ゲームは何歳まで続けていても、頑張っていても良いのだろうか。「VOLBOX COLUMN」
皆様こんにちは、VOLBOXです。
ゲームが好きで、これからもずっとゲームを遊んでいきたいと思っている人は少なくないと思うのですが、プロゲーマーの寿命というものをご存じでしょうか。
最近は少しずつ考えも変わりつつありますが、平均寿命は25歳という風に言われることが多くあります。
しかし、「ゲームを頑張ってもいい」寿命は、果たして25歳で終わりなのでしょうか。
私たちはそのように考えません。
ゲームの素晴らしいところは、性別や年齢関係なく、子供はアクション、大人はストーリーと言ったように、誰もが楽しめるところにあります。
ただし、私生活や年齢による老化、誰もが同じようにキャラクターを操作できたり、反射神経を持っているわけではないのです。
果たして、ゲーマーは何歳まで頑張ることが出来るのか。
そして、ゲーマーは"何歳まで"頑張っても良いのでしょうか。
30歳を超えて、ゲームを頑張ることは難しい。
「ゲーマーを応援する」をモットーに活動している我々にとって、こんなことを言うのは相応しくないのかもしれません。
しかし、現実的に考えて、30歳を超えてもゲームを頑張れるとは言いにくいです。
幾らゲーマーを愛していても、いや、愛しているからこそ嘘をつくことはできません。
まずは時間の問題です。
30歳を超えれば、仕事では昇進、或いは年齢が上がるにつれて転職を考える人も増えてきます。
そして結婚する人たちも増えてきますし、子供も生まれれば、自分の時間を作ることすら難しくなってくるでしょう。
ただ反対に、独身という道を選んだり、子供を生まないという選択をする人だって当然いると思います。
時間的に余裕があったとしても、プロの話を聞く限り、先ほども例に挙げた反射神経の問題、若者の時間的余裕による知識量の差で、若年層に勝つことは、簡単では無くなってきます。
人間関係も増えてきて、ゴルフや読書、その他多くの大人の嗜みを勧められたとき、ゲームを恥てしまうこともあるのではないでしょうか。
ですので、私たちが伝えたいことは2つあります。
まずは1つ目ですが、幾ら歳を重ねることがゲームにとって不利だとしても、だからと言って負ける=ゲームを辞めるきっかけにはしてほしくありません。
プロゲーマーの方は20代の方が圧倒的に多いですが、歳を重ねたプロの発言や、頑張る姿勢には胸打たれるものがあります。
仮面ライダーやウルトラマンだって、負けそうな場面で頑張って戦おうとしている姿に感動を覚えます。
まだまだこのことに関しては話したいことがあるので、また後で続きを書きます。
2つ目は、もし自分がゲームを辞めたいと思ったとき、辞めるべきだということです。
幾らゲームに時間を注いできたからといって、自分の人生ですから、流れに沿って自分のやりたいことをやりましょう。
しかし、伝えたいことは少し違います。
ゲームを辞める理由は人それぞれだと思いますが、自分がゲームを辞めた理由をもって、他人がゲームを頑張る姿勢を、否定することは辞めましょう。
正直な話、自分が辞めたゲームを辞めるように人に言ってしまいたくなることはあります。
しかし他人が頑張っている姿勢を否定することは良くないし、これからの時代、他人の趣味を否定することがあってはなりません。
ゲームを誇れる人間になろう。
皆様空港で「マリオ」を見たことがあるでしょうか。
関西国際空港や成田空港、外国人や我々日本人も、日本の土地に降り立った際に始めに目に入る日本らしさはマリオなのです。
日本のゲームやアニメは言うまでも無く、海外に誇れる文化であり、日本経済を担っている存在であることに違いはありません。
ただそうした文化をあまり好ましくないと思う人たちも多く存在しており、中にはアニメやゲーム、eスポーツを否定する人だっています。
青少年が見るアニメに過度な表現があったり、ゲームのし過ぎは学業や私生活に支障をきたしたりと、当然物事には肯定できない部分だって多くありますが、同様に、否定出来ない部分だってあるのです。
アニメを始めとした創作物には必ず作者のメッセージや経験があり、大会でそれまで積み上げてきた練習の成果がぶつかり合う様には自分も頑張ろうと思わせてくれる力があります。
少し話が逸れてしまうかもしれませんが、今の日本では女性が大いに活躍出来る社会となっています。
それに伴い、女性に対する評価や見方が変わってきています。
より女性が男性と同じようにと進みだしている気がしますが、大事なのは男性でも女性でも無くて、人が人として活躍できる社会を目指していかなければなりません。
私たちはゲーマーである皆様が、男性であろうと女性であろうと、はたまた未成年でも成年以上でも、ゲームを頑張っている方々を心から応援したいです。
ゲームをきっかけに、みんなが頑張れる世界を作りたい。
先ほど後回しにしたお話で、負ける=辞めるきっかけにしてほしくないというお話がありました。
私もまだまだ歳をとっているとは言えない年齢ですが、歳をとるにつれ、頑張れない理由を作ってしまっています。
時間が無かったり、若くなかったり、かつて自分たちの周りにいた大人たちが言っていた言葉を、だんだん話すようになってしまっています。
学校、勉強、部活と頑張っている若者がいる中で、大人たちが頑張っていない、頑張れないのは相応しい背中ではありません。
ゲームでもなんでも、若者は頑張っている大人に勇気をもらえるのです。
そんな頑張っている人たちを否定するような人間になってほしくないし、頑張れる大人に、ゲームを通じてなって頂ければなと思います。
私たちも、頑張りを常に示せるよう努力致します。
それでは今日も、楽しいゲームライフを。
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