オリジナル・インジケーター#2「j値」
先に紹介したインジケーター#1「RB」があります。
それを使った別のインジケーターの紹介です。
インジケーター#1については詳しくはこちら↓
RBは、相場の「状況」をひと目でぱっと理解できる
シンプルな感覚的なインジケーターとして紹介しました。
今回は、実際に「状況」を数値化します。
状況値(j値)の定義
RBにおいては、R値とB値の2つの値をローソク足チャート上に
一緒に表示することによって成り立っていました。
ただRBのみでは、目先の短期情報が欠けているので
補完情報として5足移動平均も混ぜてあげたいです。
そうすると4つのデータがあると思います。
終値
5足移動平均値
R値
B値
j値というのはこの4者の配置関係を
あらわそうとするものです。
要するに4者の大きさ順すべてのパターン(24通り)
を書き出して並べて1~24の数字を割り振ったものです。
pine
//@version=4
study("状況j")
//j
jAAa=(sma(close,10)+sma(close,100))/2
jAaA=(sma(close,10)+sma(close,100)+sma(close,1000))/3
j5c=iff(close>=sma(close,5),1,0)
jc5=pow(j5c-1,2)
jR5=iff(sma(close,5)>=jAAa,1,0)
j5R=pow(jR5-1,2)
jBR=iff(jAAa>=jAaA,1,0)
jRB=pow(jBR-1,2)
jRc=iff(close>=jAAa,1,0)
jcR=pow(jRc-1,2)
jB5=iff(sma(close,5)>=jAaA,1,0)
j5B=pow(jB5-1,2)
jBc=iff(close>=jAaA,1,0)
jcB=pow(jBc-1,2)
j=1*jBR*jR5*j5c
+2*jBR*jRc*jc5
+3*jB5*j5R*jRc
+4*jB5*j5c*jcR
+5*jBc*jcR*jR5
+6*jBc*jc5*j5R
+7*jRB*jB5*j5c
+8*jRB*jBc*jc5
+9*jR5*j5B*jBc
+10*jR5*j5c*jcB
+11*jRc*jcB*jB5
+12*jRc*jc5*j5B
+13*j5B*jBR*jRc
+14*j5B*jBc*jcR
+15*j5R*jRB*jBc
+16*j5R*jRc*jcB
+17*j5c*jcB*jBR
+18*j5c*jcR*jRB
+19*jcB*jBR*jR5
+20*jcB*jB5*j5R
+21*jcR*jRB*jB5
+22*jcR*jR5*j5B
+23*jc5*j5B*jBR
+24*jc5*j5R*jRB
plot(j)
関数化はしていませんが関数にしてもいいでしょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?