【アイケイ】ボイスハートに出会うまで(自己紹介)②

おはようございます、アイケイです。
自己紹介の殻をかぶったアイケイ上京物語を引き続きお楽しみください。
ついにボイスハートに出会います。

上京後、再び現実へ

新社会人として東京で新たな生活をスタートさせました。
声優になりたい、養成所に通いたいと思いつつも、お金がない!
まずは働きまくって金を貯めるぞ!と意気込んでおりました。

そうこうしている内に約1年間が経ち、すっかりただの会社員になってしまった。勉強・残業こそ正義、と思っていました。
お金は貯まりますが、仕事に追われる日々でした。
慣れない環境でのストレスなどもあり、お酒に逃げたりもしました。
(現在、アイケイは缶チューハイ1本も飲めません。当時は毎日3本飲んでいました)
朝起きたとき、満員電車に揺られているとき、残業で遅くまで残っているとき、夜寝る前、休日の朝、いろんな瞬間に「何しに東京に来たんだっけ?」と考えるようになりました。

声優になりたいのに何も踏み出せていない事実を見て見ぬフリしていたんですね。夢は自分の中にあるのに見て見ぬフリをしていることと、ままならない現実でいろいろ爆発寸前だったんだと思います。

自身の決意

2014年初頭、ついに耐え切れず、大学時代に声優になりたいと言っていた先輩に相談。その先輩は関西の芸能事務所に所属されてました。
自分も声優になりたいと思っている。でもどう動いていいかわからない、と泣きつきました。すると、東京には目指せる場所がたくさんあるからまず一歩踏み出すことでは?と。
いやその通りやん、と思われる方も多いと思いますが、
当時の私にとっては、事実を言葉にして伝えてもらったことの威力は半端なかったです。ここで、どこか声優になるために技術を教えてもらえる場所を探そうと決意。

先輩に相談後、すぐに親にも正直に伝えました。
「ここまで育ててもらって、就職もしたのに、声優になる夢を諦めきれない。ちゃんとした大人になれんでごめん」
物心ついてから泣かない学生時代でしたが、この時ばかりは泣き叫びましたね(笑)「ちゃんとした大人なんていない。1度きりの人生を楽しみなさい」と言ってくれて。

やっと決意ができました。

いざ養成所探し

「声優 養成所」でネット検索すると、ものすごい数のヒットですよね。
未経験のわたしには何がなにやら…。
今は当時よりもさらに数が増えているでしょうね…。
自分の貯金で通えるところに絞り込み、いくつか見学に行きました。

ボイスハートとの出会い

とある養成所の見学で、ひとりの女の子に出会いました。
話しかけてくれたのをきっかけに、別日でお茶をすることに。
「未経験だから、どこを選んでいいかわからない。決して安くはないお金だから、学費だけ取られるようなところに行きたくない」と相談しました。
すると、「月1万円で、少人数のところ知ってるよ」と教えてくれました。

それが、ボイスハートです。

正直「一体なにが目的だ?都会怖いもうやだ」と思いながらお茶していましたね。このとき、この子との出会いがなければボイスハートに出会うこともなかったので、勇気を出して行ってよかったです。今思っても、彼女は本当に善意で紹介してくれてました。

ボイスハート見学に行くまで

すぐに主宰に連絡をとってくれて、見学日時が決まりましたが、緊張で何も手につきませんでした。
ホームページを見ても、「本当に大丈夫か…大手養成所に比べて情報が少なすぎる、怖い…」と緊張と恐怖が拭えません。

口から心臓が飛び出そうとは正にこの事か、と思いながらなんとか定時退社。いざ見学へ。

会場到着

当時、下北沢でレッスンをしておりました。
現在のように専用のレッスン場がある訳ではなく、あるレッスン場を借りていました。

ドアを開ける勇気が、とてもとても必要…。
そもそも平日夜で人通りが少なく(飲食店が多い通りから少し離れた場所)、本当にここで合っているのか、と不安でしたね…。

ドアを開けると、レッスン室に案内されて、そこで主宰と初めてお会いしました。

その③(見学の思い出)へ続く

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