第909回「豊田英司の"今日のベトナムニュース解説"」バイク利用率でベトナムが東南アジアの「バイク王」となる
本日の記事：
「バイク利用率でベトナムが東南アジアのバイク王となる」
原題：
" Vietnam crowned king of motorbikes in Southeast Asia "
【本日のポイント】
（１）ベトナムは東南アジアでバイク利用率が最も高い国であり、国民の73％がバイクを利用していると調査で示された。
（２）バイクの人気は低価格、柔軟性、エネルギー効率によるもので、狭い道が多いベトナムの都市部で特に適しているものと思われる。
（３）東南アジア全体は世界的に見てバイク製造の中心地で、2023年には販売台数が増加し、その中でベトナムが「バイク王」として存在感を発揮している。
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【解説】
アジアゲートベトナム代表の豊田です。
さて、今日の記事について。
インドネシアの調査会社の調査によると、国民当たりのバイク利用率でベトナム国民は73％近くが移動手段としてバイクを利用しており、東南アジア諸国の中でトップとなったそうです。
まぁ、「でしょうね」という感じです。
ベトナムの人口の72.8％がバイクを利用している一方で、シンガポールでは、この数字は2.4％に急落します。
まぁ、あれだけコンパクトで便利な街ならバイクなくてもいいんですかね。
他の国でいうと、2位はブルネイで６７.２％、3位がマレーシアで45.3％でした。
4位のインドネシアは国民当たりのバイク利用率としては４５.１％ですが、人口がベトナムの3倍近い2億7千万人以上いますので、バイク使用台数としては東南アジアで1位となっています。
今年に入ってベトナムのバイク販売台数は不景気の煽りを受けてか前年比でマイナスが続いているようですが、ベトナムのバイク販売台数に占めるホンダさん、ヤマハさんのシェアはえげつないことになっておりますので、来年は景気回復して台数が伸びるといいですね。
7～9月のバイク販売台数、前年同期比▲19.88％減の61万台
以上 豊田英司
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