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編み物の魅力

去年の6月半ばくらいから、編み物にハマっています。初めて編み物をしたのは10年くらい前で、ガーター編みのマフラーを編んだのが初めてです。その後、ショールや手袋などを図案を見て編んだりしていたのですが、ショールは使わないし、手袋もそこまでハマれなかったんですが、去年の6月にセーターを編んでからウェア系にどハマりしてしまいました。とにかく楽しい。

何が楽しいのかというと、編むのはもちろんそれなりに楽しいのですが、図案を選ぶこと、色を選ぶこと、そしてそれに合った毛糸を選ぶこと、これが結構楽しいんです。

モジュラーシンセやってる方は知ってると思うんですけど、モジュラーグリッドっていう世界中のモジュールのスペックなどをまとめてあり、さらにそれを自分でセットアレンジのできるサイトがあります。音楽だとバンドキャンプ 。作り手が作品をアップして、リスナーが買えるサイトがありますよね。

編み物にもあるんです。その二つを兼ね備えたRaverlyというサイトが!

デザイナーさんの作ったパターンがアップされていて、そのパターンを買えるんですね。そして編んだものをそこにコメントのように載せられるんです。だから世界中の人がその作品を編んだ写真なんかも見れちゃう。ここがバンドキャンプ的なところ。作品を買える(フリーもあるよ)。そしてさらにそこに自分の編んだものを参考例として載せられる。

そして、さらに毛糸図鑑みたいな機能もあるのです。毛糸の名前を検索すると毛糸のスペックが出てきて、その毛糸で登録者たちが編んだものも見られるんですね。なので、この毛糸で編むとこんな風な雰囲気なんだなとかわかっちゃうわけ。これはモジュラーグリッド的な感じですね。

あとはインスタグラムに沢山編み物の作品がアップされているので、気に入った作家さんの作品を編んでみたいなー。とか、その作品をタグで調べていろんな色合いやサイズ感を見たりできる便利な世の中です。

そんなわけで、素敵なデザインが沢山あってその中から編みたいものを選ぶのも楽しいし、さらにその作品を編むのに適した毛糸を選ぶのもめちゃくちゃ楽しいんです。

そして編み始める。編みはじめると、時間があっという間に経ってしまいますね。5時間とか6時間とか余裕で過ぎていく。模様編みや編み込みも楽しいし、形を作っていくための減らし目や増やし目も楽しいのですが、ウェアでよくあるメリヤス編みが延々と続くメリアス砂漠は無の境地で楽しめます。マインドフルネスです。

わたしは日本でよくある前身衣、後身衣、袖と別々に平面的に作ってから縫い合わせていくパターンではなく、輪針で立体的にシームレスで編んでいくものを中心に編んでいます。日本の編み図は読めないのですが、英文やノルウェー語で書かれたパターン(文章)を読んで編んでいます。

でもゆくゆくは日本の編み図にも挑戦してみたいなと最近思っていますね。

編み物も沼です。毛糸も沼。

ウェア系は実用性があって、ファストファッションに対してスローファッション的な位置付けというのも結構いいなと思ってる部分です。オーガニックの毛糸とかは高いですけどね。たまにしか買えないですが、高級な毛糸は色が素敵なことが多いので憧れです。

最近は毛糸の余も増えてきたので、帽子屋で袋、スヌードなどの小物も作っていこうかな。と思っています。

それではまた!

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