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ボイストレーナーとしての2024年

今年はこちらのnoteを活用していこう!ということで、
2024年は濃い一年にしたいと思います。
その中でもボイストレーナーとして濃くしていきたいことを書いていきます。

時代は進み、最新の科学的なアプローチや身体的なアプロ―チ、また指導者育成も増えたこの時代で僕がしたいことは。。。

その前に簡単に自己紹介的なこれまでのボイストレーナーとしての歩みをまとめます。

ボイストレーナーとして21年目(たぶん)となりますが、はじめは知り合いからレッスンをしてみないか?というお誘いから始めることになりました。
それまではバンドや結婚式などで歌っていたので、教えるということはまるで初めてで、自分もボイトレを受けながら、本などで情報収集。
PCで検索したら情報がわんさかって時代でもなかったので試行錯誤の日々。
できないことだらけで、教える数をこなさないといけないということで、カルチャー教室など手当たり次第、募集しているところに応募して教える場所を増やしていったのでした。

それでも全く同じ状態の人が来るわけではないので、試行錯誤の日々。
おー!こんな人もいるのかー!
これがこんなに効果あるのか!
何も効かない!💦
そんなことを繰り返す。

先輩方にどう教えているのか聞く。
いい答えがない。

ということで師匠に教え方を教えてもらったり、見学させてもらったりと修行の日々は続く。

もともとスポーツをしていたことから(ちなみに野球⇨バスケ⇨サッカー)初めから体の仕組みに興味があり、図書館に行って医学書などを読んでいた時期もあったけど、今となってはいたるところで体の仕組みを気軽に知れるツールがあって良くなったなと思っている。

そんな試行錯誤をしながら、色んなレッスンやワークショップに参加していたけれど、何かで知ったSLSに興味が沸いて何度かワークショップやレッスンを受けに行ったのでした。
SLS(Speech Level Singingの略)とはアメリカのグラミー賞受賞アーティストなどに教えているSeth riggs発案のメソッドで、日本でもミックスボイスという言い方などが流行りました。

その中のトップインストラクターが何人か来日したのですが、特に僕はJeffreyという人の声とボイストレーナーになるまでの話に感銘を受けたのでした。でもその時点では自分も認定インストラクターになろう(なれる)とは考えていませんでしたが、友人の「SLSの先生なるの?」という一言に「え?なれるの?」と思ったことで、聞いてみるとどうやら自分でも頑張ればライセンスを取れるのかということを知って、勉強することになっていったのでした。

ちょうどその頃自分も歌い続けていたけれど、ある時全く歌いたいくない時期が訪れ、その後声のコンディションが大きく崩れてしまう。

その時に以前からブログを読んでいた白金にあるボイスケアサロンへ行く決意をするのであった。
その前に何やらボイスケアサロンの會田先生がボイスアドバイザーという認定制度を始めたと知り、そのテストを受けにいくことに。もちろん勉強して。
なかなかの難易度の口頭で答えるテスト、そして最後の問題は顎二腹筋を描いてその特徴を答えよみたいな問題だった。
なんとかパスして、そこからSLSの勉強で東京に行くことも増えてきたので、會田先生に毎月お世話になり、声は改善し希望も出てきたのだった。

とにかく声に関して、指導に関して、わからないことがたくさんある中で、SLSというメソッドはロジカルでレッスンについてのロードマップが明確にあり、ティーチングレッスンや見学もあって当時の僕にとってはとてもためになり、楽しく学べました。英語が話せればもっと細部のニュアンスまで学べただろうな。
でも英語も話せないのに、オンラインレッスンを受けたこともないのに、時差もある中夜中にレッスンを受けたりしていました。
たぶん近所には変な声が聞こえて恐ろしかったはず。

そんな感じで取得したライセンスもSLSの内部の変革があって、残念ながらごちゃっとしちゃいます。
そんな中でうまく学び続けることもできず、まだ言わばSLSではペーペーの立場での指導はうまくいかないことも増え、疑問を持ち始めてしまったのです。

先程出てきたJeffreyがSLSを去り新たにIVAという団体を立ち上げました。
だけど当時の僕には魅力的に映らず、(今はさらに進化しています)昔から一応本などで知っていたフースラーの手法に興味を持ち始めるのです。
そしてこの方も以前から知ってはいたのですが、SLSなどをボロカスにブログに書いてたりするので、その時はん?と思っていましたが、なんだか面白そうな人やなと思えてきて武田梵声先生のレッスンを受け始めるのです。
もちろん受けたときには先生がボロカス書いてるSLSの認定トレーナーです。と言った上で色んな話ができたのでした。
ほんと凄い知識量と爆音ボイスをお持ちの梵声先生のレッスンを5回ぐらい受けたころには、あの大阪でのワークショップを開催してました(笑)

それからフースラーメソードとSLSとそして解剖学などを色々織り交ぜながらレッスンをしていくことになるのです。

そこにコロナがやってきたきっかけでK-POPが好きになって、誰にも公表していないそんな時にK-POPアイドルを目指すための学校で教えて欲しいと、たまたまご依頼があったのです。
そこからまた研究心に火がついて色々と試していくのでした。

そんなことを10年やってきて、今後のことを見据えて整理する時期がきたのかなと思うようになりました。
僕が昔考えていた理想が、いくつもの専門家、特に体に特化した専門家やその他の専門家がチームとなって育成できる環境がほんとはいいのにと思ってきました。
ただ思っていただけなので、自分の役割はそこではないと考えていますが、これからの若手がそれをする人が増えるでしょう。

自分はどういったところで歌に携わりたいかと言うと、音楽教育においての音楽のあり方や、コミュニケーションとしての音楽のあり方、心に必要な音楽のあり方についてに興味があります。
+キラキラしたPOPシーンにも興味もあります。

現在時としては趣味で楽しく歌うためにできること。プロを目指している人にできること。声に悩んでる人にできること、が多いのかなと思います。

この一年どういう風に整理されていくのか、書いていきたいと思います。

声の改善方法や歌の改善方法なども書いていこうと思っていますので、宜しければフォローお願いします😌

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