NaviLensアプリ関連の話 - 通常のQRコードを読み取りやすくするために開発中の「NaviLens QR」

イギリスやアメリカのケロッグ商品のいくつかにはNaviLensコードが印字されています。
その他の会社の商品でもNaviLensコードを印字して流通させているものが増えているそうです。

離れた距離からでも検出しやすいNaviLensコードが印字されていることで、お店の棚に並ぶ商品を視覚障害のある人も見つけやすいわけですね。
こちらもRNIB 英国王立盲人協会と協力関係にあるそうです。

NaviLensでは以前から通常のQRコードを検出しやすくできないものかと試行錯誤していたそうで、その解決策として現在テストをしているのがNaviLens QRコード。
通常のQRコードの周りにNaviLensアプリで検出できるデザインを付け加えることで、QRコードを見つけるストレスを少なくします。

このコードの特長は、
・NaviLensアプリを使えばアナウンスを聞きながら見つけやすい
・通常のカメラアプリやQRコード読み取りアプリも利用できる

現在はテスト運用中ということで、視覚障害関連のNPO団体であればNaviLens QRコードを無料で作成してくれるそうです。
必ずしもNPO団体でなくてもよさそうなので、ボランティアグループや視覚障害支援をしている組織であれば申し込めるみたいです。

NPO団体用NAVILENS QR CODE リクエストフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSerd1bfOTONQWty0-aqDW8b1uzqH4gK0v2K_xobPaNBZPXBPw/viewform

申込者の氏名、団体名、連絡メールアドレス、国名の他、
NaviLens QRに記録させたいurlを送信することになります。

パンフレットなどに印字してみるなど、活用法はアイデア次第で広がるかもしれませんね。


18メートル先のQRコードもカメラでキャッチ、360ビジョンで捕らえたコードは逃がさない「NaviLens」 with iOS VoiceOver:
Voice_of_i 見えなくても使えるiPhone(ゲートウェイ)
https://voicei.seesaa.net/article/470871704.html?1645371466