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発表!!第1回ビビの再生工場シナリオコンクール!!

10月4日から約2ヶ月、
個人で賞金を出すシナリオコンクールを
多分、日本で初めて開催し、
11月30日正午を持って、
締め切りました。

ここ2~3年でシナリオコンクールにて評価されなかった
落選作品を再度直して他のコンクールに応募しよう、
という企画です。

当初のご案内の通り、
3名の「受賞エントリー」の方には、

それぞれ、

3位
2位
最優秀賞

を授与いたします。


応募作品の概要です。

応募総数 9名

うち過去受賞経験者 3名

落選コンクール
ヤンシナ、NHK、城戸賞、S1、新人シナコン、テレ朝


賞金総額 ¥38,000


お待たせしました。

受賞者の発表です。

もしかして自分かも?
と思えるかもしれないので4位から9位までの寸評を入れておきます。


9位:やりたいことはわかるけど実力がともなっていないのとネタが古いうえに最近の有名作品と被っている。
8位:物語がステレオタイプで古い。主要人物の差が薄くメリハリがない。登場人物の感情をもっと揺さぶって欲しい。
7位:スキルもエンタメ性もあるが某有名映画と同じ映像とストーリー先行のよくある話では評価しづらい。

6位:地方都市は良い。ドラマを描こうとする姿勢は感じる。ただネタがありきたりなので取材等の努力をして欲しい。

6位までは受賞レベルに達する「武器」をまだ持ち合わせていませんでした。
5位以上は受賞のチャンスを感じる「武器」を持っている作品でした。
ですので6位以下と5位以上の差はさらに大きいと感じました。
「武器」は作品によって違うのでここでは割愛します。

5位:主人公のキャラが圧倒的で感情移入がたやすい。ネタも展開も面白い。仕上がりが丁寧。ただ新しさがあと一つ足りない。
4位:登場人物が全員かわいい。ネタも意外性がある。荒削り感もあるが最後はじんと来る。ただストーリーがマンガっぽい。

※応募された方でご自身の明確な順位を知りたい方は、
お気軽にお申し出ください。

では、受賞者の発表です。


第3位


中村友彦さま

賞金:
¥8,000

副賞:
今後のビビ分析における「受賞者割」


普遍的で誰もが感情移入のしやすい「友情」という、通常の私ならバカにしそうなテーマなのに、そこに今性を多く取り入れ、古くさいテーマを新しく見せようと挑戦した非常に優れた企画だと思います。この企画ならどのコンクールでも戦える大きな武器です。
ただし、シナリオの技術面が追いついていないのと、作家自身がこの企画のポテンシャルに気づいていないので、今後はぜひ受賞者割を活用し、直して直して直しまくって2022年の受賞を目指して欲しいと思います。


第2位

仲村弦己さま


賞金:
¥10,000

副賞:
ワイン

シナリオの完成度は今回応募された中で一番だったと思います。また、「今」だからこそ描ける要素をふんだんに取り入れたアイデアが秀逸で、某コンクールで落選させた審査員がアホに見えます。
とはいえ現状のようなストーリー先行では最終的に「なんかどっかで見たことある話」になってしまうので、いかにオリジナリティを追求し、人間ドラマを膨らませられるかが今後の課題です。


第1回再生工場シナリオコンクール

最優秀脚本賞

下野間あいさま

賞金:
¥20,000

副賞:
今後のビビ分析における「受賞者割」

最初に1位をつけてから一度もその地位が揺らぐことはありませんでした。
私の知らない言葉と最近の価値観、意外性の高い展開。最後の一行までテーマを展開させる努力。この話についていかれなかった審査員は老害認定とさせていただきます。
ただ、斬新さは紙一重の部分があり、評価が分かれる作品でもあると思います。「この1本を愛してくれる人(審査員)」に出会って欲しいと思います。


受賞された皆様、

おめでとうございました。


あらためて、
ご応募いただいた皆様には深い感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
さらに参加されなくても気になってこのブログにアクセスしてくれた応募予備軍の皆様にも感謝とともに今後のビビ分析お申し込みの期待をしています。ありがとうございます。


賞の具体的な基準を知りたい方はブログをどうぞ。お得情報もあるよ♪



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