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ひまそらあかね(4)思考共有のスピード化

公金tと入力したら公金チューチューが検索ワードに出てきた
それだけ使われている言葉ということだろう
取り上げないマスコミがいるらしいがセンスがないのだろう
他の言葉に置き換えたら公金の不正使用あたりになるのだろうがニュアンスが変わる

公金チューチューには、不正ギリギリのラインでしれっとしているイメージを感じる
世の中のために良いこと素晴らしいことをしているという名誉や地位を得つつ、内実は伴わない感じがそこはかとなく漂っていて実にしっくりくる
何より細かな説明抜きでもニュアンスが伝わる

私が暇空茜さんを追い続けた理由の2つ目がこれだ
彼は複雑な事象をギュッと縮めた面白い言葉を使う
だから時間が経っても、なんの話をしているかすぐに分かる

頭の回転が早い人特有の脱線や、あちこちに話が飛ぶ特徴はある
それでも言語化能力が高く、分かりやすく言い換える力があるから脱線した話がスムーズに元に戻る

もしひまそらあかねさんが都知事になったら、一緒に仕事をする人のスピードは今より速くなるはずだ
暇空用語で、ことの本質が共有しやすいからだ
みんなのスピードが少しずつ変われば仕事が捗る
それは都民に還元されていく意外と重要な部分だと思う
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【振り返り】
今は凡人の私ですが、子どものころ地元の神童だった時代が一瞬だけあります。その頃のことを思い出すと、周りと時間の感覚が違うような感じでした。

例えば、筆算の授業で17+6をやるとします。
先生は縦に数字を並べて「一の位に書く数字はー?」と促します。
みんなは「3」と言います。
私は「23」と元気良く答えます。
間違いです。先生の質問に正しく答えていませんからね。

例えば、土砂が流れる仕組みを考えます。
先生が「上流に大きな岩や石があるのは何故でしょう」と聞きます。
私の答えは「だから海のそばは砂浜なんだ!」でした。
間違いです。先生の質問は上流の話ですからね。

暇空茜さんは、一瞬私が垣間見たあのスピードよりももっと早い世界にいるというのが私の見立てです。
興奮しているようで、出すべき情報、伏せておくべき情報を判断し、共有しやすい言葉を適切に配置し、またその言葉で相手の行動を縛り、例え話で相手の目線に降りながら「分かる?」「これで分かった?」と何度も確認する細やかさは、暇空茜さんのすごいところだと思っています。
オタクではない私は、暇空茜さんが挙げている例え話の三分の一は分からないときがありますが、そのときはチャット欄が助けてくれます。集合知というのは面白いものです。











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