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Voices Vol.25 僕たちが目指していたもの

こんにちは。
いつもVoicesをご覧くださり、本当にありがとうございます。

Voices共同運営者、編集者の菊地です。

このVoicesが始まってから早半年が経ちました。
多くの方のご協力や読者様に支えていただき、30本もの声を皆様に届けることができました。

この場を借りて、感謝を申し上げます。

この半年間、メディア運営という形で「不登校」や、「オルタナティブ教育」そして、多くの保護者の方や当事者の方と関わらせていただきました。改めて今、僕が皆様にお伝えしたいことがございますので、よろしければご一読いただければと思います。

Voicesとは何だったのか

このVoicesはこの2021年の1月に
大阪にあるNPO団体「ろ〜たす」の代表と、僕が立ち上げたメディアです。
立ち上げの経緯と理念はこちらをご覧いただければと思います。

ここにも書いたように
僕たちは現状の「不登校」の世界と、それをネガティブに捉える社会、
この分断されている両者を結び付けたい。その想いで始めました。

そして願わくば、社会に変革をもたらしたい。そう想っております。
そのためのきっかけとして、当事者のリアルな声を数多くの人に届け、
「小さな声で世界を変える」を目的としておりました。

これまで多くの当事者とお話をさせていただいて、そのリアルな声を聞いた時、もっと多くの人に届いて欲しい声が陽の目を浴びることもなく、大きな社会の雑音にかき消されていると痛感しました。

例えばそれは「甘え」であったり、「自己責任」であったり、
その言葉によって、一つ一つの声が黙殺されている。そう感じました。

だからこそ、僕たちはその小さな声をより多くの人に届けたい。
自分の小さな声が、誰かにとっては救いになるような「声」になるはずだ


その信条で微力ながらもVoicesをやらせていただきました。

Voicesの課題

しかしながら半年たった今、自分たちの活動を振り返ってみると、
届けてくれた声を僕たちは多くの人に伝えられているのか。

という疑問を僕たち自身が抱いております。
せっかくいただいた声を
もっと届ける方法はあったのではないか。
もっといい方法があったのではないか。

そもそも
一歩ずつでよいという言葉に甘えてしまい、先を見据えて行動できていなかったのではないか。
運営の仕方や記事の提示方法など、もっといい方法があったのではないか

僕たちの力不足のため、数多くの反省点が生まれてしまいました。

特に、
声を送ってくださった方々同士のつながりや、
今までそんな世界を知らなかった人とのつながり
に注力できていなかった、と強く思います。

だからこそ、そこを踏まえて再出発する必要があると感じています。

Voicesのこれから


記事の提供形態の変更

大きな変更点としては、
現在noteをプラットフォームとして使用し、
会員制のマガジンという形態で記事を掲載していますが、
7月からこの括りを解消し、誰でもいつでもなんでも読めるようにします。

多くの人に届けたいという想いとこの形態は矛盾しており、そこが一つのボトルネックだったと思います。

今まで購読してくださった方々には大変申し訳ありませんが、
マガジンという仕組みを解消させていただきたく思います。

質の向上

今までは最低でも月に4〜5記事をUPしてきました。
しかしどこかで、UPしなくてはならないという焦りがあったのも事実です。

記事をお願いし、いただいた声をなるべく丁寧に編集してきたつもりではありますが、僕の至らなさで、せっかくの声をうまくまとめることができていなかった部分も確かにあったと反省しています。

よって、会員制のマガジンという形態をとりやめることによって、
一つの一つの声をより良い形で皆様にお届けできるように注力したいと思います。

更新頻度は多少減るかと思いますが、それでも質を重視したいという想いからこのような変更をさせていただきます。

ニーズの把握

僕たちのVoicesはいったい誰のためだったのだろうか。
僕たちのVoicesで扱う声は誰の役に立つのだろうか。

「誰か」という曖昧な表現ではなく、
「今、このような問題を抱えていて、悩んでいるあの人のため」という明確な方向性をもって、声を届けさせていただくべきだと考えています。

だからこそ、

今どんな悩みがあって、どんな不安を抱えていて、
どのような声を聞きたいのか。

そういったニーズの把握の必要性を今改めて感じております。

そこで、大変お手数ですが、コメントの欄にどのような記事が読みたいのか、どのような情報があれば嬉しいのかなどを記載していただければ、
そのご意見を参考にして、記事の作成をしていきたいと考えています。

僕自身が伝えられること
NPO団体ろ〜たすとして伝えられること
そして、それぞれの事情を抱えた方だからこそ伝えられること
を届けさせていただきたいと思っております。

また、当事者同士のつながりも今後は行なっていきたいと考えています。

例えばちょっとした座談会や講座
(お子様への接し方、進路について、)を開催したり、
情報交換などがもっと気軽にできるようにしたいと思っております。

また、Voicesだけではなく、他団体様が行なっている講座の情報を提供したり、参考になる書籍などの紹介などもかのうですので、
是非ご希望があれば、コメントなどいただければ大変助かります。

僕たちがやりたいこと

皆様がやりたいことがズレないようにする。

そんな当たり前で簡単そうなことが、実はとても難しい。

そんなことを痛感しながらも、
今僕たちができることを一つずつ、行なっていきたいと思います。

間違えたらダメ
失敗したら終わり

そうではなく、
間違えたって、失敗したって、何度でもできるところからやり直そう。
再スタートはいつだって誰だってできる。
そういう考え方が、きっと今のこの分断された社会をつなぐ一つのきっかけになるのではないか。
そう思い、僕たちもまた今日から再スタートすることにしました。

最後に

最後になりましたが、
これまでVoicesに関わってくださった全ての方々に改めてお礼を申し上げます。
そして、今後とも是非お力を貸していただければと思います。

まだまだ小さくて、誰もが気づかず通り過ぎてしまう僕たちですが、
小さくてもきっと世界は変えられる。
そう信じてできることをやっていきたいと思います。

ご意見やメッセージ、こういうことが知りたい、やって欲しい
などありましたら、ぜひコメントお願いします。

また、Twitterもやっておりますので、そちらにメッセージしてくださると大変ありがたいです。


今後ともよろしくお願いします。
Voices 運営者 菊地康介


<追記>

自由にご覧いただけるマガジンは以下になります。

https://note.com/voiceslotus/m/ma348655001b3


また、VOICESの記事をなるべく多くの方に届けるため、菊地の個人ブログでもUPさせていただく予定です。
もし、不都合がございましたらご連絡ください。

今後ともよろしくお願いします。

菊地

本マガジンはNPO法人(フリースクール)の活動の一部です。いただいたサポートは子どもたちの支援や、活動資金に使わせていただきます。 本当にありがとうございます。