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いつの間にか声が出るようになって

5月も今日が最後。
色々といそがしい日々が続いた。
ベッドを買い換えることを決めたり、寝室のテレビを買い替えたり、リビングのテレビが、突然、観られなくなって、契約している会社のサポートさんに来てもらったのはいいけれど、チューナーを新しいものに交換したら、CSに限って、録画はできるのに、録画予約ができなくなるという不思議な現象が起きて、再度、別のサポートさんに来てもらったけれど、改善しなくて…最悪、前のチューナーに戻してもらう話をして、様子を見ることになって、そこで気づいたのが、レコーダーのリモコン画面からは表示ができないけれど、チューナーのリモコンの別画面には表示されてるのでは?ということだった。案の定そうなっていて、一件落着。
あれから一週間が経つけれど、まったく問題なく、録画予約はできている。

そんな慌ただしいなか、ボイトレだけは休まず行っていた。
前回は、星野源さんの「光の跡」を歌っていたが、トレーナーさんから「次回は別の曲を歌ってもいいです」と言ってもらった。
一瞬「えっ?」と思ったが、今までのことを振り返ると、そう言ってもらった時は、大体が次の曲に進んでいいという暗黙の了解になっている。
正直、もう少し歌い込んだ方がいいかなと思いつつ、次の曲で習得できることもあるので、一旦「光の跡」は終了することにした。
習い始めてからずっと、星野源さんの曲ばかり歌ってきたが、ここ一年あまりは、竹内まりやさんや大橋純子さんの曲も歌うようになって、女性の歌も歌えるようになってきた。ただ、自分でどんな曲が歌いたいか、好きかと言えば、男性の歌にどうしても惹かれがち。

いくつか選曲した中で、今回もやっぱり男性ミュージシャンの曲を練習することにした。
徳永英明さんの「輝きながら」
結構、昔の歌で、トレーナーさんに知っているかを聞いたら「知らないかも」と言われて、やっぱりねと納得。調べてみたら、1987年リリースで、彼の4枚目のシングルだった。正直、3枚目までの曲は、知らない。
「輝きながら」は、確か、フィルムのCMソングで、テレビで聞いたのが初めてだった。爽やかな男性ボーカリストの高音に惹かれて、すぐ好きになって、シングルCDを買った記憶がある。
ザ・ベストテンにも出演するなど、徳永さんの存在を知らしめるきっかけになった曲。
どんな曲だろうと、トレーナーさんがYouTubeを検索し曲が流れた途端、「知ってる」と。
これ以降、レイニーブルーや壊れかけのRADIOなど、ヒットを連発しているので、そっちの方が彼の楽曲としては有名になっていて「輝きながら」は知らない人は多いかもしれない。

今よりはハスキーではない高音とメロディに惹かれ、毎日歌っていたせいで、20年近く経っても歌詞は覚えている。流れる歌と一緒に歌っていたら、トレーナーさんが「これにしましょう」と言ってくれた。

いつものように発声練習から。
気がつけば、発声練習も初期の頃とは、内容が違っている。
まずはエッジボイスで声が出やすくして、裏声を出す練習を少しして、オーソドックスな発声練習が終わると、毎回、新しい声の出し方をレクチャーしてくれる。前回は、喉仏をあげて高音を出す方法をレクチャーしてもらった。今までたくさんのことをレクチャーしてもらってきた。舌を持ち上げる、舌を上顎に付ける、舌を上の歯に軽く付けるetc

で、今回は喉仏を上げる方法とは異なる、高音の出し方をレクチャーしてもらった。○○歌唱法というそうだが、聞きそびれてしまった。
こちらの方が、楽に声を出せるのだとか。
ここで、喉の構造の話になった。
実は、喉には○○軟骨と○○軟骨があり、この歌唱法は、下の方にある軟骨を動かして歌うのだそう。
それによって、喉のある部分が引っ込んで声が力強く出るのだそう。
それが=楽に高い音を出せるということにつながるのだとも。

イメージするというのは、面白いもので、いろんなことをイメージするだけで、実際に動いたり、動いてる感覚になったりできる。色にしても、見えるとか見えないもそう。それだけで、変わるのだ。
この歌唱法も、こんな風にイメージしてと言われただけで、できるようになった気がした。実際、ある程度はできた。それプラス、実際にここがこうなるなどと言ってもらうことで、できるようになる。

試しに発声練習をしてみましょうかと言われ、ピアノに合わせて声を出していったら、えっ?嘘と思ったほど、楽に高音まで声が出た。
それを普通の声の出し方で、そこまで高音を出そうとすると、力んで苦しんで出した声にしか、聞こえないのだそう。実際、そうして声を出すと息が続かない。
なのに、この歌唱法だと、伸びやかに出るのだから驚きだ。

縦に伸びるイメージ オ
横に広がるイメージ エ

これが出せるようになったら、またちょっと違った声が出るんだろうな。
頑張ってみよう。


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