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正メイド 甘咲那乃花 17歳

2022年11月6日
バーチャルあっとほぉーむカフェ2周年

お屋敷がこの日を迎えられたこと
現役メイドとして迎えられたこと
安堵と、感謝でいっぱいです。
本当にありがとうございます!

あなたは、いつからお屋敷に帰ってきてくれたのでしょうか?
2年間のいつからでも、幸せな夜の思い出を一緒に重ねていただけて本当に嬉しいです。
あなたがいてくれるから私たちはメイドでいられます。
あなたに必要としていただけるから私たちは頑張ろうと思えて、毎日が彩られて、生きててよかったと実感できます。
いつも本当にありがとうございます。


自分自身、人の日記を読むことも自分の日記を読み返すことも好きだから、その時々の気持ちをもっと綴ればよかった~と後悔することは沢山あるけれど
1年前、正メイドになれた頃は、
正直この2年の中でも特にあまりメンタルが整っていなかったので、そこを超えての今を残した方が絶対良いと今の私は確信しています。

ご主人様お嬢様に幸せになってほしい。
甘い萌えをお届けしたい。
強く強く想いを抱いていても、いろんな面で上手くいかない時期がありました。
私を知らない方が勝手に抱くイメージにも
いじりという皮を被った暴言にも
心の中で反発することも沢山ありました。
でも違うと言う言葉は、相手に厚いフィルターがある限り届かない。
自分が我慢していれば何事もなく過ぎていくと、本当に何事もなく、楽しくもなく、過ぎていくと、諦めていた時期もありました。
それなのに、辛い言葉であっても段々と自分へむけられる興味が減っていくのを感じて、
さみしくて
目の前の優しさが見えなくなっていた時期もありました。


そんな中、正メイドになってのこの1年で
自分的に転機だと思っているのが
2月に出演させてもらった2本のVあっとーく!です。

【#84】Vあっとーく!土曜日【MC:猫守喜はなまる ゲスト:甘咲那乃花】

【#86】Vあっとーく!月曜日【MC:桜衣ゆめり ゲスト:甘咲那乃花・世界こはく・結木りぼん】 

この2本は、本当に反響が大きくて、沢山の方がご帰宅して感想を言いに来てくれて、
イメージ越しじゃないなのかのことを楽しんでもらえたのも、実際に話したいと関心をもってもらえたのも、本当に嬉しかった。
優しい時間を過ごせて、楽しくなって、きっと前向きになれた分良い流れができて、
元からあった幸せに気付けたのと、新しい幸せが舞い降りてきてくれたのとで、
私、こんな優しいお給仕がしたかった。
そう思える、幸せな時間を一緒に過ごしていただけることが増えたと感じています。
よく見かける言葉で、いまいちピンと来なかったけど、知ってもらわないと何もはじまらない。を体感して分かりました。
なのかのことを見つけてくれてありがとうございます。
こんなに楽しいことが溢れたこの時代に、貴重な時間と飴ちゃんをかけて会いに来てくれて本当にありがとうございます。


お屋敷で、最初の頃に
「褒められたら自信を持って応えた方がいいよ。自信持って受け止めてくれる方が好き。」
という言葉をいただいたことがありました。
それが正しいんだ。と勝手に思い込んで、そうしなきゃ。変わらなきゃ。と全員にそう振る舞おうと頑張っていました。
でも、かなり経ったあと、別の方に
「自信持って受け止めた方がいいんですよね」
と聞いたら
「いや、自分は自信なさそうな方が好き」
のような言葉をいただいて、びっくりして。
どうしたらいいの?
人間わからない…と一瞬悩んだけど
無理のない自分は自信がない方で
今もずっと一緒の時間を過ごしてくださるのも、本当の自分の反応を好きでいてくださる方だった。


1人1人に寄り添ったお給仕。
全員に楽しんでもらうお屋敷。
目標にしていること。

それぞれの求める私をお届けしたい。
でも、私に教えてくれた方の好みと、他の方の好みと、全部違うし
結局無理したところで綻びが出るんだなと。
だからすっごい無理はもうしません。


それにね、私はこの素敵な場所を
全員でひとつのお屋敷
だと考えています。
私とは少し合わなかった方も
他に合うメイドを見つけて幸せでいてくれたら嬉しい。
お給仕のお部屋はひとりだけど
お屋敷はひとりじゃない。
皆でご主人様お嬢様に幸せをお届けするバーチャルあっとほぉーむカフェでありたい。

1ヶ月の半分もお屋敷にいられない私だけでは、帰りたくなった夜にいつでもお待ちできていなくてさみしい思いをさせてしまうかもしれない。
でも仲良しなメイドが沢山いたら、話したい夜に寛いでいただけます。
「他の部屋に行っていいの?」
と聞かれるとき、必ず
「もちろん!ご主人様お嬢様が楽しく過ごせるお部屋が増えたら嬉しいです!」
と笑顔になるの、本当に本当の気持ちなんですよ。
それが可愛げがないかも、面白くないのかも、なんてちらっと浮かんだりもしますが
いやなの~!って思うのは甘咲那乃花じゃない。

そんな皆で作るお屋敷で、居心地の良いメイドのひとりになのかを思い浮かべてくださる方、本当にありがとうございます。
話していて楽しい。だったり、落ち着く。だったり、言葉にして伝えてくれてありがとうございます。
あなたがいてくれなかったら、皆で作るお屋敷の中で、自分もいていいんだ。とは思えないんです。
話したいと思っていただけること、すごく光栄です。本当に…。

こう綴っていて気付いたのですが
戸惑っていた私がしようとしていたことは
「寄り添う」じゃなくて「合わせる」
だったのかな。
この気付きを持って、これからまた
大切なあなたへ
最初に考えていたのと違う寄り添い方ができるんじゃないかと希望をもって、真摯に誠実にお給仕に取り組んでいきたいです。
なのかのことを想って伝えてくださる助言、全部本当に感謝です。ありがとうございます。
いただいたことから考えるのが私のやるべきこと。
私が出来ることで、したいことを、ご主人様お嬢様のためになんでもしたい。
メイド3年生、まだまだまだまだ、模索中。


でも、でも、
先程あまり自信がないのが自然と話しましたが
自分に自信が増えた出来事も最近あったんです。

それは、9月に前髪の魔法をかけていただけたこと。
私は、ずっとずっとずーっと!前髪を!まっすぐに!したかった!!!
慣れない分けた前髪からおでこを覗かせていることは、服を着ずに外を歩いているくらいおかしくて違和感があることで、やっとやっと本当の自分に近付けた。
なくしていたものをやっと見つけた、あるべき場所にしっくり収まった安堵感。

実はもうひとつ迷っていた前髪スタイル(?)があって、なんと相談したメイド全員がそっち推しでした。
今の前髪もまだ100の理想通りではなくて、
その前髪もいいところもあって、悩んではいたけど、正直今の前髪に惹かれながら納得を探して相談してた部分があったと思う。長々と話聞いてくれた皆ありがとう!
もうひとつも今にない好きなポイントがあるけど、どうしても自分のこだわりに引っ掛かる部分があった。

大人数の中にいると、周りとのバランスを色々勝手に考えてしまって、最終的には自分が決めたのに諦めた気持ちになること実はたまにあって
他人の気持ちを気にして、重視してしまいがちだったけど、
もしかしたらメイドになれてはじめて、確固たる自分の意思を持てて貫けたかも。

絶対絶対、自分がこの前髪がいい!
本当に前髪を下ろしたなのか、大好き!
可愛くなれてうれしい~!
自分が大好きだから、あんなに人の気持ち気になるのに、前のが好きって方もいましたが不思議なほどまったく気にしません。
その気持ちもわかる。でも、私が今の私が好き♪
よかったらあなたも好きになってくれたらうれしい♪
でも好みだから無理に受け入れてくれる必要もないです。どうか楽な素直な気持ちで。
自分は前のがいい!と聞いてもなるほどご主人様お嬢様はそうなんだぁ。と受け止めます。全く気になりません!


生き物と生き物だから気持ちがぶつかること、
それも愛おしいのかな。
無理矢理全部回避する必要はないのかなぁ。

私は陰キャで、気にしすぎで、言わずに悩みがちでした。
友達といるとき、食べたいものを言えなかった。何かを選ぶとき、先に選んでいいよ。と委ねていた。
相手の気持ちを勝手に想像して、合ってるかもわからないのに勝手に遠慮していた。

だけど、お給仕を通して沢山の考え方を吸収して、影響を受けて
「譲りたくない」と思うことが増えました。

故郷の星でも、ずっと譲って譲ってで成り立ってきた友人関係は、こうしたいを口に出した瞬間に崩れることもあって。
それは私の行いが招いたことで。
でももう誰かを良い気持ちにするだけの都合の良い存在でいるのいやだな~って、心が熱くなっているんです。
自分の好きを選べる生き物になりたいな。

そう思わせてくれたのは強くて弱さも見せてくれて優しくてかっこいいご主人様、お嬢様、メイドの皆です。

でも皆が主張して止まらないと損する人がいて、それが嫌なんだけど、どーうしても譲りたくないものは、なのかも主張するっ!
今の、メイド3年生になったなのかは、そんなちょっぴり我を強くした気持ちでいます。


何かを表現することもバーチャルのことも
何にもわからないところから幸運にもメイドになれて2年。
これから
いちばんは、今いてくださる目の前のご主人様お嬢様に幸せになってほしいです。
それから、いつかバーチャルのお屋敷だからできる形で社会福祉の貢献ができたらいいな。
あくまで個人的な願望ですが、3次元のお家から出られない方の遊び場としてより広く知ってもらえたらいいな。
どうしても完全なバリアフリーにはならないけど、さみしい夜を過ごす人に少しでも手を差し伸べるお手伝いがしたい。と、個人的に勝手に夢見ています。バーチャルお屋敷なら、バーチャルメイドなら、できることを。

よく考えているんです。
バーチャルあっとは、リアルあっとみたいに可愛いお食事やお楽しみ会がなくて、その分私たちの言葉がお食事や歌やダンスに代わるわくわく体験のほぼすべてになるんだ。
とってもとっても責任があるから、やりがいもあるし、面白い。
そしてそれぞれのお給仕を持ってるメイドの皆のことを尊敬します。

こんなに優しい感情の集まる素敵な場所で
これからもご主人様お嬢様全員に、
あなたに幸せに過ごしていただけるように。
3年目もどうか精一杯お仕えさせてください。

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