美容室運営を続けるには?

私が美容室を開業したのは2017年。4年前。

道行けば美容室が近隣に必ずある時代。
今後もこの状況は変わる事は無い、、
始めやすいビジネスの分、激戦化としている。

勝ち抜く方法としては様々ありますが、実際に私がリアルを通して営業を続けて来れた内容をお伝え致します。

目次としては下記の通り。

1.ターゲットの再確認

2.広告の使い方

3.営業の本質

4.エリアの拡大

5.sns活用方法

6.単価設定の見直し

7.結局は美容師をやる以上技術が全て

『ターゲットの再確認』

ここのはとても重要項目ですね。
まず自分はどのようなお客様を施術したいか?!ここがポイントです。
的外れなターゲットが多くご来店されても得意技が出せなければ意味がありません。
なので必ず絞ったターゲットはブレずに続けることが大切です。余裕が出て来たから層の拡大を考えても遅くはありません。
自分の得意とする技術は何歳代に受けるのかを考えても呼び込む事です。
例えば、カラーが好きで得意とする技術がブリーチワークだとします。
そのブリーチをされる年代はどこか?
また、ブリーチで派手にするのか、落ち着いた透明度を出す為だけにブリーチをするのかで分かれて来ます。
落ち着いた色かつ、透明度を求める層。その層の方は普段どんな生活を送っているか?!
と、しっかり施術を提供したい方々を想像して絞ると良いだろう。

『広告の使い方』
お店を運営していく上で1番と言っても過言では無い集客。
ここに関しては気になる方が多いのではないでしょうか?!
常に課題とされているし。
結論。無料広告となる物は全て使え!です。
Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeこれら全て使う事をオススメします。
何故なら無理ツールで拡散が期待できるからです。
費用が無い分ダメージがほぼ0。
私自身全てやっております。フォロワーを増やしたいとか特に無く、お店を知ってもらう為に発信しています。
発信しなければ存在しない事と一緒なので、是非ここらは使うと良いでしょう。

有料版で行くとホットペッパーです。
ホットペッパーは既にリクルート側が集客を終えているので集まっている所からお客様を導いてもらうと言う感覚です。
莫大に抱えているので自分が施術したいターゲット層は必ずと言って良いほど存在してくれます。
ホットペッパー広告も掲載してもらう事がオススメです。

『営業の本質』
実際に皆さんは買い物をしていてあの店員さん対応良かったな。や店員さんが素敵だからまた行ってみたいな、など経験した事はありませんか?間違いなく有ると思います。
営業の本質は相手側が望む事、思う事、喜ぶ事、これらだけ、のみ、を徹底的にやるだけです。
喜んでもらえなさそうな事は一切しない。
一見当然の事と思うかもしれないが当然が出来ていない人が非常に多すぎる。
当たり前を常に掲げて、当たり前に良い接客をする、当たり前に可愛く仕上げる、カッコよく仕上げる、そうすると当たり前のように帰って来てくれます。

『エリアの拡大』
皆んなが考えて良くやりがちな近くの人を集客しようとする事です。近いと元から存在していたお店が強いに決まっています。
勿論近くの人を考えないわけでは無いです。
逆からやると良いと言いたいです。逆からとは?遠くから集客をするです。
遠方からの来店の方が常連さんになってくれる事が傾向的に多いのです。
視野を大きく広げ、エリアを広げて考えるとより良いだろう。

『sns活用方法』
現代社会でこれがなくては話にならない。
Instagram、Twitter、Facebook、YouTube、TikTokどれかは見たことがあるのではないだろうか?
これらは全無料で使えるツール。活用しない術は無い。
発信するだけでお店を知ってもらえる。不利益な事は無いと思う。
今のInstagramは販売までが出来てしまうから美容室の店販商品なども販売ができて、利益効率が良くなる。
ecサイトなどは一から作る必要などなく、プラットフォームを使えば物販は店舗以外でも販売は可能なのだ。
自分の強みの技術と共にプラスαで物販をすれば利益効率は遥かに良くなるのだ。
やり方は様々だが、1番ベターの流れは来て頂いたお客様にsnsをフォローしてもらい、店舗で販売している品を購入して頂く。この流れを作ると強い。他にも来店が無くても品は購入してもらえる事だってあるのだから確実にやっておいて損は無い。

『単価設定の見直し』
人数×単価で店舗の売り上げは変わってくる。
その為しっかりとした単価設定は必要だ。
長きに渡って営業を考えているのであれば尚更だ。
店舗を残す上で低く単価を設定して入口を大きくするのは常套手段と思われがちだが低い単価で忙しいと体力が持たない。ましてや技術レベルすら落ちる事もある。
低単価を批判しているのでは無く、最初に低単価を掲げてしまうと後々に上げづらくなると言うデメリットもあるのだ。
営業するエリアの金額よりは高めに設定しておいた方が絶対に良い。
質の良い技術、接客を提供する事も出来る。
万が一、高単価設定で来店がされなかったら下げていけば良いのだ。
まずは自信を持って強気の設定で行ってみていいと思う。

『結局は美容師をやる以上技術が全て』
美容師の仕事は頭にデザインをする事。
すなわちデザイン料を頂く事。職人芸だ。
デザインをするにあたってお客様の中のオンリーワンにならなくては再度ご来店していただく事はゼロに等しい。
職種的に好きで始める人が多いはず、学校の先生や親から頼まれて勤めている人は少ないはず。好きで始めているのだからとことん突き詰めて当たり前だが、とことん勉強してお客様に技術を提供する。
皆さんはいかがでしょうか?気持ちを込めて技術を磨いているだろうか?もし、かけていたのであれば今から初心の気持ちに戻して更なる技術向上に努めてみよう。

この様にたくさんお伝えしてきたが、運営を続けるには上記は必ずと言って良いほど必要だ。
存続させるのって結構大変です。
大変な時にこそこちらをまた読み返して頂ければと思います。

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