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熊本ヴォルターズ,ベックイズムの浸透と後半戦展望

こんちは。
ポールです。


最近はnoteサボりまくって申し訳ないです....
だって....仕事がブラッry......


まあそんなプライベートな話しは置いといて、Bリーグでは後半戦が始まりましたね。
コロナによる感染で試合延期、終いには消滅試合も出てきており、シーズン中断とならないことを切に願うことしか出来ない自分が悔しいデスッッ!(ザブングル風)

西宮に至っては新年から2試合しか開催されておらず、ライバルチームながら流石に同情してしまいます....全部...全部コロナが悪いんだ!!!
あ、試合延期となった香川vs西宮は絶対開催してくだせぇ(切に)


さてさて、
熊本ヴォルターズの話に戻しますと第17節終了時点で

20勝12敗(勝率6.25)
平均得点87.9(リーグ1位)
平均失点74.9(リーグ5位)
西地区2位
リーグ全体5位

とまずまずの成績を残しています。
序盤戦での外国籍の離脱や本村の負傷などで勝ち星を積み上げれず、フルロスターが揃ったあとも連携不足でちぐはぐな部分が多く見受けられましたが、徐々に調子をあげ、貯金を8作ることに成功しています。特に12月後半からは目に見えて個の力も高まっており、12月~1月で11勝4敗と素晴らしい成績を残しています。

ではなぜここまで勝てるようになってきたのか?先程話したように個々の力が上がってきたから勝てるようになってきたのか?

それもあると思いますが、劇的に良くなったのはDFです。もっと細かく言うならばDFのスイッチの部分、ここが素晴らしい。

そんなヴォルターズのDF部分について話していきたいと思います。



遂に見え始めたベックHCのDF


はい、偉そうなことを話していきますがこれから話すことは確定ではありません。あくまで私が考えている、いや、むしろ妄想していることです(変態)。だからフーン、「そんな考え方もあるかー(ハナホジ)」くらい軽い気持ちで見てくださいね(切望)

ヴォルターズの基本DFはオールコートからのマンツーマンDFです。
ベックは基本的に目に見えてゾーンDFを行うことはありません。1回か2回くらいやったかも?ってくらいです。
そしてこのマンツーマンDFで重要な決まりごとがたぶん2つあって(知らんけど)、

①1番(ガード)ポジションの選手にカッッツオォォーor本村をマークさせて自由にプレーさせない
②ドライブやカットされた時のスイッチのタイミング、縦と横の関係

です。

まず①について、
1番ポジションの選手には基本的にカッッツオォォーまたは本村をマークにつけます。これはどの対戦相手でもほぼ共通です。
1番の選手は基本的には小柄でスピードのある選手が多いです。古野がDFが下手かと言われれば断じてそんな事はないのですが、スピードではどうしても相手ガードより劣る場面が見られます。そこでフィジカル、スピード、DF力が高いカッッツオォォー、スピードこそ磯野に劣るものの高いDF能力をもつ本村をマークマンとしています。

佐賀のように、レイナルドガルシアのような外国籍がボールを運ぶことが多いチームにはガルシアにマークします。
基本的にOFは1番、つまりガードなら始まることが大半ですが、近年のBリーグではガードフォワードのような外国籍(それこそうちのハミルトンとか)が増え、その外国籍がOF時のみ擬似的にガードとしてプレーすることも多いです。

つまり、OFの起点となるガードの役割の選手を前線から厳しくマークして、相手がやりたい戦術を潰す作戦です。

まあ文字で書くと単純ですが、実際はクソほど難しい事です。シンプルなことこそ難しいってやつです。

ベックは1番に対してオールコートで必ずDFさせますし、簡単にパス・ドライブを行われないようにDFの強度も求めます。DF力やスタミナも勿論のこと、強靭なメンタルも兼ね備えておかなければ成し遂げられないことだと思います。
元々は本村(ダジャレみたいになった)がその仕事の第一人者となる予定だったと思いますが、伸び代の塊であるカッッツオォォーがメキメキと力を伸ばしていき、本村がバックアッパーとして控えることで常に高い強度のDFを展開できるようになりました。

これはベックも嬉しい誤算でしょう。
スペシャルなDFが2人もいるチームはB2では少ないですしね。

安西先生.いいよね....


敵「でもピック(スクリーン)してDF剥がされたら崩壊するじゃん」

その通り!!(誰)

去年まではガードにDFでプレッシャーをかけても、相手外国籍にピックをかけられると必ずファイトオーバー(DFをスイッチせずにスクリーンの間を割ってDFすること)を行い、ガードに抜かれてしまった後にスイッチをする形で、勿論抜かれた後なのでDFはOFと「ずれ」が生じてしまい、そのままドライブしてシュート・キックアウトして3P・ミスマッチの外国籍にパスして1対1など、相手チームは簡単に様々な選択肢を行うことができている状態でした(去年の選手や監督を批判しているわけでない)。


では今年はどうかと言いますと、
簡潔に言うとファイトオーバーとスイッチを条件の中でうまく使い分けてると思います。

どのような事かと説明すると、
相手がピックしてきた場合、ゴールに向かって縦方向にドリブルする(ここではドライブとします)時は即座にスクリーンをかけにいったOFのDFがスイッチしてゴールに向かわせないようにします。
勿論その際ミスマッチが出来てしまうので、逆サイドのコーナーにいるDFはインサイドに寄ってすぐにダブルチームを仕掛けれるようにしています。
(例:カッッツオォォーのマークしてた選手がピックで縦にドライブした場合、ピックをかけた選手のDFであるハミルトンがスイッチしてボールマンをDF。逆サイドの木田がミスマッチとなったカッッツオォォーをフォロー出来る様にインサイドに寄る)

反対に相手がゴールにむかって横方向にドリブルする(ここではペネトレイトとします)場合はスイッチせずファイトオーバーして可能な限りハンドラーについていきます。その際ドリブルで抜かれかけてもすぐに逆サイドのコーナーにいるDFがヘルプ、抜かれたDFはそのままヘルプにいったDFが元々マークしていた選手にスイッチします。
(例:カッッツオォォーのマークしてた選手がピックから横方向にドライブした場合、カッッツオォォーはスイッチせずに可能な限りファイトオーバーしてついていく。抜かれそうになった場合、逆サイドの木田がスイッチし、カッッツオォォーは木田がついていた選手にマーク)



文字で説明するの難しい…ほんとは図とかで説明するのが判りやすいでしょうけど、あいにく私にはそんな器用なことは出来ません、なんとなく言いたいこと伝わるでしょう(開き直り)。

「こいつまじで何言ってんだ意味わからん」
という方は、第17節の対山形ワイヴァンズ戦を視聴していただくと、この「縦と横のDF」がわかりやすいかと思います。山形戦はこのDFをほぼ完璧に遂行できていたと思います。
スイッチのタイミングが完璧に行えていることで、「DFのずれ」がほとんど作られず、50失点という今季最小の失点で抑えることが可能でした。
山形はターンオーバーがリーグ2位くらいで少なかった(ここら辺あいまい)チーム相手に、2日合計で24本も誘発できたのは、DFが完璧に機能していたという証だと思います。
もう一度言うけど、あくまで僕の考えなんであんまり信用しないでくださいな。バスケスーパー有識者は逆に教えてほしいくらいです….


てか1番やばいのはベックなんですよ….バイウィーク明けに2週間前とは比べ物にならないDFを完成させてきやがりました….
一体どんな練習してるんや…

ベック「ども、名将です」
ワイ「せやな」


後半戦の展望とファイ・サンバちゃんへの期待


後半戦(もうはじまってるけど)の期待として、今後は接戦を勝っていけるチームになっていってほしいです。
ヴォルターズは全体5位ながら得失点差は+413というぶっ壊れた数字となっています。全体1位で6ゲーム差もあるFE名古屋と得失点差が40点ほどしか変わりません。時点で得失点差が多い仙台が+174であるのをみると、いかにすごい数字かわかりやすいと思います。
ただ逆をいうと、接戦での敗北が多いと捉えられます。ヴォルターズは大差での敗北はほとんどありませんが、5点差以内の接戦となるゲームでは勝ち星を落とすことが多い印象です。

1ポゼッション差という緊迫した状況を如何に勝ちに繋げていくのか、今後西地区1位、PO、そして昇格を目指すうえで幾度となく接戦の試合があると思います。僕は信じています、ヴォルターズの勝利と昇格を…(ニッコリ)(キモ笑顔)


そんな優勝を目指すうえで、帰化選手であるサンバにはかなりのプレッシャーもあると思います。
うちのサンバちゃん、ちょっと、本のちょっーーーとだけよ?
DFが苦手なんですよ。
そのことから12月の試合ではプレータイムを殆ど貰えずにいました。

新年に入ってから、再びプレータイムを伸ばしてきて、苦手なDFシステムも改善傾向にあると思います。
サンバはリバウンドもとれてシュートは3Pまで高確率に決めれる、凄い選手なんです(親気分)。
DFとセットプレーさえきちんと遂行できれば、このままプレータイムも伸びていくと思います。てか、昇格のためにはそうなってくれ頼む(スライディング土下座)。

目がかわいいよねサンバちゃん





期待の新加入、加藤君も早速爪痕を残し、今後のヴォルターズからますます目が離せない、そして疲れてきたから無理やり話をまとめに持ってきた、ポールなのでした。


あとコロナ、てめぇはゆるさねぇ(ガチギレ)


ではまたいづれお会いしましょう。







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