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番外編)熊本ヴォルターズ魔界トリオ成長日記

こんちは。ポールです。


現在のヴォルターズは絶対的エースのハミルトンが抜けた事で、チームの得点源となってるのは紛れもなくLJピークですが、日本人選手の貢献、特にDF面での活躍が光っています。

今回はその中でも熊本ブスに圧倒的人気(?)を誇る魔界トリオの成長をデータを参照して話していきたいと思いまする(本当はカッッツオォォーも話したかった...泣)。といいつつも、私情が入りまくってるんであんまりデータ意味無さそうですけど...データは..データは嘘をつかない‼︎...(大嘘)

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因み、ここで話してない選手達も絶賛応援中ですのであしからず(流石に内容が多くなりすぎるので...涙)。

B2第7節までの13試合のスタッツ
スタッツはBasketballnavi.DB参照(https://stats.basketballnavi.com/)



佐々木隆成

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前シーズンスタッツ
MP 24.5 PTS 9.1 3P% 40.4 FG% 54.6 
FT% 92.2 TRB 1.7 AST 2.2 TOV 1.0 PIR 10.4


今シーズンスタッツ
MP 21.3 PTS 6.8 3P% 32.0 FG% 52.1
FT% 55.6 TRB 1.3 AST 3.0 TOV 1.0 PIR 8.3


昨シーズンまでは2番ポジションとして圧倒的な存在感を放っていた佐々木ですが、今シーズンからは古野のバックアップとして1番ポジションの役割を任されています。
本人も「まだまだ勉強中」と話すように、2番と1番の役割の違いに序盤は戸惑っている様子でした。
スタッツも軒並み昨シーズンより低くなっており、いかにPGというポジションが難しいかがわかります。

反対に、PGというボールを保持する時間が最も長いであろうポジションで、TOV(ターンオーバー)が1.0というのは素晴らしい数値です。
PGがミスが少ないというのはゲームに落ち着きを与えれるからね、知らんけど。

PIR(ゲームの貢献度的なの、とりあえず高ければ高い程いい)もヴォルターズの日本籍選手でトップ。
簡単に言えば、ヴォルターズ日本籍の中で出場している時間の中で貢献しているということになります(ここら辺の日本語難しいねぇ)。
実際、佐々木が出場する事でゲーム全体のスピードが上がり、劣勢を跳ね返すことも1度や2度ではありませんでした。
古野とタイプが違う、佐々木の身体能力とスピードで流れを変える事が出来るのはヴォルターズの今の強みですよね。

あとは去年B2TOPであったFT%が現在50%台まで低下していることは、言わずもがな改善が必要です。奈良戦での終盤のFT2本外しは、ブースターはもちろんのこと、チームメートも驚いたのではないでしょうか(まあ、肘痛めてたから仕方がないとはいえ...)。
今シーズンはクラッチタイムでも佐々木の1番機用が増えています。接戦の場面で命運を分けるのは「FTをいかに決めれるか」、そこが大事です。1点差に泣いたゲームを作らないためにも、佐々木には去年の確率に近い数字を残して欲しいと思っています。

まあ、彼は天才なんでいけるでしょ!!!(脳死)



木田貴明

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昨シーズンスタッツ
MP 27.7 PTS 12.2 3P% 35.5 FG% 40.5
FT% 88.9 TRB 2.2 AST 1.7 TOV 1.6


今シーズンスタッツ
MP 28.8 PTS 9.9 3P% 27.8 FG% 36.1
FT% 87.5 TRB 3.2 AST 2.5 TOV 1.8


熊本の日本人エース、またはお祭り男ことダーキー。
今年は得意の武器である3P%が30%を切っているという低調気味なスタッツとなっています。
というのもLJピークという圧倒的なスコアラーが存在感が強すぎて、木田だけに限らず、全選手がピークをまず確認しちゃうんですよね。結果、シュートが打てる場面でも一つタイミングが遅れてしまい、チェックされている状態でのシュートとなるため確率が低下しています。
尚更相手チームからすれば木田にフリーで打たせたくないため、ピークの次にマークが厳しくなっています。その分、相手チームからしたら脅威であることは間違いないですね。

木田に求めることはまず得点力向上。
去年のPTS12.2はB2日本人の中で3位と、トップクラスの得点力を誇っていました。今シーズンもPTS9.9でB2日本人の中で7位と悪くない位置づけですが、ここを平均10点越え、3P%も35%くらいまで上げていってほしい。ハミルトンが復帰後は、マークマンも更に外国籍に集中すると思われるので可能なはずです。

そしてなんといっても安定性と判断力が必須になってくると思います。
お祭り男という異名そのものに、木田は調子がいい時は止められないほどのシュート力、そしてそのシュート力を活かしたドライブを兼ね備えています。
反対に、あまり調子が良くない時はプレーに迷いが生じている場面が多々見受けられます。ドライブして打てる場面でもゴール下のローソンに繋ごうとしてスティールされたり、3Pを打てる場面でもドライブして窮屈な方に寄ったりなど。
どうしても現状得点にムラがあります。木田は迷いがない時が1番いいプレーが出来てるんだよなぁ。


木田は日本人エースであるが故に、どうしても「戦犯」扱いされやすいポジションです。それだけ皆んながダーキーに期待しているのです。
「彼のポテンシャルならもっと出来るのに!」
そう思ってる人が山程いる訳です。
実際に僕も木田はB2日本人NO.1スコアラーになれると思ってます。

ここから木田貴明の更なる活躍、必見でござるよ!!!(誰)


本村亮輔

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昨シーズンスタッツ
MP 18.9 PTS 5.9 3P% 24.7 FG% 44.9
FT% 65.9 TRB 1.7 AST 1.1 STL 0.4 TOV 1.1


今シーズンスタッツ
MP 19.3 PTS 4.9 3P% 27.3 FG% 40.6
FT% 52.9 TRB 3.5 AST 2.0 TOV 1.4


もとむーは昨シーズンより出場時間が増加しているものの、ポイント面では下がっている傾向にあります.....

しかし、ハッキリいってそんなことはどうでもいいです。関係ネェのです。オッパッピーなのです(古)。

本村の武器は何といってもそのDF力。これがルーキーシーズンに比べると比べ物にならない程上達しています。
本村自身はスピードは控えめに言っても速いとは言い切れませんが、PGに抜き去られることも少なく、相手チームのエースとなる3番外国籍にフィジカル負けすることなく守備を遂行出来ます。
佐賀バルーナーズの得点ランキングトップを走るガルシア相手にマンツーマンでDFを行える日本人選手がB2に一体何人いるでしょうか?(僕の推しのカッッツオォォーもその1人)

そしてDFだけでなく、リバウンドでも存在感を放っています。
なんとウチのもとむー、B2日本人でTOP3のリバウンダーなのです。4,5番などのインサイドを戦場とする選手ではなく、ヴォルターズでは2番で起用される事が多い本村がTOP3ですよ!これがどれほど凄いことかわかりますか!?!?!(2位がPGの駒沢くんということは黙っておく)

ヴォルターズにとって欠かせない存在となったのは間違いなく、本村&カッッツオォォーの鉄壁デュオは派手さはなくとも、確実にチームの血となり肉となっているのです(意味不)。


シュート面の確率の悪さは本村永遠の課題です。
数週間前まではFT%が20%台と悲惨な数値になっていました。ここ数試合では改善の傾向が見られ、徐々に確率も向上しています。それに本村はアウトサイドでシュートを打つことよりも、ボールを持っていないとこでのスペースを見つけることに優れています。3P%の低さは気になりますが、それよりも確実が高いゴール下でのシュートを今季は武器としている印象です。
正直、得点力のあるゴリムーを観てみたいという妄想もしますが、ある意味本村はプレイヤーとして完成されつつあるのかもしれません。
プロという厳しい世界では、「自分の長所を目一杯伸ばす」という事が必要となりますからね。
これからも、相手エースをシャットダウンしてくれるでしょう。

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ヴォルターズは現在西地区3位の7勝6敗。昇格を目指すチームとして少し物足りない成績かも知れません。
ハミルトンが不在の現在、いかに「日本人選手の底上げ」が出来るかによっては、ハミルトン復帰後はスペシャルなチームになり得ることも可能だと思います。

その日本人の中心となる三人について、今回ピックアップさせて頂きました。
他の日本人についてもいずれは触れて行きたいなー、特に推しのカッッツオォォーとか。


では、最後に一言。
勝て。


以上、また次回の記事でお会いしましょう。

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