啓蟄

夕刻仕事に向かって西空を見ると、月が出ていない。

そんなバカな?

春霞で見えないのか。

と思って首を振りさけ見ると、中天に上弦。

それはまるで甕の底のコインのように小さい。距離が遠い。

昨日朝、★遠地点を迎えた。なんともかったるい。

半月遠地点で、「波動」の変わり目であるが、「桜」にはまだ早い。

見事な「梅」の開花が目を楽しませるのみ。

自宅プランターでは、暖かくなり始める前に、早くもアネモネが咲き誇り始めている。

大きなプランターとは言え、そこに30球も植えたものだから、これからの「賑わい」が予想できない。

水仙は「満開」でそれに続いて、ヒヤシンス、クロッカス、ムスカリー、ラナンキュロス、チューリップ、そして大量のフリージアがその「芽」を持ち上げているのがわかる。

「啓蟄」―すでに池端にひっそりと「保護色」のガマがやってきていることも確認した。

シャワーを浴びせてもピクリともしない。

春になった。天よ!思いのままに雨を降らせよの心境か。

ともあれ、コイツが鳴き始めて群れが集う。

それは毎年繰り返される営為だ。

池端のテッポーユリ群はグングン伸びて、タイ釣り草の芽が地面から現れる。

クレマチスも上からも下からも芽を吹く。

その手前のクリスマスローズは「満開」の直前だ。

花粉舞う中、忙しく動く時が来ている。

今日は、「おひさまのうち」で音読会を開く。音読会と言っても、これは4月より始める音読指導者養成講座の「立ち上げ会」。

同時に、幼児や子どもにカタカムナの音を伝える試み。

「試み」と言ったが、すでにその「効果」が大きいことははっきりしているので、これをいよいよ本格的に広めていこうとする活動である。これも体験理解者の人たちがあってこそのこと。

その通り。低下する日本語環境の中で、子どもに最も聞かせたい音―それはカタカムナの音である。

全ての人の日本語力を高める音読法。今その指導者になる人たちが動き始める。


養成講座・デジタルコンテンツ・講演会等最新情報は以下より発信。
松永式道場LINE公式アカウント登録お願いします。

ここから友達追加➡ https://lin.ee/mXIAzPB

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?