Mリーグ2021個人的活躍評価(5～8位)

あくまでも私から見た評価ですので、そこはご了承ください。
全試合を見てからの評価です。

前半記事です。後半記事には全選手のランキング(詳細点数や総評の記載なし)の画像を最後に貼付します。全体だけ見たいよって方は来週のnoteだけをおすすめします。

評価項目

基礎…牌理、基本的な手組み、麻雀をちゃんとやるための技術や姿勢。この基礎点から攻撃、守備、状況判断の点数がつけられていきます。
攻撃…手数の多さや必要打点を見る力、攻撃時のキレ、粘り腰など
守備…ベタオリ、局面に合っている絞り、回し打ち、不必要な攻撃をしない判断力など
状況判断…点数や河、副露、立直、チーム順位などの様々な要素を判断する能力。
運…その名の通り運の評価です。配牌やツモ、展開がどれだけ味方したかです。
SP…私による個人的な加点です。攻撃、守備、状況判断の評価時に溢れた点数を加点し、運の補正分を加点や減点しています。

基礎、攻撃、守備、状況判断は20点満点
運は平均点を5点とした10点満点
SPは-5から10点までの評価となっています。

全選手の平均点は84点です。

8位 TEAM RAIDEN/雷電

萩原聖人 選手
基礎 14.5/20 攻撃 14.5/20 守備 14/20
状況判断 13.5/20 運 4.5/10 SP 0/10
合計61点 32人中29位

良くなろうという努力は感じますが、連盟の先輩方から教わっても意味は薄いです。やるべきは基礎です。ウザクさんや福地さんの本をちゃんとやって軸を作ってからにした方がよいかと。現代麻雀の猛者にこの打ち方で長期的に勝つのはほぼ不可能です。役重視の個性のある麻雀は目立つものがありますが、プロとして勝利から遠ざかるような打ち方はいかがなものかと。

瀬戸熊直樹 選手
基礎 16.5/20 攻撃 16.5/20 守備 15.5/20
状況判断 15.5/20 運 5/10 SP -0.5/10
合計68.5点 32人中28位

最強位になりましたが、Mリーグではそのキレが見られません。たまに大味な選択があり、そこに雑さを感じざるを得ません。チームが追い込まれてから、攻撃時には攻め切れない弱い麻雀の連続。雷電が勝ちきれない理由はここにあります。

黒沢咲 選手
基礎 19.5/20 攻撃 18.5/20 守備 20/20 
状況判断 18.5/20 運 3.5/10 SP 8/10 
合計87.5点 32人中19位

超面前高打点型の麻雀。守備にはかなり力を入れています。もう少し鳴いてもいいですが、黒沢pのバランスを崩しかねないので、このままでも良いのではないでしょうか。ただ、今季は少し窮屈に打っているように見えました。来季はチームも上向きになってのびのび打てるといいですね。このチームで唯一パフォーマンスが安定している選手と言えるでしょう。

本田朋広 選手
基礎 16.5/20 攻撃 16.5/20 守備 16/20 
状況判断 14/20 運 4.5/10 SP 1.5/10 
合計69点 32人中27位

1,2戦見た時から少し状況判断に抜けがあるなと思ってはいました。守備時や押し返し時の選択に粗があります。特徴はそこまでありません。スーパープレイ的なものもそこまでなく、トップ層に対して運以外で勝つ要素が見えません。

7位 赤坂ドリブンズ