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【コラム】トンデモ本にしても酷すぎる

稀に、トンデモ本に出会う事はあるにしても、ここまで酷いものは初めて。
ご存知の方も多いかと思いますが、作品の解説やストーリーがここまでメチャクチャなものは今までに見たことがない。
誰でも知っている名作ミュージカル、殊に「世界四大ミュージカル」全てにおいて、破茶滅茶なストーリーで紹介されています。
帯に「入門書」的なニュアンスが書いてありますが、ミュージカル初心者の手に渡っていない事を願うばかり。
まいて、一冊の本の中で作品名の表記が統一されていなかったり、人物名の「・」と「=」が違っていたり......
著者となっている俳優さんの事務所及び出版社から、回収及び絶版の旨が発表されましたが、改訂版を出すようであれば、是非協力させて欲しい。

因みに、80箇所以上訂正・修正箇所が見つかりました。はっきり言って、コレを校了としている意味が分からない。強いて言うなら、事務所の方も念校に目を通していたら、多少はマシになっていたのでは......とも思います。

「餅屋は餅屋」。
専門的知識を持った人を絡ませないと、こういう恐ろしい事になりますし、余計な手間が掛かります。

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