフォーマンス三連発。わちゃわちゃと盛り上がれる曲だけじゃないというグループとしての幅の広さを再認識。

後方ステージから、列車型のデカイトロッコに乗って、「ホントの時間」「何度でも何度でも」「⽇向坂」と、もう会場中を行ったり来たり。

さらに、ここから前後方のステージで炎と水ににわかれて、ダンスパフォーマンス。ライブでは定番の盛り上がる楽曲「My Fans」を披露。

いよいよ現実味を帯びてきた約束のかの地

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ライブ後半戦。

「キツネ」を前に、山口ぱるよが番組では見せなそうな大声を張り上げての煽りは、こっちも盛り上がらないわけもなく、盛り上がりは最高潮。

スクリーンにMVでおなじみの謎の巨大ニンジンが登場して、「ってか」。キツネからの激しいダンスパフォーマンスはもうこちらも汗ばむほど。

もうこっちのテンションマックスのまま「誰よりも高く跳べ」という最高のセトリ。キャプテンの煽りはいつきいてもいい。


今後ライブの定番の流れになりそうな「思いがけないダブルレインボー」「JOYFUL LOVE」を披露。正直会場が平らすぎてちゃんと虹を作れてるのか会場だとわからないけど、配信みたらわりとうまくいってて感動。

アンコールでは「君しか勝たん」をパフォーマンス。

そしてラストのMCでは、初日にはなかった発表がありまずは3回目のひな誕祭の開催が決定!

「私たちの口から場所を発表させていただきたいと思います」というキャプテンからの発表あり、場所が東京ドームに決定!

「自分たちではどうしようもない状況で、でも、おひさまの皆さんにも待たせてしまって申し訳ない」という言い方をしていたが、ファンならいつまでも待っているし謝る必要なんてないだろうと自分は思った。

正直、来年のひなくりこそ東京ドームだろうと思っていたので、ひな誕祭での東京ドーム開催は意外だったので衝撃が強かった。

東京ドーム発表の時に、加藤史帆が得意技の涙隠しをしていて、クスっときたけど、丹生ちゃんが真剣な表情で涙を流していて自分も、思わずもらい泣きしてしまったのを覚えている。

そのままの流れで、ついに現実味が帯びた「約束の卵」。正直涙がもう止まらなかった。

物凄い高揚感の中でイベントが終了。相変わらず声を出せないことが悔やまれるライブではあった。

あぁぁぁ来年の東京ドームいきてえええええええ!!!!!!!!!

今年の総括の話

あらためて今年を振り返って、W-Keyakiこそ逃したけど櫻坂、日向坂ともにツアー、アニラ、ひなくりと本当にいろんなライブに参加できたありがたい年だった。いろんなオタクに支えられたなとも感じた。

日向坂、櫻坂、それぞれのグループのよさ、それぞれのグループのカラー、そしてメンバー個々人の活躍が光った1年だったなと感じた。

卒業、休養、復帰と波のある年でもあったが来年も、両グループにとっていい年になってほしいなと願うとともに、彼女たちの活躍を現地で観させてほしいと願うばかりである。

終わり。

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