名前に使われている漢字は「木」だけという話
10年くらい前だろうか。
中国からの留学生の名前の漢字が苗字からファーストネームまで全て「木」で構成されている学生がいた。
つまり
「木」や「林」や「森」を組み合わせた名前。
1回で覚えられる素敵な名前だった。
今でも覚えている。
とある先生が彼にあだ名をつけた。
「六本木さん」
なぜなら、名前につく「木」の数が6本だったからだ。
彼は、卒業するまでの間、ずっと六本木さんと呼ばれていた。
その後、六本木さんが卒業してから、2、3年後、今度は「石」と「岩」で構成された名前の人が入学してきた。
嘘みたいな話だが、本当だ。
「石」「磊」「岩」を組み合わせた名前だった。
どんなにごつごつした人なんだろうかと勝手にイメージを膨らませていた私。実際に会ってみて、びっくりした。とても細くてスラっとした青年だった。
「名は体を表す」では、なかった少しも表していなかった。
なぜ、こんなことを急に思い出したかというと、今日の見出し画像を見たからだ。
いつもは賑やかし帯でお世話になっているいつきさんが、とてもかわいい見出し画像を作ってくださった。
林の中の🍄を見ていたら、六本木さんを思い出した。
いつきさん、ありがとうございます。とても懐かしい思い出に浸ることができました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、次のnoteでお会いしましょう。
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