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身の丈ってどれくらい?

 明後日、明々後日の怪談朗読ライヴの準備で、自宅にいるより事務所にいる時間の方が増えている益田です。自宅には寝に帰っているだけ・・・って今時どうなんでしょう(笑)。
 怪談の準備と並行して、10月に再演する手話と朗読のコラボライヴ「ユニバーサル朗読ライヴ」の協賛集めをしています。3月に開催したときは、ライヴのみ開催だったんですが、今回はラジオもコラボさせた企画となりまして、その協賛を企業様にお願いしているんですが、実はあと1社が決まっていません(涙涙)。せっかく了承してくださった企業様がいらっしゃるので、なんとか実施したいのですが、このままだとどうなるかな、という感じです。はあ、世知辛い・・・。

 協賛をお願いした時、社長に「企画は面白い。でももっと大きな箱でやらないと、企業側からはコミットできない」と言われたのが印象的でした。例えば400とか500とか。そんなに集客できたらいいよね、と思う反面、
「そんな大きな箱でやりたいのか、私?」
という自分の心の声も、聞き逃せませんでした。100人くらいの箱で4日公演して連日満員と、一度に400人入る箱で1日公演。どちらをとるといったら前者だと。

 朗読を、堅苦しく、地味で、マイナーな文化のまま終わらせたくない、新しいエンターテインメントにしたい、という思いはあるけど、400人の箱でとなったら、照明、音楽、その他演出が、朗読の範囲を超えたモノになるだろうな・・・と考えると、どこまでが「朗読」として楽しんでもらえんだろう、なんて事を思ったり。とはいえ、そうやって「ここまで」と線を決めることが、そもそも朗読をつまらないものにしているのかもしれない、とも思ったり。だいたい、社長が仰っている事はビジネスとしてはしごく全うで、反論の余地もないので、断られたがっくりと、自分の経営者としての資質にもがっくり、しながら帰ってきたら、事務所の外怪談、いや外階段でコケ…。トリプルだがね。

 大きな本屋で整然と並んだ背表紙を見るより、中くらいの書店で雑多に並べられた本の中から「これだ!!」を見つける方が好きな私にとっては、まだまだ「大ホールで朗読ライヴ」は身の丈に合ってない、という事なのかなぁ…。

とは言え、ユニバーサル朗読ライヴの協賛企業様、募集中です!!もし、ちょっとご興味を覚えてくださったら、VoiceVoiceのお問合せページからご連絡ください!! 喉から手が出るほど、お待ちしています!!(笑)。

「梅」役の水野有貴、苦悩中です。
#朗読 #怪談 #協賛 #ユニバーサル朗読ライヴ

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