見出し画像

裁断

高二 高校生活で一番楽しい時期    らしい

クラス分け、高二から文理選択があり、それでクラス分けが行われる。学年の男子に聞く限りほとんど理系選択だった。まさかの理系男子クラスができると胸を躍らせていた。なぜなら高二と高三はクラスが一緒だからだ。

まず高一の担任、クラスメイトが教室に集まり最後のホームルーム。後にクラス、担任発表。なんとも残酷な形式。こんなの誰でも前のクラスが良いと思う。一人残らずに。

期待虚しくなんと文理混合クラスができた。どこのクラスも男女混合。自分は混合クラス。担任は文系、女の先生。去年友達の担任であり、話は聞いていた。なんか怖かった。
混合クラスの特徴というか理系の特徴としてとにかく男子、男なのだ。そもそも女子と話せないのに選択科目では同じクラスの男子としか話が合わない。リケジョは理系クラスに行くのだ。
そもそも文系に偏ったクラスであり、なんか肩身が狭かった。担任のリーダーバフもあり、女子に権力が傾いていた。

とは言っても男子である以上文理関係なく話があう。高一とは違った人脈が広がり、4月〜6月はとにかく色んな人と話した。理系の人とはそれ以上に話した。もちろん高一の頃の友達もずっと仲が良かった。

体育祭、文化祭は若干規制が緩和され開催された。合唱祭も開催され、学校行事が段々と元に戻ってきた。その中で最も楽しみだったのが修学旅行。

3泊4日、沖縄。この上ない内容だ。
しかし、修学旅行3日前に体育で膝をやってしまった。膝を曲げると激痛。心底絶望した。

すぐに病院に行った。手術は必要なく経過観察。
なんとか歩き、執念で電車に乗り空港に行った。
マリンスポーツ体験はできず、みんながやってる中ベンチに座り、シーサーの色塗りとフォトフレーム作りを体験した。
周りは全員女子。黙々とやってた。
この時の写真が学年の広報誌に載った。気まずい

自由行動は男子だけで国際通りを楽しんだ。
やはり男子だけだと気がとても楽。この時食べたものが見出しである。
修学旅行はなんだかんだいい思い出になった。

高二は新たな人脈と高一の人脈が合わさり結構楽しかった。成績も良かったし、趣味も充実した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?