見出し画像

『いかに早く落ち着かせるか』が鍵

発作が起きた時の症状は、何が強く出るかは人それぞれですが、だいたい同じような症状が出ます。

私の場合は【動悸・息切れ】がメインです。
いやぁ…、これがまた辛い。
たかが動悸、たかが息切れと思われてしまいそうですが、発作が起きている時は【死んでしまうかもしれない(それに相当するほどの事が起きるかもしれない)】という恐怖の真っ只中にいる状態です。

壁に頭を打ち付ける人もいれば、意識を失う人も居ます。

パニック障害や不安障害をお持ちの方(またはご家族)で、パルスオキシメーターを持っている方はいらっしゃいますでしょうか?

因みに、私は持っています。
もう、持っているというより【常に共に】です!

長年使っている為、画面が汚くてゴメンナサイ…

これが何の役に立つんだ!?と思われますよね。笑

長年、発作と付き合っていると時々『なぜ私は発作を起こしているのか?』と疑問に思う時がありました。
例えば、家に1人っきりになってしまう時に発作を起こし、家族に泣きながら「行かないで」とお願いをしていまう。

もうその時は、呼吸も苦しく心拍音は身体中に響くほど大きくなっていて、頭の中はグチャグチャです。

・1人で居るときに何かあったらどうしよう
・もし倒れたらどうしよう
・出かける家族に危ない事が起きたらどうしよう
・なんで心臓の音はこんなに大きいのだろう
・あ…指先が痺れてきた…
・それにしても今日は良い天気だ
・呼吸苦しすぎる、酸素ないよ、死んじゃう…!
・泣いて叫んで困らせるだけなんだよな…
・ところで忘れ物ない?

と、まぁ脳内は意味不明です。
どこか冷静な自分と、全く冷静じゃない自分が私の場合は存在します。

そんな私の一番の恐怖は、やはり【死んでしまうかもしれない】なんです。
もう少し詳しく言うと発作により息が上手くできなくなっている事なんです。
因みに実際、呼吸はできています。
呼吸はできていて、体内に酸素もちゃんとある。
だから気絶しても、早ければ30分程で回復します。

※回復時間は人それぞれです、私の場合は30分程というだけです。

そこで思いついたのがパルスオキシメーターでした。

【正確に自分の体内酸素濃度を知る】

そうすると、なぜか少し脳が冷静になるんです。

息は苦しいけれど、酸素が無いと脳が勘違いをしているだけであって、実際には酸素は届いている…。
そうか、酸素あるんだ…。
ん?まぁ泣き喚いたら普通の人でも苦しいよね。
心臓が飛び出るんじゃないかってぐらいドクドク聞こえてるけど、別に心拍数も正常範囲だしなぁ…。

やっぱり脳の勘違いか…

少しでも冷静になれば、薬の効き始めも気付きやすくなります。
パニクってる状態だと薬が効き始めていることにも気づくのが遅くなります。


子供がパニックを起こしたら

親御さんは絶対に慌てないでください。
焦ると思います。
焦ると思いますが、親御さんが焦ってしまうと子供に伝わります。

可能なら抱きしめてあげてください。
不可能なら手を握ってあげてください。
人の温もりは安心させる作用があります。

パニック発作のお薬を持っているのであれば、早めに飲ませてください。
飲むのが難しい場合は、とりあえず口の中に入れてあげてください。

【気を逸らす】のは、とても効果的です。
変な話かもしれませんが、薬の苦さや味で気が逸れることもあります。
とにかくパニック状態から目を覚まさせる事を頑張ってください。

私で良ければいくらでも相談に乗ります。
話を聞いたり、一緒に悩む事しかできませんが、何かしら力になれることがあるなら私は力になりたいです。


本日も私の拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

どうやったら生きにくい世の中から脱出し、自分らしく生きていけるのか。
一緒に考えることができたら良いなぁと思う今日この頃です。

くだらない話から、役に立つかもしれない情報まで。。。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?