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【ワールドトリガー】トリオン器官と生体情報の考察

皆様、こんにちは。ヴォルテールです。
今回はトリオン器官について考えていこうと思います。
前回と同様に、こちらも妄想混じりでございます。軽く読み流してやってください。
それでは、本編に入ります。

"「トリオン器官」と呼ばれる見えない内臓"

本記事の見出しにした画像は、レプリカ先生がトリオンのレクチャーをしているところです。その中で「トリオン器官」という言葉が出てきます。

トリオンは「トリオン器官」と呼ばれる見えない内臓で生み出される

ワールドトリガー第1巻

レプリカ先生によれば、トリオン器官はトリオンを生み出す見えない内臓とのこと。このトリオン器官について考えてみます。

臓器と遺伝情報

突然ですが生物学の話をします。ヒトを含む動植物の細胞はDNAの情報をもとにしてできています。DNAというのは、生物がもつ情報のことです。例えば赤血球の形に関する情報があります。具体的な中身は省略しますが、生物の細胞やタンパク質はDNAの情報を参照してできているのです。(ウイルスは非生物とみなします)
また、DNAの情報を複製してできた細胞にもDNAが入っています。
そして、細胞が集まって内臓をつくり、複数の臓器や皮膚細胞などで人体が構成されています。

「見えない”内臓”」⇒細胞でできている

ここでトリオン器官の定義を振り返ってみます。「トリオンを生み出す見えない内臓」です。つまり、トリオン器官は内臓であり、細胞からできているということになります。
即ち、DNA(=生体情報)をもつ細胞からトリオンを作っているのだから、トリオンにも何かしらの生体情報が含まれている、と考えることができます。

細胞がトリオンを作っている根拠

いきなり「細胞からトリオンを作っている」と書きましたが、この根拠をもう一つ、エネルギーの観点から挙げてみます。

エネルギー保存の法則というものがあります。エネルギーの形や場所が変わっても、エネルギーの総量は変わらないという法則です。例えば、木炭を燃やすと熱が放出されます。この場合、木炭が持つエネルギー(化学エネルギー)が、熱(熱エネルギー)に変換され、同時に水や二酸化炭素が発生します(化学エネルギー)。三つのエネルギーを順にA、B、Cとすると、A=B+Cが成り立ちます。これがエネルギー保存の法則です。

つまり、何もない(エネルギーがない)ところからエネルギーを作ることはできません

「トリオン」とはトリガーの動力源である生体エネルギー

ワールドトリガー1巻

作中ではトリオンはエネルギーだと説明されています。ということは、何もないところからトリオンを作ることはできず、何か他のエネルギーを変換してトリオンを作っているということになります。とすると、修たちが取り入れた栄養分のエネルギーからトリオンを作っていると考えるのが妥当ではないかと思うわけです。

以下、根拠をまとめます。
⑴トリオン器官が臓器であること
⑵トリオンを生み出すためのエネルギーが必要なこと

トリオンの質

先ほど、トリオンにも何かしらの生体情報が含まれていると書きました。この生体情報はトリオンの質を決めるものだと考えています。
アフトクラトルにはトリガー角でトリオンの質を変える技術がありますが、そのトリオンの質と同じようなものとお考えください。

このトリオンの質が影響を及ぼすものとしては以下のものを考えています。
⑴トリガーの性能
⑵黒トリガーとの適合性
⑴については、角トリガーが「強化トリガー」と表現されていることからの推測です。
⑵に関しては、上のレプリカの発言からです。

生物の生体情報ですから、一人ひとりトリオンの質が異なると推測できます。
黒トリガーに相性があるのもこの適合性と関係があるのではないかと考えています。風刃は多くの隊員が適合し扱えるようですが、起動できる適合率のラインが低かったのではないかと思います。
この黒トリガーの適合率に関しては後日また記事を書くつもりでいますのでしばしお待ちください。

おわりに

今回のはトリオンとその質にかかわる生体情報についてでした。いかがでしたでしょうか。
トリガー角にデータを記録したりそこからデータを得ることもできるようなので、そちらも気になります。

今回の記事はこれで終わりです。お読みいただきありがとうございました。

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