私はこの子とゆきたかった

先日、大好きな作品のキャラクターフィギュアがプライズの景品で出ました。
プライズの景品、平たく言うとクレーンゲームのグッズです。
私は昔からゲーム系は全て不得手で、クレーンゲームも取れた試しがほぼありません。
でも今回だけは、どうしても!ほしい!
欲望に忠実な人間なので、発売してすぐにゲームセンターまで走りました。
取れるか取れないかじゃない、取るんだという強い意思で挑むも、まぁそうやわな。取れへんわな。
それを見越して夫を連れて行ったわけですが。
夫もなかなか苦戦した末、ようやく来てくれました。
幼少期から好きなキャラクターなので嬉しさMAXです。

このフィギュア、同じ種類で他のキャラクターも出ていまして。
私が好きなキャラクターは、だいたいそのキャラクター含め4人で行動することが多いのです。
ここまで書けばお察しかもしれませんが、強欲の人間なので1人入手すると、他の3人も、となってしまうのです。
詳細は割愛しますが、4人揃いました。

残りの3人のうち1人は、友人と遊びに出掛けた際にゲーセンに連れ回し、最後の一手を決めてもらいました。
こちらもかなり苦戦した子で、落とせた時の喜びはひとしお。
大人気なく2人で大喜びでした。

「いやもうこの子と一緒に三途の川わたるわ!!棺桶入れる!!ほんまありがとう!!!」

テンションが上がり過ぎた結果そんなことを口走ったのですが、はて。
プラスチックだからもしかして。
一緒に川を渡れないのでは。

4人に囲まれて旅立つ計画はあえなく頓挫しました。
副葬品には入れられるもの、入れられないものがあるので、入れられるもので私の「すきなもの」をしっかりと選定しなければと思いました。
なにはともあれ、今の段階で気付けて良かったです。
苦肉の策で、棺桶の周りを4人で囲ってもらおうと思います。
しかし結婚指輪も入れられない場合があるとはなんとも感慨深いですね。

御朱印帳は持って行くと決めていますが、自分のバイブルである作品のグッズも数点持って行きたいというのが本音です。
こればかりはオタクの性です。
身近な人間にしっかり伝えて、未練のない発ち方をしたいです。
(そのためのエンディングノートです😉)


この記事が参加している募集

私のコレクション

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?