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LOVEウォーキング・デッド


ウォーキングデッド以前の好きな海外ドラマ

元々幼少のころから大のテレビっ子で、アニメ、バラエティ、連続ドラマ、2Hサスペンス、金曜ロードショー、なんでもよく観ていた。
海外ドラマでいえば、B'zが主題歌を務めていたXファイルは家族の中の誰が好んで見ていたのか覚えていないがよくお茶の間で流れていたように思う。

大人になってからもいろんなテレビを観ていて、DVDレコーダーが我が家にきてからは、深夜などの番組も録画して観れるようになり、気になるものは逐一録画していた。
その中で深夜に海外ドラマをちょくちょく放送してることに気づいて、当時日本人俳優が「ヤッター!」と言って話題になっていたHEROESがやっていたので録画し始めたのを覚えている。
このHEROES、簡単に言えば能力バトルモノで、毎話毎話新たな能力が誕生したりすぐ人が死にそうになったりとにかくハラハラドキドキが絶えないジェットコースター系ドラマ。
すぐ虜になって大好きになって、今後私の中の海外ドラマ大好きランキング1位は揺るがなさそうと思っていたドラマだった。

その後も日本にやってくる海外ドラマはよく観ていて、

ER緊急救命室
人間ドラマがめちゃくちゃ好き。映像もめまぐるしくぐるぐる動き場面が転換するので飽きさせない、ジョージクルーニーの存在感がすごい。

ホワイトカラー
囚人であるスーパーイケメン天才犯罪者が事件解決のためおじさん刑事とバディを組む、事件解決の手腕が誠にお見事。天才犯罪者ニール役のマットボマーがとにかくめちゃくちゃかっこいい。

エレメンタリー
現代版シャーロックホームズと相棒のワトソンが女性という珍しいシャーロックホームズ。どの作品でもシャーロックホームズは変人だけどこのシャーロックはヤク中っぷりが半端ない。

などなど、大体テレ東の午後に海外ドラマ枠があったのでそこで出会って好きになった作品が多かった。

海外ドラマと日本のドラマや映画との違いで好きなのが、ヤク中が主人公だったり重要人物だったりするのが大きな声では言えないが気に入ってる。

ウォーキングデッドとの出会い

2020年の4月、アマプラでなんか長く観れるやつないかな、と探していたところ、勝手にオススメによく出てきたのがウォーキングデッドだった。
ウォーキングデッド、名前だけはよく目にしていて、でもただのゾンビものでしょ?とちょっと避けていたところがあった。
シーズン1の配信は2010年とも書いてあって、今更10年も前の、映像が古かったりしないかな?なんて思ったりもしてた。
でもその時コロナ禍もあって多分めちゃくちゃ暇だったんだと思う、シーズンが長く続いてたし、とりあえず観てみるか、と観始めることにした。

1話、終盤になる頃には、え?それでそれで?と前のめりぎみに観ていた。
1話で興味をひかなければ観るのをやめとこ、なんて思っていた自分はどこへ。すぐさま次へのタブをクリック。
それからはもう、来る日も来る日も次へ、をクリックしてしまう日々。
朝起きて家の中のことをあらかた済ませると午前中からウォーキングデッド。
昼を済まし、あるいは観ながら昼食をとり、夕飯の時間まで見続け、夕飯を済まし夜一目散にウォーキングデッド。
寝るのはいつも大体23時頃なんだけど、深夜2時あたりまでウォーキングデッドしてしまう時もあった。

そんなにのめりこむぐらいとにかくこの世の中で一番面白いとまで思える作品だった。

ウォーキングデッドが一番になる理由

かくしてウォーキングデッドは今までの海外ドラマ大好きランキング1位のHEROESを抜き去りトップに躍り出た。

ウォーキングデッドは、ただのゾンビものではなかった。
ひたすら人間のことが描かれてた。
この世で怖いのはゾンビなんかではなく、人間が一番怖い、をめちゃくちゃ突き付けてくるドラマだった。
そして後半はゾンビはほぼ飾りみたいになる。

TWDザ・ウォーキングデッド内でゾンビという単語は出てこない。
一番の呼び名はウォーカー

一体何が一番印象に残っているかというと、シーズン毎にメイン悪役、みたいな立ち位置の人が出てくるんだけど、みんな怖かった
しかも毎回、前回を上回って怖い人が出てくる。
提督ガバナー怖かったし、その前のミショーンだって得体が知れない時はめちゃくちゃ怖かった
人も怖いが出来事も全部怖い
一番最初のクライマックス、CDC(疾病予防管理センター)も怖い、農場での出来事も怖い、とにかくどこにいっても救いがない、安住の地などどこにもない!が延々と続いて、怖いのオンパレード、終わりのない悪夢状態だった。

怖い、が一番に出てきてしまうのに、なぜこんなにも面白いのか。
私はこれを最高の刺激を与えてくれる作品と認識しているのかもしれない。

ちなみにウォーキングデッド内一番の刺激は間違いなく最強で最悪の悪役ニーガンのあのシーン。
ただドラマを観ているだけなのに、あんなに緊張して心臓がバクバクした経験を超えることは今後きっとないであろう。

あとシーズン終盤には政治、国を統治するということがどれだけ難しいものかが痛いほどよくわかって、本当に物語を作るのがお上手だなと感心した。

フィアーザウォーキングデッドも大好き

ウォーキングデッドにはスピンオフ作品が結構あって、中でもフィアーザウォーキングデッドという作品は本編のほうに出てくるキャラクターがフィアーに出張して出てくれるということがあるので作品に惚れこんでいる私としては垂涎もの。

本編キャラ以外にもフィアーオリジナルに私は好きなキャラクターがいっぱいいて、主人公であるマディソンは女版リック(本編主人公)と言われていてこの方ももちろん好きだが更にその息子のニックが救いようのないヤク中。
海外作品はやっぱりこうじゃないとね、のお手本のようなキャラクターで好き。

そしてそこまで重要キャラではないかもしれないけどトロイというキャラがマディソンに母性を求めて絡むのが可愛すぎてたまらずお気に入り。
海外作品の中で唯一推しにしたい!と思えた大好きキャラ。

しかしフィアーは本編からの出張組モーガンの無双がヤバすぎる。
モーガン自体もヤバいが周囲もモーガンなら全てなんとかしてくれる!と、大なり小なりの全ての事案を全部丸投げしてくる。ヤバイ。

でもそれすら愛おしく思えるほどもはや作品を丸ごと愛してしまっているので、ウォーキングデッドには魔性の魅力がある。

こんなに好きなのに、本編の最後をまだ観ていない。

私の中ではまだ生き続けているウォーキングデッド。

最高の作品だ。

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