一人あたりのGDP
今回は一人あたりのGDPについて深堀りします。
一人あたりのGDP=GDP/人口 ···(1)
で求まります。
そして
GDP=(官民の支出-輸入)+輸出
で表せます。
本来長ったらしいのでひとまとめにしてあります。↓中身
( 官民の支出=民間投資+民間消費+政府投資+政府消費 )
国内総生産(GDP)は、名の通り国内で生産された総額のことなので
輸入品は日本で生産されたものではないので「-輸入」されてます。
また
官民の「生産」とするのではなく、「支出」なのもポイントです。
ただ生産したのではなく、ちゃんと売ったところまで行かないと
カウントされないようにするためです。考えられてますね。
逆に言えば「生産」とすれば、「売れ残り」も式に組み込めます。
なのでそうします。
GDP=官民の国内向け生産+輸出-輸入-国内売れ残り
これを(1)に代入しますと
一人あたりのGDP=
(官民の国内向け生産+輸出-輸入-国内売れ残り)/人口
最後に↓こちらの記事で触れたように 人口=適正人口+乖離 なので
最終的にこうなります。
わざわざいろいろ式変形を繰り返したのは
一人あたりのGDPを下げる要素を、浮き彫りにするためでした。
ここまで来たらもう答えは出たようなものです。
つづく
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