転職サイトと転職エージェントの違い

看護師が転職を進めるうえで特に役立つのが転職サイトです。
転職サイトには、おおまかに転職サイトと転職エージェントの2種類があり、どちらも転職の求人を扱うサービスですが、使い方は大きく異なります。

まず転職サイトの場合、サイト上に掲載されている求人情報をチェックし、利用者が自ら職先に応募する形が基本です。
求人情報を掲載している求人情報誌や、フリーペーパーのインターネット版と考えると分かりやすいでしょう。

一方、転職エージェントは、人材を必要としている職場と転職先を探している利用者を取り持つ仲介サービスです。
このような人材が欲しいという、会社からの依頼を受けた転職エージェントは、条件に合っている利用者を職場側に紹介します。
転職エージェントは、人材を紹介することによる成果報酬で利益を得ているため、利用者の転職のサポートに親身になって取り組んでくれるのが大きな特徴です。

転職サイトを利用する場合、多くの求人情報をチェックできるものの、求人情報のチェックと応募を自らこなす必要があるため、利用者の負担が増えやすいのが難点です。

一方、転職エージェントは利用者をサポートする仕組みが整っており、面接や書類の書き方などに不安を感じている人に向いています。
ただ、求人情報の数は転職サイトよりも少なめな場合が多く、必ずしも理想の条件の職場が見つかるとは限りません。
このように両者の特徴は大きく異なっています。
転職を着実に進めたい看護師は、双方のメリットとデメリットをじっくり比較検討してみてください。