#vocastock に行ってきた話(感想編) #vocanote @voca6458
どうもobscure.です。ここ最近はゲームセンターでスライダーやスイッチをシバくのを生業にしています。
さて、今回僕は先日6/2に開催された「ライブ活動をするボカロP」達が集まる共同主催フェス"VOCASTOCK"に参加してきました。
結論から先に言うと最高でした。最高でエモかった…
というわけでこちらのnoteは「感想編」です。イベントや各バンドについての感想や推し曲について書いていきます。本編です。死ぬほど暇な物好きの人だけ「感傷編」を読んでください。(後日投稿予定)
はじめに
ライブ活動を行ってるボカロPが数多く存在しているのは知っていても実際に観に行くチャンスは中々巡ってこない…(特に僕の様な地方住みの人間)そんな中ライブ活動するボカロPの中でもトップランカーみたいな人達が一堂に会するイベントが開かれるっぽいと観測してたら何故か手元にチケットがあったので行ってきました。人生初のライブハウスです。わお
①アゴノス
一番手として登場したアゴアニキ率いるアゴノス。アゴアニキの曲をバンド編成で聴くのは当然初めてだしなんならバンドハウスで曲聴くのもこれが初めてだし大丈夫か自分!?とか身構えていたら初っ端から引き込まれてました。
特に凄かったのがVtuberのときのそらに書き下ろしたオリジナル曲の「海より深い空の下」のアゴノスver。生のバンド編成で箱の中で聴くと破壊力が自宅のPCの前とは桁違いでこれがライブか…とか言いながら今回披露した新曲入りのデモCDを買ってました。凄い…あと生でのよっこらせ(笑)は想像以上にぶち上がりました。
②ツミキ
二番手は2017年末に彗星のごとくデビューしたツミキさん。しかも今回が初のバンド形式でのライブ。図らずとも記念的な場所に立ち会ってしまいました…
ツミキさんと言えば洗練されたスピード感の曲に乗せる語彙の暴力みたいな歌詞が非常に魅力的なボカロPですが、果たしてバンド編成生歌唱でどんな感じなのかと思っていたらなんと動画そのままの疾走感と熱量を展開してました。これが初披露ってマジ?しかも現段階での投稿曲全部に新曲まで披露とかオーバーキルすぎない?って気持ちでした。
③あらいやかしこ
三番手は梨本Pがフロントマンのあらいやかしこ。存在は何年も前から知っておきながら観る機会に恵まれなかった僕にとって念願の初ライブ。
バンドやライブ方面につよい知り合いの(面倒くさい)オタク君曰く、「梨本さん家のミクは泥臭い人間らしさとかを包み込んで成り立たせてるある種の神聖さがあるけど、あらいやかしこは100%の人間感情でぶん殴ってくる」と評していたけどまったくもってその通りでした…
いきなりギターの弦が切れたりしてるのに、のらりくらりとぶち上げていく様はミクとは違うベクトルの感情の振りきるを強さがありました。
生でのクソみたいなJ-POPが聴けて感動した...
④有形ランペイジ
四番手はsasakure.UKがプロデュースする超絶技巧演奏集団有形ランペイジ。昨年再始動してからライブに楽曲提供にアルバム発表ととても精力的に活動しています。まさか一曲目にJack-the-Ripper◆をやってくれるとは思わんかった...一介の音ゲーマーとしてめちゃくちゃテンションが上がると同時にこんな変拍子曲マジでライブで演奏できるんだ…とビビり散らかしていました。今年10周年(!?)のハロプラの合唱締めるのも感慨深いものがありましたね...
⑤RubberJohnny
五番手はYMさん率いるRubberJohnny。エネルギッシュにただ真っ直ぐ突っ走っていく勢いがめちゃくちゃカッコよかったです。YMさんのボカロ曲の「熱さ」の部分をそのまま形にしたようなパフォーマンスに終始圧倒されていました。生演奏での十面相のスピード感に度肝を抜かしたし、メンバー紹介のテンションまで熱かった...
⑥dolce
六番手はyukkedoluceさんがフロントマンを務める昨年結成されたバンドdolce。ゆっけさんの聴き入る世界観とメロディに引き込まれるようなステージでした。ここまで熱量の塊みたいなバンドが連続してきましたが、dolceは「熱」というより「温」で聴衆を昂らせて、それでいて落ち着かせるような感じはまさにゆっけさんのバンドだなぁと感じました。
⑦かいりきベアBAND
七番手は今回のイベントの為の特別編成のかいりきベアBAND。かいりきベアさんの曲をバンド編成で披露したのですが、個人的には一番ビックリしたステージでした。かいりきベアさんの無機的でキャッチーな曲がボーカルと編成が変わるだけでがらりと印象が変わったのがめちゃくちゃ印象に残っています。いわゆるヴィジュアル系のテイストのステージと化していたのですが、こうやって様々な色に変わることもかいりきベアさんの曲の魅力なのかなと改めて思いました。
⑧GYABAN
八番手はGYARIさんを有するボカロ&ボイロ系ジャズバンドGYABAN。GYARIさんの空前のブームを巻き起こしているボイロ曲になきゃむりゃさんの変拍子ボカロ曲曲までジャズバンドの強み全開で楽しませるセットリストでした。「アカリがやってきたぞ!」は一体どう演奏するのかと思ったらボーカルの人がEXボイス割り当てた鍵盤叩く形でという非常に喧しい(良い意味で)ステージでした。
➈おはようございます
九番手は鬱Pを中心としたラウドロックバンド「おはようございます」。
…...でしたが会場に移動したときにはなんか空気が緊張して果たして…となりました。そして始まるライブ、なんかすごい爆音、初めて生で見るヘッドバンギング、壁際で怯える僕と完全に異文化コミュニケーションの時間でした。バンドからの圧とフロアからの圧に終始圧倒されてました。すごい。
➈和田たけあき
十番手は先日今年のマジカルミライのテーマ曲を発表したばかりの和田たけあきさんのバンド編成ライブ。酸素が足りないんじゃないかというほどの熱狂的なフロアと張り合うようにバンドメンバーそれぞれが八面六臂のパフォーマンスで、アルバム曲からミリオン再生のキラーチューンまでまくし立てる様はライブというよりタイマンを張っているようでまさに圧巻でした。
チュルリラのコール&レスポンスの気迫が怖いほどだった…
⑪ピノキオピー
そして今回のイベントの大トリはピノキオピー。もはや動画でもお馴染みとなったVOCALOIDの音声とのセッションを今回は生ドラムとDJの形式を組み合わせて披露したライブパフォーマンス。初音ミクとの掛け合いが完全に板についていて「これが『ピノキオピー』だ!!」という主張がビシバシ伝わってくるステージでした。 最後に鬱Pが乱入してからのゴージャスビック会談は完全に予想外だったので思わず笑っちゃいましたね……
まとめ
そんな感じでVOCASTOCKに参加した感想まとめでした。本当は一バンドについてより書いていくとキリが無い...
初めてのライブハウスでのイベント参加でしたが行けて本当に良かったイベントでした。ボーカロイドを追っかけて行ったらバンド編成でのライブのような表現方法まで辿り着いたのは本当にこのジャンルは懐が深いなと感心すると同時に、ボーカロイドの活動の幅の広がりを生で実感できて本当ににいい経験でした。このようなイベントは定期的にいろんなところでやって欲しいし、もっといろんなジャンルの人のライブパフォーマンスにも興味が出ました。
今回出演した人達は今後も何かしらライブを行う予定があるらしいので、「この人のボカロ曲聴いたことあるし好き~‼」って人は一度ライブを観に行くのもいい体験になると思うので、食わず嫌いせずにまず一度足を運んでみるのもいいかもしれません。というか是非行ってください。
同時に一度に沢山集まった方がこういうライブって足を運びやすいので是非VOCASTOCK第二回の開催をも期待しています!
そんなわけで感想編です次の#vocanoteでお会いしましょうobscure.でした!
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