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花音のオールタイムベスト Vol.1

初めまして。花音小判(かあとこばん)です。
ええ、カート・コバーンではないです。

洋楽に魅了されてから20年。
そろそろ音楽のアカウントを作ってもいいかと思い、noteを始めることにしました。

記念すべき第1回は、
個人的に好きなアルバムのオールタイムベストを発表します。

当方、好きな作品が狂おしくあるため、
#私を構成する42枚 風にやろうとしましたが、
ちっともおさまる気配がないので、
とりあえず100枚決めて、1つの記事に20枚ずつ紹介していければと思います。

それでは最初の20マーイ、
カウントーアーップ!




001.
💿Appetite For Destruction
🎤Guns N' Roses
(1987)


本作こそがロック・ロッカー・ロッケスト(?)なロック3大活用の最上級作品。ロックとは何か?答えがすべてココに詰まっている。基本的にはブルーズやパンクを昇華したハードドライヴィンロケンローだが、メロウな曲も最高にクールだ。加えて当時のメンバーも全員グッドルッキングガイのため、無敵極まりない。



002.
💿Metropolis Pt.2 : Scenes From A Memory
🎤Dream Theater
(1999)


コンセプトアルバムの最高峰と謳われている「The Dark Side Of The Moon」や「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」等よりも本作に魅力を感じたのは、他作品よりも頭の中に最も情景が浮かびやすいからである。それほど本作は映画的だし、目まぐるしい曲展開に伴う超絶技巧は音楽的にも面白い。



003.
💿Permission To Land
🎤The Darkness
(2003)


Queenの変態的メロディセンスとAC/DCの漢の汗臭ロック魂を持ち合わせたうえに、アクセル・ローズもビックリの狂人的絶叫ヴォーカルで、21世紀のロックシーンとトニー・ブレア首相を踊らせたという傑作。個人的にジャスティン・ホーキンスはもっと評価されてもいいシンガーの1人です。



004.
💿Show & Tell
🎤Silvertide
(2004)


たった1枚だけ残したアルバムで世界のロックシーンを変え、すぐ解散した伝説的バンドと言えばSex Pistolsだが、若くしてブルージーで円熟した演奏とフックのある楽曲があるにも関わらず、今も昔も大きな話題にならずにすぐ解散した伝説的バンドと言えばSilvertideだ。そんくらい化石的なバンドですが、ロック学者の方、誰か掘り起こしてやってください。



005.
💿(What's The Story) Morning Glory?
🎤Oasis
(1995)


ノエル・ギャラガーのソングライティング力と口の悪さに最も脂が乗ってた頃に制作された本作は、誰もが認める全編シングルカットレベル、全編シンガロング案件の大名盤中の大名盤。本来Oasisはコレで入門しなくてはならないが、ボクは間違えて「Heathen Chemistry」を購入してしまった、遠い夏の日。



006.
💿American Idiot
🎤Green Day
(2004)


「Dookie」も「Nimrod」も個人的にしっくり来なかったボクが、ビリーに土下座して謝った1枚。従来の音楽性であるポップパンクの域に居ながらも、明確なコンセプトと組曲の導入により、とんでもないクオリティを発揮した。昔「パンクのアルバムはトータルランタイム40分以内で頼んますゥ」と謳ってた自分を殴ってやりたい。



007.
💿Back In Black
🎤AC/DC
(1980)


「ボン・スコットの死」というバンド史上最大の悲劇の後、しょげてるヒマなんかねー!とばかりに即制作された本作が、他作品と比較して頭ひとつ抜きん出てるのはサウンドや制作背景も含めた「重厚さ」なのかなと。しかし後任のブライアン・ジョンソン、こんな見た目も歌声もAC/DCなシンガー、よく見つかったよな。



008.
💿Whatever People Say I Am, That's What I'm Not
🎤Arctic Monkeys
(2006)


ゆとり教育の実験台世代であるボクの「世代のバンド」と言えばArctic Monkeysであり本作だ。まあ騒いでたのはクラスであと1人くらいだったけど。ガレージロック由来の尖ったサウンドに高速で言葉を詰めまくるアレックス・ターナーのボーカルが、当時あまりに斬新で刺激的だったため、女性へのリビドーを忘れ、つい童貞のまま高校を卒業してしまった。



009.
💿Feel The Steel
🎤Steel Panther
(2009)


ザコシ的に言うと「誇張しすぎたLAメタル」である。あまりにも80年代過ぎるルックスもだが、特にロケンロー3大用語である「セックス・ドラッグ・アルコール」の「セックス」部分に歌詞をフォーカスし過ぎている。これは大変なアホである。しかしBon JoviやWhitesnake等の美味しいところだけを摘んだ様な素晴らしいソングライティングと卓越した演奏力から、実は誰よりもマジメなんじゃないかとも思う。



010.
💿The Resistance
🎤Muse
(2009)


Museは個人的に本作で神の領域へ突入した。活動初期の刺々しさは減退したが、クラシック、エレクトロ、プログレ、メタル等を飲み込んだ壮大で威厳のある楽曲群は、なんとまあ、神の領域へ突入している(リフレイン)。いつかこの作品の完全再現ライブを目の当たりにする日が来たのならば、デスノートなしでも新世界の神になれる気がします。



011.
💿Up All Night
🎤Razorlight
(2004)


ガレージ・ロック・リバイバル勢の中で1番ハマったのが本作かも。パンク的な衝動と埃っぽいリフが炸裂するムーブメントの中で、緻密でオシャレなアレンジも聴かすのが彼らの魅力だ。ジョニー・ボーレルは特にイケメンではなかったが、俺たちのエマ・ワトソンと付き合っていた事もあり、全世界の野郎共にロックンロール・ドリームを与えた。



012.
💿Relaxing With...
🎤The Heads
(1996)


まったりトリップ中のヒッピー風お姉さんのジャケからは想像し難いウルトラ・スペーシー・ハイエナジー・ヘヴィサイケの傑作。体中に流れ込んでくるファジーな音の洪水は、GOタリモもビックリのスパイスパイ〜スエクスタシー♪合法トリピッピー。ストーナー界隈ではカルト的な名盤として崇拝されているが、メジャーでも全然通用する音楽だと思うので、早くデイヴ・グロールと仲良くなった方がいい。



013.
💿Vol. 3: (The Subliminal Verses) 
🎤Slipknot
(2004)


ブチギレまくってる初期2作よりも、混沌としながらもメロディアスで構築的な本作派はボクだけではないはず。個人的にSlipknotにはブチギレ一辺倒よりも、何かしら起伏や展開のある音楽性を求めていたから、当時はテンションがぶちアがったものです。あとさっき調べてたらPはリック・ルービンだったんですね。そいつぁ安心・安全だぜ。



014.
💿Rising
🎤Rainbow
(1976)


リッチー・ブラックモアがディオ以外のメンバーを全員クビにして、新体制で臨んだ本作は、皮肉にも最高にクールな傑作となった。特に新加入のコージー・パウエルの凄まじいドラミングはバンドを新しい次元へと押し上げている。ところで、リッチー先生はリーダーにも関わらず、すぐ揉めるタイプの人間のため、今後彼以外はモー娘くらいの頻度でメンバーチェンジする運命となる。



015.
💿The Black Parade
🎤My Chemical Romance
(2006)


昔大音量で流してたら、マミーが「コレ知ってるわ。ワンオーケーロックでしょ?」と2重で間違えてた1枚。とは言え、ボクと大体同世代のワンオクにも、きっと少しは影響を与えた作品でしょう。ワンオクには是非いつかこのアルバムから何かしらの楽曲をカバーしていただきたい。



016.
💿The Bends
🎤Radiohead
(1995)


トム・ヨークは「Kid A」を作った頃に「ロックなんてゴミ音楽じゃね?」と発言し、以降はエレクトロニカや現代音楽的なアプローチに傾倒していくワケだが、本作はその「ゴミ音楽」時代の傑作。いや「Kid A」はモチロン最高にクールだが、正直聴いてて1番気持ちいいのはコレだったよね。だってロック好きなんだもの。



017.
💿Kingdom Come
🎤Sir Lord Baltimore
(1970)


Church Of Miseryの「Master Heartache」のカバーを聴いて発見した本作。リリース年の1970年と言えばBlack SabbathもLed ZeppelinもDeep Purpleもブイブイ言わせてた時期だが、その誰よりもアグレッシヴでヘヴィ。同じアメリカのGrand Funk Railroadも中々だったけど、こっちの方が暴走機関車感があってデンジャーだ。



018.
💿Kill 'Em All
🎤Metallica
(1983)


黎明期のスラッシュメタルを掘っていくと、劣悪な録音環境やチープな展開、技量的問題(いやちゃんとやれ)もあるんだろうけど、聴くに耐えないバンドが結構いたりします。だけど明らかにMetallicaはデビュー時から他のバンドよりも頭2個くらいはリードしてたんだなと、コレ聴いて改めて思いますた。ちなみに「血染めのハンマー」という邦題がついていたが、あまりにもダサいため、後に取り消された。



019.
💿Contraband
🎤Velvet Revolver
(2004)


ボクが思春期だった頃のガンズの状態は、スラッシュもダフもマットもおらず、1人残留した哀しみのアクセル・ローズが新作出す出す詐欺を10年くらいやってるサイテーな時期だった。そんな中、先述の元ガンズ3人が新バンドを組んで本作を発表。イケオジ姿で若かりし頃のパワーを備えながらも、円熟したロケンローをぶっ放してくれたことに、シェイシェイや!



020.
💿Led Zeppelin Ⅱ
🎤Led Zeppelin
(1969)


「ツェッペリンは難儀だから頻繁には聴けないけど、のめり込んでる時期はどのバンドも勝つことは出来ない」みたいなことを誰か言ってたけど、ライトなリスナーのボクも激しく同意した。ただ本作はツェッペリンのディスコグラフィの中でも最もとっつきやすく、シンプルで攻撃力が高い。野郎共、エアギターの準備はいいか?han?



Vol.2へ続く、、、


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