見出し画像

WEEED Project⑧ゴールを決めて、たくさん試そう!

こんにちは!クルーのやなーです。
今回は、WEEED Project第8回の活動をレポートします!

WEEED Projectって?

WEEED Projectとは、身の回りにある草と私たちがどう付き合うかを考えるプロジェクトです。
当初、草刈りロボットの製作を行う「WEEED Robot Challenge」として活動がスタートしましたが、「本当に草は刈るだけなのか?」という問いが生まれ、草とのつき合い方を考えるところから再始動しました(詳しい活動内容はnoteをご覧ください)。

活動のスケジュールを共有!

まず初めに、このWEEED Projectのスケジュールについて共有します。

このWEEED Projectでは、10月に行われるイベントでひみつ道具をお披露目することを目指すスケジュールとなっていました。

新しいスケジュールでは、プロジェクト内部で各々が制作したひみつ道具を紹介するお披露目会を8月末に行う予定です!

ここまで一緒に活動してきたメンバー同士でひみつ道具を見せ合う機会ということで、私たちクルーも楽しみです!

作るものを決めて、いざ制作!

スケジュールの共有が終わったら、チームに分かれ制作するひみつ道具について改めて話し合います。

活用チーム

活用チームは最初、どのような草マットを作るのかについて、意見を出し合います。

ここで大活躍したのが、前回の活動で作ってみた2つの草マット!

前回は、茎を組み合わせて作ったものと、葉をアイロンでくっつけたものの2つを試作してみました。

茎で作ったマット
葉で作ったマット

茎で作った草マットは強度が高く、葉で作った草マットはふかふかだったことから、「茎で作ったマットを土台にして、上に葉で作ったマットを乗せれば良いものができそうだ」という仮説を立て、これを基本の構造にすることに決定しました。

「草マットはキャンプ場でぜひ使ってほしいな」「草マットができたら、土台にタイヤをつけて動くマットにもできそう!」といった、草マットができた後のアイデアも出ていたようですよ!

草マットの構造が決まったところで、まずは上に載せる葉が材料のマットを作るための実験を行います!

実は、先ほど紹介した葉で作ったマットは少し崩れやすく、強度を上げる必要があります。

強度を上げるためのアイデアを考えたところ、いつもレーザーカッターで使っているMDFが、木の破片を接着剤を混ぜて圧縮することで作られていることから、これと同じく接着剤を混ぜたらどうかという話になりました。

ということで、早速のりやボンドを混ぜて圧縮してみます!

すると、乾燥させたあとは接着剤のベタベタ感もなくなり、強度のあるフワッとしたマットを作ることができました!

左:液体乗りを混ぜたもの、右:ボンドを混ぜたもの

これで葉の部分の草マットのレシピは見えてきましたね!

環境チーム

環境チームでは、フィールドでの実験を踏まえて、それぞれのメンバーが作りたいものを具体的にしていきます。

まず出てきたのは、草を使った扇風機!

葉を羽にした扇風機で、草の匂いを感じられそうなアイデアですね!

扇風機のメモ

早速、どうやって扇風機を作るかを考えていたのですが、前回登場した手作り草刈機の仕組みが参考になりそう。

中の構造などを見ながら、使えそうな部分をアイデアに加えていきます!

声に反応して近づいてくるといった、ロボットらしい機能も考えているようです。どんな扇風機が完成するのか、楽しみですね!

一方、別のメンバーからは、「枕やクッションを作るために、葉っぱだけを取ることができる機械を作りたい!」というアイデアが出てきました。

何やら活用チームと協力できそうなアイデアです笑

そこで、まずは活用チームも実験していた草のプレスを体験してみることに!

今回は少し硬めの草をチョイスしたこともあって、圧力だけで潰すのは大変な様子でした。しかし、「乾燥させたり蒸したりすればできるかもしれない」といった手段をすでに考えていて、次の実験も楽しみです!

次回は?

今回は、お披露目会に向けて作るひみつ道具を決めた後、たくさんの実験を行いました。

手を動かして試していると、思った通りの結果になる時もあれば、全くイメージしていなかった結果になる時もあります。たとえ思っていた結果ではなくても、わかったことを次に活かすことができるため、「とりあえずやってみる」ことの大切さを、いつも実感しています!

次回はどんな実験をして、どんな発見があるのか?レポートをお楽しみに〜!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?