iOS OKOアプリ関連の話 - 日本のApp Storeからも正式版がリリースされました!

ゴールデンウィークのお出かけシーズンを前に日本のApp Storeから正式版がリリースされました。
ベルギーで開発されている信号の色を検出するアプリ、

「OKO - AI copilot for the blind」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/oko-ai-copilot-for-the-blind/id1583614988


先日Eye Naviアプリがリリースされて、Twitterなどではかなり評判になっていますね。
Eye Naviアプリでも信号の色を検出できるので、それに感動している人が多いようです。
やはり信号の色を知りたいというニーズは高いんですね。
この頃の歩行者や自転車は赤信号でも平気で横断していくので、まったく信頼できなくなってしまいました。

日本で信号の色を識別してくれるツールとしては、
Eye NaviとOKOの二つのアプリ、
ウエアラブル端末としてダイナグラス。
今のところはこんな感じでしょうか。

ああ、もしかすると福山さんの使っておられるアイカメラでも識別してくれるんでしょうね、きっと。
最近のテクノロジーの進化にはさぞ驚かれているでしょう、恒彦先生も。


日本でのOKOアプリは赤信号と青信号を見分けてくれるだけ、今のところはそれだけです。機能追加は予定されているので、どんなことができるようになるのか注目しています。
ベルギーでは試験的にトラムの行先を認識するような機能が利用できるようです。
現在は20ヶ国以上で利用されているようです。
400,000の数を超えるストリートの横断に使用されたと報告されています。

海外に出かけたときにそれぞれの国の信号の色を識別できるというのは、旅行者にとっては安心感を与えてくれることでしょう。
その国によって利用できる機能も異なるみたいなので、実際にその国で使うにはiPhoneの地域設定をその国に変更した方がよいかもしれません。

OKO - AYES
https://www.ayes.ai/oko

2023年3月にカリフォルニア州のアナハイムで開催されたCSUNではAYES OKOもブース出展をしていました。
ということで、開発チームの人たちはいくつかのPodcast番組に出演されておられたようです。

CSUN ATC 2023: AYES OKO Navigation Aid for Blind & Low Vision - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=2_GwIaW3af8