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競技としての修学旅行 女子 しおりの部 No.2 世界こはく

旅の目的

私たちは齢17歳の女児。
いまだに未熟です。
そんな私たちはフランス、せっかく華の都パリに行くのであれば大人の女をめざせばさらに僕たちの魅力を倍増させることが出来るでしょう。ということで、私たちの修学旅行の目的は「大人の女性になること」
この旅で私たちの求める美を追求できるよう、努力していきましょう。
この旅行では度々ミッションが発生しますが、修学旅行を楽しむエッセンスとして楽しんでいただければと思います。

まず最初に

Tシャツを配ります。

理由は私たちは友達。そして、私たちは、友達。
友達である私たち、マジ卍修学旅行の結束、絆は確かであると思います。しかし、私たちはガチで仲が良すぎて、営業みたいなことが本当に苦手ですね。
なので僕たちの仲の良さを世界に周知させるために、このTシャツを配ります。渡したので、着ましょう。

宿

Heart of Réaumur-Sebastopol
ルーブル美術館まで徒歩20分というパリ2区に位置する立地も日当たりも良いairbnbです。2泊3日の共同生活を楽しみましょう!

【一日目の日程】

まずは芸術を知ろう

ヨーロッパは古くから芸術の歴史が有名ですね。それこそ先史時代に描かれたラスコー洞窟の絵画たちがフランスに現存する古代美術の一つです。他にも音楽や建築など芸術を保存するために多くの美術館があることは皆さんご存じかと思います。美術館はあらゆる時代の芸術を鑑賞するのに本当に役立つものです。なので、

まずはルーブル美術館です。【所要時間9:00‐13:00】

ルーブル美術館は紀元前から19世紀頃の美術品がコレクションされています。
かの有名なサモトラケのニケ、モナリザなどですかね。ここで私が見たいのがジュエリーです。昔から権力の象徴の一つであるジュエリーも、もともとルーブル美術館は宮殿があったところに建てられた美術館なので、もちろん収蔵されています。そのジュエリーたちをどや顔しながら見るというのがルーブル美術館でのミッションの一つです。
おみやげもたくさん買えます。たくさん買ってください。
🌟どの作品が自分に一番似合うか選ぼう!

お昼はルイーズ・カフェというカフェで食べようかと思っております。フランスの伝統料理も出していて、観光客にも人気なカフェです!もしくは次の目的地にもレストランが併設されているのでそちらで食べてもいいと思います。
荷物がめちゃくちゃ多ければこの後に宿に戻っても大丈夫です。

次の目的地は国立近代美術館(ポンピドゥーセンター)です【15:00‐18:00】

名前の通り近代の芸術を所蔵している美術館です。ピカソとかピート・モンドリアンとかの1905年以降に発表されたキュビスムなどの現代アートが所蔵されています。
正直近代芸術に関してピンと来ることはなかなか少ないかと思いますが、ファッションやメイクと同じく芸術にも流行りというものがあり、その当時の世相を強く反映しているものでもあります。なので現代芸術の鑑賞をすることは国家権力者が多いマジ卍修学旅行にとって大事だと思いますので、パリ三大美術館の一つでもある国立近代美術館で市民の感覚を拝見させていただきましょう。
🌟ミッション好きな作品を一つ見つけて140字でまとめよう!

そしていったん宿にまた荷物を置きに行き、外に行くのがだるければウーバーでも頼みましょう。外に行く元気があればSOMA Saintongeという少し歩いたところにある日本食レストランでの食事です。僕たちは各々違う国に住んでいますが、割と日本食になじみがある国だと思います。パリまで来て日本食かよと思うかもしれませんが、レビューの言葉をお借りするとここの日本食はフレンチから見た日本食。これは芸術の流行りでもあり、ゴッホも傾倒していたジャポニスムに他なりません。おいしそうです。

【二日目の日程】

一日目で芸術とは、美とはの各々の解釈を得られたと思うので、二日目は三日目の大トリに備えファッションセンスを磨いていきましょう。みんな大好きショッピングだ!あと服装は自由です!過度な露出はしないように。

ガリエラ美術館【11-12.5】

この美術館はタイミングが合えば行きましょう。なぜなら常設展が無く、年に二回ほどの特別展が開催されたときのみ開館しています。この美術館はガリエラ夫人のコレクションが保存、展示されており、そのコレクションは衣服、帽子、靴、バッグ、扇、パラソル、アクセサリーなどが20万点にも及び、言わずもがな、女子のあこがれと言っても過言ではないでしょう。最近ではVOGUEパリ誌の100周年を祝う展示が行われていました。

↑タイミングが合わなかった場合、パリ装飾美術館に変更です。

お昼ご飯は少し歩いたところにあるLes Marches(レマルシェ)【13-14】
地元の人たちでもにぎわうフレンチです。味も折り紙付きで比較的リーズナブルですが、観光客をメインに商売していないので、英語が通じない場合があります。この勝負に勝った際には簡単な会話で使えるフランス熟語集を巻末にお付けします。

イヴ・サンローラン美術館【14.5-15.5】

メイドの皆さん、お嬢様なら皆様デパコスなど一つは持っているかもしれないイヴサンローランというブランド。もちろんご存じかと思いますが、イヴサンローランはデザイナーの名前で、20世紀を代表するデザイナーです。この美術館にはサンローランの作品や軌跡が展示されています。サンローランはオートクチュールの伝統から既製品へシフトしたことで大衆向けの服をデザインしたことで有名ですが、ここではいかにもオートクチュールな感じの服もたくさん展示されています。なかなかオートクチュールの服を見る機会は………姫と王と社長令嬢ならあるかもしれませんが、次の舞踏会のドレスの下見感覚で見てもいいと思います。

ギャラリー ラファイエット【16.5-19】

パリが反映した19世紀末にオープンした老舗のデパートです。1912年に本店に現存するアールヌーボーの様式も存分に取り入れたガラスのドームは豪華絢爛で、デパートでありながらデパート自体が美術品と言っても過言ではありません。デパートなのでいろんなブランド品やコスメももちろんありますが、テラスでゆっくりしたり、セルフ形式のレストランがあったり二人一組に分かれて買い物をしてもいいと思います(単独行動は絶対ダメ!)
🌟ミッション 上品でエレガントな雰囲気のお洋服一式を入手して!

二日目備考
正直サンローラン削って買い物でも有り。

【三日目の日程】

一日目、二日目はセーヌ川周辺を回りました。パリの中心と言っても過言ではないこのエリアは常に先駆者で華々しく、都会の雰囲気に少々疲れてしまいます。この日は最終日。トリのイベントがあるため、少しゆったりした観光をしつつ、旅のフィナーレを飾りましょう。

モンマルトル【11:00‐】

映画「アメリ」の舞台ともなっているパリの下町モンマルトル。今でも古くからのパリの風景を見ることができ、芸術家の町としても有名です。(ノワールやセザンヌ、モネをはじめ、ゴッホやピカソが住んでいた)パリで一番おいしいと言われているパン屋さんもモンマルトルにあります。モンマルトルの丘からはパリを一望することができます。個人的にモンマルトルで行きたいところはサン・ピエール教会かな~、ローマ時代の神殿の大理石の柱が残ってるんだって。

ちなみに、もっとパリの中心で買い物がしたい!とかマルシェに行きたいとか、蚤の市に行きたい、もう一回行きたいところがあるという場合は変更してもいいと思います。変更可能自由時間です。

16.5 一度宿に戻っていただき、昨日買った上品でエレガントなお洋服に着替えてもらいます!

サント・シャペル【17-18】

実は皆様見たことがあります。班長生誕記念楽曲キャンディキャンディのラストを飾った映像がサント・シャペルです。創世記からキリスト復活までの聖書にちなんだフランス最古のステンドグラスが織りなす光の芸術は聖なる宝箱とも称されるほど。世界遺産の一部でもあります。正直この美しさは見てみないとわかりませんね。行きましょう!

オペラ座【18.5-】

この旅行のトリとなるイベント、オペラ座の見学と、観劇です。
夜の観劇となるためエレガントなカクテルドレスを皆様に入手していただきました!オペラはもちろん、内部の装飾も歴史的価値があり、シャガールの天井画などが有名ですね。
身も心も良い女の気分で観劇をし、旅に幕を閉じましょう。

終わり

ルート紹介

⚠宿は仮位置です⚠

一日目

二日目

三日目

パリに旅行に行く際の注意点

海外旅行では普段生きていたら味わえない危険がたくさん!スリにあう、ぼったくりに合う程度の🍬で解決できるものならまだマシです!
どんな危険があるのか、ちゃんと把握しておきましょう。

多発している犯罪
🌟スリ
様々な手口で観光客が餌食になっているスリ。メトロ内、観光地、路上など様々な場所が危ないです。
🌟強盗
治安の悪い区域や深夜のメトロなどで強盗が発生しています。刃物で金を出せと脅され、出さずにいると暴行されることもあります。
🌟置き引き
主要駅やカフェ、レストランでの置き引きが多発しています。カフェやレストランではテーブルの上に置いた携帯だけでなく、足下に置いた荷物が盗まれることも多いです。
🌟ぼったくり、詐欺
観光スポットにはたくさんの物売りがおり、ぼったくりの事例も発生しています。カフェやレストランでもお釣りをごまかすお店もあるので、おつりは必ず確認しましょう。
🌟暴行(アジア人狩り)
近年パリ近郊でギャング達によるアジア人狩りと呼ばれる、アジア人にむけた無差別な暴行事件が発生しています。

→対策
・どこでも常に警戒心を持って行動する。(でも楽しむことがいちばん!V(^0^))
・メトロやバスなどは混雑時の乗車を避ける。
・ハンドバッグは盗まれやすい。冬場であれば防寒着の中にショルダーバッグを肩掛けするなど貴重品を肌身離さないように。また、ポケットにも貴重品を入れないようにしましょう。金品は分散して所持したほうが安全です。
・署名をしない(署名に見せかけたスリやよくわからない契約書とか本当に危ない!)
・服やアクセサリーをブランド品で固めない。←🍬を持ってると犯罪集団に認識され狙われやすくなる!マジ卍修学旅行Tシャツを有効活用してください!

デモ、ストライキに関して
フランスではデモ、ストライキが日常茶飯事です。デモやストライキが起きると公共交通機関が止まったり通行止めになったりすることが多いので、頻繁に情報を集めるようにしましょう。

優勝特典🏆役に立つかも!旅先でのフランス語集


フランスのマナーとしてまず挨拶
お店に入るときも、何か質問するときも、まず初めにあいさつが重要です。

おはようございます、こんにちは bonjour (ぼんじゅー)
こんばんは bonsoir (ぼんそわ)
さようなら au revoir (おぅ ヴぁ)
おやすみなさい bonne nuit (ぼんにゅい)

フランス語の受け答え
相手の言っていることに相槌を打ったり、相手にお礼を言うことは大事です。旅の恥は搔き捨てとも言いますが、最低限の礼儀をわきまえた行動をいたしましょう。

はい oui (うぃ)
いいえ non (のん)
お願いします/すみません s’il vous plaît  (しるヴぷれ)
ありがとう(ございます) merci (めるしぃ) 
いいえ、結構です non merci (のん めるしぃ)
すみません(失礼!) pardon (ぱぁどん)
すみません(問いかけ時) excusez-moi (えくすきゅぜ もわ)
本当にすみません je suis désolé(e) (じゅ すい でそれ)
わかりません je ne sais pas  (じゅぬ せ ぱ)

質問してみよう。
旅先ではわからないことがたくさん!なぜなら異文化だし、そもそも書いてないこともたくさん!自分だけでは解決できないときは人の手を借りることもできます!だって人間が生きているから!
その時ちゃんと答えを得ることが出来たときに旅行の楽しさが倍増しますよ!

🌟頻出🌟 Je peux?[じゅぷ?] (Can I?)
レストランでこの席に座っていいか尋ねる時椅子を指さしながら「じゅぷ?」
持っているチケットが使えるか尋ねる時チケットを指さしながら「じゅぷ?」
お店で🍬、魔法のカードが使えるか。🍬またはカードを指しながら「じゅぷ?」

フランス語の5w1H
when     Quand ?(カン/いつ)
where    Où ? (ウ/どこ))
who      Qui ?(キ/だれ)
what     Que ? (ク/何)
why      Pourquoi ?(プルクワ/なぜ)
how     Comment ?(コマン/どのように)

応用↓
How much C'est combien ?[セコンビャン]/いくらですか?
数量、距離、時間、人数を尋ねることが出来ます
C'est combien ça ?[セコンビャンサ]  これはいくらですか?
Ça coûte combien pour aller à Roissy ?[さくとこびゃんぷあれああろっし?]       シャルルドゴール空港までいくら(how long)ですか?
Ça fait combien ?[さふぃこびゃん]  全部でいくらですか?
Combien de place reste-t-il ?[こびゃんでぷらすれすとてぃる]  何席残ってますか?

where is Où est ○○?   ウ・エ ○○? 場所を尋ねる時

今回の旅行で行くところのフランス語
ルーブル美術館 Musée du Louvre[むぜどぅるーば]
ポンピドゥーセンター Centre Pompidou[さんとれ ぽんぴどぅー]
SOMA Saintonge[そぅま さいとんじゅ]
ガリエラ美術館 Palais Galliera[ぱらぎゃいりえが]
パリ装飾美術館 Musée des Arts Décoratifs de Paris[むぜぇでざぁtでこらてぃvでぱり]
Les Marches(レマルシェ)
イヴサンローラン美術館 Musée Yves Saint Laurent[むぜーいヴさんろーごん]
ギャラリー ラファイエット Galeries Lafayette[ぎゃらりぃ らぁふぁいえt]
もんまるとる Montmartre(もんまはt)
サント・シャペル Sainte chapelle(さんとしゃぺrre)
オペラ座 l'opéra[るべrrあ] 

お手洗い toilettes
近い駅 Près de la gare
バス停 station de bus
タクシー乗り場 Station de taxis
おすすめのお店 Magasins recommandés

その他質問(指さしにでも使ってください)
日本語のメニューありますか? Avez-vous un menu japonais?
英語のメニューありますか? Avez-vous un menu en anglais ?
この人見かけませんでしたか?(はぐれたとき) Vous n'avez pas vu cette personne ?
スマホ落ちてませんでしたか? Votre smartphone est tombé ?
無料ですか? C'est gratuit?

🌟個人的、これさえあれば買い物できるワード🌟
「ça」(サ)(this)

何か国か旅行に行ったことがありますが、ハロー、サンキューの次、もしくは同じぐらい使った言葉が「I want this」(これがほしいです!)
旅行に行った際はお土産など欲しいものがたくさんありますね。空港を使うのであれば免税でのお買い物もとっても魅力的です。そのとき「ガラスケースに入ってるこれが欲しい……店員さんに取ってもらわないと……てかこれなんていうの…?」となる場合もたくさんあります。その時
ça s’il vous plaît  (さ しるヴぷれ)(これお願いします)
さえ使えれば買い物には困りません!(たぶん)


以上、世界こはくの旅のしおり【パリ編】でした。

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