自分を構築したアルバムBEST5 / Muneyuki Nakagawa
さてさて、安倍くんからのバトンを受けて、自分を構築したアルバム5枚ということで、書いていきます。
自分を構築するというテーマなので、時系列的に幼少期からの音楽遍歴を振り返ろうかなとも思ったのですが、ちょっと変わった切り口も良いかなということで特にどの要素に影響を受けたかという感じでやってみようかなと思います。
◆「ハーモニー」の面で強く影響を受けたアルバム その①
Miles Davis "Nefertiti"
https://open.spotify.com/album/4ilAxtGR8aOj6M8X1HeHPY?si=wfA1A3MOSJqLZIi16xbncg
モードジャズの美学が凝縮された一枚だと思います。特に2曲目に収録されている"Fall"のハーモニーの美しさは自分の中で作曲する際の指針のひとつになっています。
◆「ハーモニー」の面で強く影響を受けたアルバム その②
Herbie Hancock "Maiden Voyage"
https://open.spotify.com/album/4PMwCdbTTBTgyMh8dbTVRb?si=z2Xyq-qDRCu46Em4zDeEnQ
こちらもモードジャズのマスターピースの一枚だと思います。上に挙げたマイルスのアルバムが1967年で、こちらはそれよりも2年前の1965年リリースなのでまだ比較的モードの構造はシンプルですが、その分ミニマルな美しさがあると思いますし、聴き比べることでたった2年の間でモードジャズがいかに複雑に掘り下げられたかも感じることができます。
◆「メロディー」の面で強く影響を受けたアルバム その①
Rufus Wainwright "Rufus Wainwright"
https://open.spotify.com/album/38BDbkp5RJII1ixnynG1ti?si=_Oj2tpNmR9C1BCluZ3pMpw
ルーファスウェインライトが自身の名前を冠したデビューアルバム。8曲目のBarcelonaが特に好きです。
これは彼の歌声も含めてですが、なんだかんだいってメロディーの力ってホントにすごいなと聴くたびに改めて思います。
◆「メロディー」の面で強く影響を受けたアルバム その②
Radiohead "OK Computer"
https://open.spotify.com/album/6dVIqQ8qmQ5GBnJ9shOYGE?si=aEx-lRLxT66JT1zvxsBvuA
こちらはメロディー自体というよりもアレンジ含めての一枚。メロディー自体はシンプルで新奇性がなくとも、ケレン味も含めた所謂「バンドサウンド」というものと歯車が噛み合ったときの直球なメロディーが持つ力ってやっぱすごいなと思います。
◆「リズム」で強く影響を受けたアルバム その②
Tipographica "God says I can't dance"
https://open.spotify.com/album/2RZhnMQLqrjEA6jMphvgMM?si=dCviTVHrTq293dB8Zyg02g
ポリリズムに興味を持つようになったTipographicaから1枚。リズムの原液を飲んでるような感じになります 笑
ポリリズムやクロスリズムについてはこっちのDCPRGの曲の方がキャッチーで分かりやすいですね。
Muneyuki Nakagawa
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