「パターナリズムな人」父権主義な専門職とソーシャルワーカーは連携できるのかchatGPTと導き出す戦略・戦術は?
【結論】
人は変わらない。
けれど、
チームなら変われる。
この結論に至る戦略・戦術は以下のとおりです。
パターナリズムとは
では、パターナリズムの実例について紹介しましょう。
「他の子を見て自分の子がどう違うのかよく考えてみて!自分の子がどれだけ遅れているのか、他の子と比べてよく考えて!今の年齢ならあれくらいのことができていないといけないんだよ。ママはピンときていないみたいだけど、遅れているんだよ!わかる?」
これは、幼児健診で専門職が言葉の遅れの疑いがある子どもの母親に対して、キリキリとした甲高い声で、かつ早口で言った言葉です。
あなたの職場にも、このようなパターナリズム的アプローチをする人いませんか?
今回は、私の長年の苦しみであった、どうにも容認できない、見逃すこともできない。「人は変わらない。」
でも、専門職同士ずっと一緒に仕事をしなくてはならならない。
そんな悩みを解決する戦略・戦略を、chat GPTと導き出したいと思います。
なかなか強力なワードの数々ですが、これを言われた子どものお母さんはどんな気持ちだった?
❶「この人の言うとおりにすれば間違いない。この人の言うとおりにしよう。」
❷「この人はなんて偉そうで、上からの目線とものの言い方をするのだろう。この場だけ合わせておこう。」
❸「何?この人怖い。もう話したくない。」
おそらく、❷❸の気持ちになったのではないでしょうか。
仮に、❶を選んだ場合、依存的な関係に陥り「魚の釣り方を習得することもなく、いつまでも魚をもらいに来る人」になるパターンかも。
chatGPTはこの指導方法のデメリットをこんな風に答えています。
パターナリズム的アプローチをする人との連携は可能か?
今回の幼児健診の事例で、専門職間の連携について、chatGPTと一緒に考えてみようと思います。
戦略・戦術1
💬例えば、カンファレンス、朝の会、その他定期的なミーティングの場を設けること、参加した全員が発言できるよう、ファシリテーションする必要があるな。
戦略・戦術2
💬自分たちで、ロールプレイ、プレゼン発表、スーパーバイズしてもらう等、外部から招きコミュケーションスキルをアップデートすることが大切じゃない?
戦略・戦術3
💬なるほど。保護者のフィードバックは大切。匿名で毎回健診後に書いて箱に入れてもらい、毎回上司に報告しよう。
戦略・戦術4
💬様々な専門職が個別のケースカンファレンスに参加すると、縦割りな発言になりがち。ファシリテーターが、それぞれの専門的立場から話ができるように場を作ることが大切だ。自分の話をしたら終わり!じゃない。クライエントのニーズが何なのか共有することが大切。
戦略・戦術5
💬PDCAサイクル
P(Plan)計画
D(Do)実行
C(Check)点検
A(ACT)改善
💬月に1回のミーティングで皆で指導方法について共有する。戦略1と一緒にやっても良いし、マネジメントする側が一緒にやる方が良いね。何より、クライエント本人にも入ってもらう必要がありますね。
今回、現場でどうするか?
になりましたが、組織としてどう変化するのかボトムアップで組織に働きかけること。
また、住民との信頼関係がこの取組によって構築できるのか、エビデンスに基づき評価すること。
啓発も兼ねて地域全体にフィードバックしていくことも必要かと思います。
専門職間の連携は様々な職員が、互いに理解、その専門性尊重し合える、より良い関係において、時には建設的な対立も起きる。
事業を行ううえで、専門職間の連携は必須なのです。
医学モデルとソーシャルワーク
医学モデルの指導を行う専門職と、ソーシャルワークでは、目指すところが数値なのか、ウェルビーイングなのか?
⚫︎ソーシャルワークでは、
「人はいい加減で間違うもので失敗するもの」というところからスタートする。
⚫︎医学モデルでは、
診断、数値目標等からスタートする。
医学モデルの目指す数値目標に、ソーシャルワークの視点があったら、人と人との仕事という生活のなかでも、人生の質を高めていけるよう、専門職間であってもそのようなつながりがあることが必要だ。
そして、クライエントが参加するプログラムで、共通の目標設定と、それぞれの立場から専門性を発揮し、ゴールまで共有する手段と方法を持つこと。
すなわち、自分の持ち場の仕事を責任を持ってやることではじめて機能する。
そこに、どのような課題があるのか、専門職間は見てみぬふりや、他人事では連携はできない。
まとめ
「人は変わらない、
けれど、チームなら変われる。」
と戦略・戦術を踏まえてまとめました。
そして、
私はこんなソーシャルワーカーになりたい!
「あの時あの伴走や共感や理解、励ましがあったから乗り越えられた。
そして、私は今も自分で思っているほど大変ではないのだ。
困難と思えることも一つひとつ、これからどうやって生きていったら良いのか、あの頃ソーシャルワーカーと乗り越えてきたことを思い出して、これからも乗り越えていこう。」
そんな仕事がしたい。
最後に
誰のための、何のための専門職か?
専門職は賞味期限が切れると「パターナリズムな人」にならざるを得ないのか?
専門職でいるということは、
冷静に熱く、学び続ける姿勢が必要だと思います。
情熱や使命感は必要、かつ流れる水のように。
互いの専門性を尊重し合い専門職間の連携がしたいですね。
あなたの職場にいる「パターナリズムな人」とあなたなら、どんな戦略・戦術を用いて連携に挑みますか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
私が目指しているのは共生社会です。
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