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Stable Diffusionを活用したAI美少女の着替え&ピタ止めの生成方法(inpaint anything機能)

AI美少女のピタ止め

今更ながらTikTokやYouTubeで注目を集めている下記のような「AI美少女のピタ止め」を参考に、StableDiffusionで作ってみました。

inpaint anything

同じ顔、同じポーズ、同じ背景で、AI美少女のBefore/Afterの画像を生成するために、その作業を効率化する拡張機能「inpaint anything」を導入しました。
AI美少女の着替えにはこの拡張機能を活用することで、服の部分を選択&マスキングし、AIがその部分を自然に補完・変換する機能になります。
具体的な導入ならびに実施方法はこちらのyoutubeを参考にさせていただきました。

注意点

「inpaint anything」の初回起動時は、モデルのダウンロードに1時間以上かかることがあります。事前に時間に余裕を持ってダウンロードを行うことをおすすめします。

1GB以上のモデルをダウンロード

AI美少女のBefore/After

まず、服を着たバージョン(Before)をStable Diffusionで生成しました。

上記のAI女子高生を水着姿に変身させてみたいと思います。

手順はyoutubeの通りにInpaint Anything機能を使ってマスキング

指定した範囲の服を水着バージョン(After)にするため、promptに"bikini"と入力して「Run Inpainting」を実行

左下が服→水着の女子高生

同じ顔、同じポーズ、同じ背景で、AI美少女のBefore/Afterの画像を生成することができましたが、若干ノイズが入ryので、Seed値を何度かトライ&エラーを繰り返す必要がありました。
完全な水着姿を生成することはできませんでしたが、AfterのAI美女が生成できたと思います。

「inpaint anything」は大きい変化が苦手

同じ面積範囲内での洋服の変更は可能だが、水着など肌が見える部分についてはAIで画像補正する必要があるため、AI美少女のピタ止めに使用するには一工夫しないと厳しい。
「inpaint anything」である程度、形になったら、「lama cleaner」でノイズ除去して「img2img」で徐々に変える必要がある。
ちなみにキャミソールや陸上ユニフォームなど、面積の少ない服であれば、ある程度いい感じで水着に変換することは可能だった。

若干、ひもが多い気がしますが、そこまで違和感はない

個人的におススメな手法

背景のみが異なるけど(ある程度似たようなシーンは可能)、同じ顔、同じポーズであれば、「txt2txt」で「ControlNet」と「Reactor」を活用すれば高精度で大量生成することができる。

AI美少女のピタ止めは、同じ人物のセクシーな画像を見て楽しむというか、ピタ!!と止まった瞬間がうれしいはずなので(当たった!!、当選した!!って感じ!?)、背景までは全く一緒にする必要はないのかなーと個人的には思いました。


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